ブラザーは11月11日、同社のインクジェットプリンタ/複合機「PRIVIO」で動作する「年賀状アプリ」の体験会を東京都内にて開催した。
同社の年賀状アプリとは、PCを接続することなく、PRIVIOのみで年賀状の作成から印刷までが行える機能。11月1日に無料で提供を開始し、対応機種の液晶モニターに表示される「クラウド」メニューから「年賀状アプリ」を選択することで利用できる(要インターネット接続)。
年賀状アプリは6つの機能を用意。65種類の「デザインテンプレート」、写真とテンプレートを選ぶだけで簡単に年賀状が作れる「自動写真レイアウト」、布地や包装紙などの素材をスキャンして合成する「お気に入り素材合成」、黒ペンで描いた絵をスキャンしてカラフルに着色できる「ラブリーカラーチェンジ」、A4の下書きに沿って塗り絵をしたものをスキャンしてはがきサイズに自動縮小する「A4お絵かきシート」、手書きの宛名・差出人シートを合成する「手書き宛名シート」を備えている。
テンプレートやデザインパターンは無料のものと、同社製品のインターネット連携サービスを紹介する「ブラザーオンライン」会員限定のプレミアムテンプレートを合わせて、100種類以上を利用可能だ。
対応プリンタは、DCP-J4215N、DCP-J952N-B/W、DCP-J752N、DCP-J552N、MFC-J870N、MFC-J980DN/DWN、MFC-J890DN/DWN、MFC-J820DN/DWN、MFC-J6970CDW、MFC-J6570CDW、MFC-J4910CDW、MFC-J4510N。
JPタワー KITTE アトリウム(東京都千代田区丸の内)で開催された体験会では、アンタッチャブルの山崎弘也さん、日本書道師範の涼風花さん、ご当地キャラクターの滝ノ道ゆずる(大阪府箕面市)、レルヒさん(新潟県)、出世大名家康くん(静岡県浜松市)が出演するトークショーと、一般向けのタッチ&トライイベントが行われた(11月11日16時まで開催中)。
山崎さんは、PRIVIOのCMで声優を担当している「あしたのジョー」のキャラクターである丹下段平のコスプレで登壇。「スピーディで、簡単で、ストレスがない。“SKSN”がPRIVIOの魅力」と製品をアピールしつつ、来年の抱負を発表するコーナーでは「ブラザーさんとの契約延長」と色紙に書き、会場をわかせた。
「美しすぎる書道家」としてもメディアに取り上げられている涼さんは、「PRIVIO 年賀状サイト」の「美文字で書く年賀状」コーナーを監修している。体験会ではステージ上で書道の実演を行い、年賀状らしい「美文字」として「謹賀新年」の文字を披露。手書きした文字をPRIVIOの年賀状アプリで自動的に縮小コピーし、年賀状へプリントできることを紹介した。「文字はその人その人で全然違うので、完全オリジナルな年賀状をぜひ手作りしてほしい」(涼さん)
さらに、年賀状アプリのテンプレートで選択できるご当地キャラクターの滝ノ道ゆずる、レルヒさん、出世大名家康くんも応援に駆け付け、会場を盛り上げた。
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