製品・技術
透明な静電容量式ガラス指紋センサを開発
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静電容量式ガラス指紋センサは、スマートフォンやデジタルカメラ向けの液晶ディスプレイで展開している Pixel EyesTM に搭載されているタッチ入力技術の原理を応用しました。Pixel EyesTMでは、液晶ディスプレイ表面に指が触れた時の静電容量の変化を検出するための機能が、ガラス基板上に形成されています。静電容量の変化が起きているエリアを特定することで、液晶ディスプレイ上のどのエリアに指が触れているかを検知します。この技術をさらに進化させ、指紋の凹凸による静電容量の変化を検出する技術の開発に成功しました。本開発により、透明なガラス上に静電容量式指紋センサを形成することが可能になりました。今回開発したセンササイズ8mm×8mmの製品だけではなく、大型サイズや小型サイズへのラインアップ拡充をしてまいります。
将来的には、当社の持つフレキシブルディスプレイ技術を用い、フレキシブルで薄いセンサを実現することで、指紋センサを要する製品のデザイン自由度向上が期待できます。