もしかしてあなたもそうだったりします? 「Investor's Business Daily」に、それでもまたがんばろうという気にさせる方法が載っていたので、紹介します。

詳細は、以下にてどうぞ。

 

【1】 全体像を見る

「今あなたがつまずいた道のくぼみは、その先に広がる大きな穴の一部かもしれません」 これは経営戦略家のトム・ラスの言葉です。目先のことに捕われず、全体像を把握しましょう。大きな穴に落ちる前に、小さなくぼみでつまずいたのは、ラッキーだったのかもしれませんよ。

【2】 敢えて自分自身に厳しい質問してみる

ストレスや試練を目の前にしたら、あなたはどう対処しますか。ワーストケースシナリオを考えておきましょう。そうすれば、実際に危機に直面した時に、あなたはスマートに切り抜けられるでしょう。同僚が困っている時にも、的確なアドバイスができますよ。

【3】 結果にも責任を持つ

ビジネスコーチのジョン・ボルドーニは、「ひとりひとりが、自分の決断と、それが導く結果にも責任を持つべきだ」と言っています。あなたがもし新人でも、チームプロジェクトに対して責任を持つべきだし、上司は新人にも責任を持たせるべきなのです。責任とは重いものですが、それを持つことによって、仕事へのモチベーションを上げる効果があるそうですよ。

【4】 結果をただ待たない

やることはやって、あとは結果を待つのみ、という状況ありますよね。でも、その時でもただ待つのではなく、そこまで辿り着いた過程を振り返って、自分自身も含めたチームメンバーを褒めてあげましょう。そこで生まれるいい雰囲気が、次の仕事での成功を導くことになるのです。

【5】 情報を共有する

リーダーシップコーチのジェイムス・コーズによると、「チームの中で情報を共有すれば、一人一人が自分の分担だけに集中するではなく、自分の働きがどう全体に影響するかを考えられるようになる」のだそうです。行き詰まった時にも、自分一人で対処せずに、周囲に相談しましょう。そして、あなたがもし相談される側になったら、ちゃんと話を聞きましょう。

【6】 率先して動く

受け身で仕事をするのではなく、自ら率先して動きましょう。情報を受け取ったら、ただそれを処理するのではなく、付加価値を付けて共有するです。それがあなたや、チームメンバーの利益になります。

【7】 現実を見る

こんな結果になるとは思わなかった、ということありますよね。なぜその結果が予測不可能だったのでしょうか。それは、もしかしたらあなたが、自分と同じ意見の人ばかりに囲まれていたからかもしれません。IBDのエグゼクティブ、ラリー・ボシディは、「現実を見ることができる人、あなたに厳しい質問をしてくる人と接することが大事」だと言います。あなたのプロジェクト案に厳しいツッコミを入れてきた上司は、本当は意地悪なわけではなくて、現実をちゃんと見ている人なのかもしれません...。

【8】 リーダーシップを学ぶ

あなたがチームリーダーでも、いちメンバーだとしても、チーム全体の利益を上げるためにはリーダーシップが必要になります。リーダーシップに関する本を読んだり、講座を受けたりしてみましょう。でも、「上を立てる」という姿勢もお忘れなく。上下関係なく意見を言うイメージのアメリカでさえ、「Show some respect.」という考え方は存在するんですよ。

【9】 個人の目標を全体のゴールに結びつける

エグゼクティブトレイナーのチップ・ベルは、「スポーツの団体戦を思い浮かべよう」と言っています。個人個人がベストの記録を出せば、全体で金メダルが取れるというように、プロジェクトのチームメンバーの一人一人が、自分の目標を持つことが大事です。お互いを蹴落とし合うのではなく、励まし合って全体の利益を生み出しましょう。

どうでしたか? 失敗して落ち込んだり、やる気がなくなったりしている人に対しては、時には厳しく、時には優しく接するのがいいのですね。

あなたは、どうもやる気が起きない、という時にはどうしていますか? コメント欄で教えてください。

 

[Investor's Business Daily:Inspire Your Employees]

(山内純子)

 

稲盛 和夫
「成功」と「失敗」の法則 (単行本)

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