「Wired」の「How-To Wiki」に、宴会芸がいくつか載っています。「ヘー」と感心するものから、少し危険なものまで。まずは行ったことのない居酒屋で試してみるといいかもしれませんよ。
ワインのコルクを立たせるコルクをテーブルに対して水平に持って、コルクの長さの1.5倍の高さからまっすぐ落としてください。一点を軸にクルクル回転して、体操選手のようなきれいな着地を決めますよ。でも、これに全財産を賭けるようなことはしないでくださいね。
お札でビール瓶を開けるまず、お札を横に半分に折って、タバコのように硬く巻いてください。それをさらに半分に折って、硬くてとがった角を作ります。開いている方を親指と人差し指で掴んでキャップの下にはめ込み、反対の手でボトルを固定し、てこの原理を使うとキャップはポンと外れます。
気になる、残る7つの宴会芸は以下に続きます。
マジカルコインショットを飲んだ後のグラスに名刺を乗せ、名刺の上へバーテンダーからせびったタバコを立て、タバコの上にコインを乗せます。下から吹き上げるように息を吹きかけると、名刺とタバコは外に落ちて、コインだけがグラスの中に落ちるんです。詳しくはこちらの動画をどうぞ。ヨーロッパアクセントの男性が英語で説明してくれています。
ちょっと火遊びまずは、周りの人に「中で炎が上がっているショットグラスを手のひらだけで使って持ち上げるから賭けてみるかい?」と聞いてみましょう。それから、ショットグラスに100%のウイスキーを半分注ぎます。80%ではうまくいきません。ウイスキーに火をつけたら、手のひらをしっかりグラスの口に押し付けます。炎はすぐに消えて、酸素がなくなるのでグラスは手にくっつき、指を使わないで持ち上げることができます。
ワインボトルの中に落ちたコルクを取り出すコルクを空のワインボトルの中に落とします。そこに、細長くたたんだビニール袋を入れてください。ビニール袋の口の部分がボトルから少しはみ出している状態にして、袋に空気を入れます。その時にコルクが膨らんだビニール袋の上に乗るようにしてください。ビニール袋を引っぱると、コルクも一緒にポンと飛び出してきます。
タバコを半分に曲げる1本のタバコを、バラバラにしないで半分に曲げるトリックです。1ドル札をタバコの周りにかたく巻き付けます。その状態でタバコのフィルター部分が反対側に触れるぐらい折り曲げれば、中のタバコはきれいに半分になります。もちろん吸える状態です。
キャメルを右に向かせるタバコのキャメル、箱のキャメルは左を向いていますよね。それを右向かせてしまうんです。水の入ったグラスを2つ並べ、水を通してタバコの箱を見るとあら不思議、キャメルは右を向いています。
親指2本だけでビールグラスを支えるこれは自分でやってみせるというより、誰かをはめるのにいいトリックです。その人に、親指2本をテーブルの上に並べて置いてもらい、その上にビールがなみなみと入ったグラスを乗せ、「すごいね!親指2本だけでビールグラスを支えられたね!」と言ってあなたは立ち去るのです。その人は、その状態からグラスを動かすことができず、おそらく酔っているので、ビールをどうやって飲むかを思いつくまでに数分かかることでしょう。
指をはじいて煙を出すマッチ箱を用意します。これをバーのトイレに行って、水に浸してください。ふやけてきたら、火をつけるときに擦り付ける「やすり」の部分をはがします。流しで冷たい水を流しながら、「やすり」にライターで火をつけます。流しに落ちた黒い燃えかすを指にこすりつけてください。ここまでしてからバーに戻って、みんなの前で、指をこすり合わせると煙が出てきます。
ちょっと気が早いですが、忘年会で試してみたいものはありましたか? 火を使う危険なものもあるので、その辺は自己責任でお願いしますね。あ、あと受けるかどうかも、自己責任で。
Do Bar Tricks [Wired]
Adam Pash(原文/山内純子)
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