いつもアクセスするサイト、実は...モニター画面に顔を寄せ、目をこらして記事やニュースを読んでいることありませんか? そう言われると、「ストレスを感じながら読んでいるかも...」と感じる方は、ブラウザのフォント設定を一度見直してみるといいかもしれません。

ま、確かに「Ctrl」+マウスホイールでフォントサイズを少しだけ大きくするだけでも随分読みやすさは変わります。でも、視認性の高いフォントをブラウザで使えば、いつものサイトがぐっと読みやすくなり、さらに目の疲れを軽減できるはずです。加えて、斜め読みもしやすくなるはずですしね(笑)。というわけで今回は、私(傍島)がお気に入りのゴシック体フォントを3つ、ご紹介しましょう。

たかがフォントひとつと考えることなく、得られるメリットは沢山あるので、これを機会に、お気に入りのフォントを見つけて、ストレスのない環境を構築してみませんか。

フォントを変えてみる場合は、続きで。

 

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VL Gothicフォント

「VL Gothic」は、Vine Linuxで採用されているゴシック体のTrueTypeフォントです。

配布パッケージには、可変幅フォントの「VL Pゴシック」と固定幅フォントの「VL ゴシック」が含まれています。書体は、ポップ体にも近く柔らかいデザインで、かっちりした書体が好みでない場合はお勧めです。

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梅フォント

配布パッケージには、ゴシック体と明朝体の他に画面表示用のUIゴシック体が含まれています。明朝体以外は、フォントの太さのバリエーションが用意されているので、好みに合わせて選択できます。私が使っているのは、可変幅のゴシック体ですが、シンプルでクセの無いデザインで、ブラウザだけではなく、様々なシーンで活用できるのではないかと思います。

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メイリオフォント

Windows用のフォントですが、Vistaから標準搭載され、手軽に使えるフォントです。このフォントはClearTypeに対応しており、名前の語源のように、画面上でも明瞭で読みやすいので、紹介したフォントの中では「一番読みやすい」と感じています。

Windows XP用もダウンロードできるので、XPのユーザーも試してみる価値のあるフォントです。

今回は、3書体をご紹介しました。

書体のスクリーンショットは、あえて常用するサイズの物を選択したので、実際に表示した時のイメージをつかんでいただけると思います。

最後になりましたが、ClearType等、画面で文字を読みやすくする機能がOSに搭載されている場合は、それを有効にするのもお忘れ無く。

 

(傍島康雄)

 

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