仕事のある日は、起きたらすぐに仕事に取り組めた方が生産性は上がります。今回は、1日の始まりにすぐに元気とやる気が湧き、仕事がはかどりやすくなる8つのポイントをご紹介します。
1. 体を目覚めさせる
眠っている時は、筋肉は固くなっているので、寝起きはフラフラすることがあります。午前中の間、体を引きずるように歩くのではなく、シャキッと真っ直ぐ立って、自分を叩き起こし、大きく深呼吸を3回しましょう。英語で体を目覚めさせることを「inspire」と言いますが、その語源となるラテン語の意味は「呼吸をすること」です。
2. 頭を目覚めさせる
人生の目標を書いた一覧をベッド脇のテーブルに置いておきます。体が目覚めた後で、その目標を声に出して読み上げます。ダラダラとではなく、感情を込めて。それぞれの目標を達成した時に、自分がどんな気持ちになるかを、できるだけ鮮明に想像しましょう。
3. メールや携帯は見ない
朝起きたら、自分が寝ている間に起こったことを確認するために、携帯をチェックする人が多いです。これは良くない行動です。遅刻しそうというようなことでもない限り、職場に着くまでメールのチェックはお預けにしましょう。
4. "美味しい"コーヒーを飲む
コーヒーを飲むのが好きであれば、駅のキオスクで缶コーヒーを買ったり、会社の作り置きの安いコーヒーを飲んで、せっかくの機会を無駄にするのはやめましょう。新鮮なコーヒー豆を買って、飲む前に挽き、挽きたての美味しいコーヒーをいれましょう。自宅でいれるのが面倒な場合は、きちんと丁寧にいれてあるコーヒーを買ってもいいです。後悔することはまずありません。
5. 体に燃料補給をする
その日の体の調子は朝食で決まります。フルーツや野菜、脂肪の少ないタンパク質は、何時間も体が元気に動きます。反対に、精製された白砂糖は一時的に持ち上げてくれますが、すぐに落ちていきますし、脂っこい肉は消化をするのが大変なので、避けた方がいいでしょう。
6. 頭に燃料補給をする
通勤中は、ニュースやラジオ番組ではなく、気分が上がり元気が出る音楽を聞きましょう。その音楽をかけただけで熱狂的になるようなものを、あえて通勤中に聞くようにします。
7. イライラしないように気をつける
職場に着いたら、グズグズしている同僚を見かけるでしょう。そんな時に、自分の元気を分けてあげようとしたりすると、無反応だった場合にイラっとするだけです。元気よくにこやかに接しつつ、相手の気分を変えようとはしないこと。それはあなたの仕事ではありません。
8. 一番大事なことを最初にする
机についたら、どうでもいい仕事から始めてはいけません。そうではなく、人生の目標に基づいた、その日やるべき一番大事なことをやりましょう。そうすると、1日中やる気を持続する勢いがつきます。
8 Ways to Energize Each Morning | Inc.com
Geoffrey James(訳:的野裕子)
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