シンプルな腕まくりでは満足できないという方のためにマスターロールと呼ばれる腕まくりの方法をReal Men Real StyleのAntonio Centenoがデモンストレーションしてくれています。

この機会に崩れてこない、かつ見映えの良い腕まくり方法をマスターしてみてください。まくり方も戻し方も意外と簡単ですよ。大人になってしばらくの時間が経つというのに、実はわたくしはこの腕まくりというものが得意ではありません。ひじの部分に袖が集まってしまい、なんだか落ち着かない。ひじより下で腕まくりをしていると気がつくと袖が戻ってしまっている、などなんだかうまく行かないのです。ですが、先日友人の1人がミーティングでマスターロールテクニックを使っているところを目撃し、彼がこのCentenoの記事を紹介してくれたのです。それ以来、すでに5回ほど腕まくりをしていますが、毎回崩れることなくきれいな腕まくりを維持できています。

マスターロールのやり方は下記の通りです。または動画の1:44からの部分を再生してみてください。

1. カフスや袖口にある全てのボタンを外します。

2. 袖を裏返しに折り上げることなく一気にまくり上げます。この時に最終的に出しておきたい腕の部分よりもほんの少し腕が隠れている状態にします。まくしあげた袖は裏表が逆になっていて、折られていない状態になっているはずです。

3. 裏返しになっている袖の下の部分をだいたい半分くらいに折り上げ、裏返しになっている袖の部分を下にして折り込みます。

4. ちょうど良い塩梅になるまで調整します。この時にボタンが外れた状態で裏返しになっている部分は折り込まれた生地の部分からはみ出している状態になります。

動画の説明によると袖の裏の部分の色が違うなどシャツ自体に一工夫あればさらに綺麗に仕上がることが期待できます。この方法だとシンプルな腕まくりよりも袖がかさばることもなくとてもまとまった見映えになります。しかも引っ張りだすだけで戻すことができるので、シンプルロールよりも素早く腕まくりを解消することができます。

How & When to Roll Up Your Shirt Sleeves - Dress Shirts and Sleeve Rolling Guide|Real Men Real Style

Mihir Patkar(原文/訳:まいるす・ゑびす)