より健康になること、自分の体を好きになることは難しいことかもしれません。特に、それが休みなく(時には何年も)続く戦いならなおさらです。ただ、必ずしもそうとは限りません。

以下に、減量の道のりにおいて覚えておくべき7つのことを紹介します。

1. あなたの思考はあなたが思う以上に重要

もし、自分がどれだけ太っているか、どれほど自分の体が嫌いか、そして、結局減量には失敗するだろう、といつも考えているなら、継続していける健全な変化を起こすことはかなり難しいでしょう。

一歩さがって、意識的に思いやりを持って自分を見てください。最愛の人に話すように自分自身に語りかけてみましょう。というのも、自分自身を攻撃していては好ましい変化は得られないからです。

2. 体重はあなたを幸せにしない

私は、何千人ものやせていて不幸な人に会いました。あなたの幸せは体重では決まりません。幸せは内面のものです。それは、自分を愛すること、受け入れることです。

減量の道のりを通じて、内面的なものは外面的なものと同じぐらい重要だということを覚えておいて下さい。継続的な変化は内面で起こります。

3. 小さな前進は成功

ハンバーガーの代わりにサラダを昼食に選んだところで、大した違いはないと思えるかもしれません。しかし、それは違います。気分が良くなり、もっと力強く、生き生きと感じられます。それこそが重要なことです。忘れてはいけないのは、これが現実の世界であり、映画やテレビの中ではないということ。ですから、すべての前進は、たとえ小さくとも重要な前進だということを日々思い出してください。鍵となるのは、ひたすら前進を続けることです。

4. 辛い時があっても大丈夫

どんな道のりも同じで、うまくいかない時はあります。もう続けられない、今までの大変な努力なんてどうでもいい、降参してしまおう、と思うような時です。あなただけでなく、誰にも辛い時があるということを知っているだけで気分が和らぎます。あなたは一人ではありません。

重要なことは、辛い時から学ぶ経験を成長の機会として生かすことです。私たちは痛みと苦闘があるから成長できるのです。痛みがなければ、今いる所にとどまるでしょう。目標に勝ち負けはなく、学びと成長の機会なのです。

5. 欠乏は誰にとっても良くない

食事制限はうまくいきません。食事制限をやめて、特定の食べ物を食べるとどう感じるかに関心を向けてください。新鮮な食べ物を食べると、幸せで活気にあふれ、健康的に感じられることに気付くでしょう。

空腹感を意識してください。空腹感を感じたら食べ、満腹感を感じたら食べることをやめましょう。自分の体に耳を傾け、健康的な食べ物を選ぶことを始めれば、体が自然に従うようになります。

6. 好きなことをすることで、体とつながる

ヨガ、自然の中のハイキング、グループエクササイズ等、何でもかまいません。体を動かして楽しめる活動を見つけましょう。運動することで考えることをやめて、自身の体と新しい方法でつながれます。最も重要なのは、何か好きなことをしながら体を動かすことです。

私のクライアントの1人が、以前私に次のような素晴しいことを言いました。「もし以前の自分に何かを言わないといけないとすれば、子供の時に何をするのが好きだったか聞きます。どんな運動が楽しかったか? ということです。運動は魂のセラピーですが、大事なのは、好きなことをやることです」

Corinne Dobbas(訳:Conyac

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