うちの奥さんが現在使っているノートPCが、随分前からかなり調子が悪かったのですが、ついに買い換えることを決意したそうです。
パソコンを買い換えるときに、「WindowsにするかMacにするか?」は、多くの人が直面する問題の一つだと思います。
うちの奥さんも、随分前から調子悪かったのに、買い換えなかったのは、その例に漏れずWindowsにするかMacにするか、ものすごく迷っていたからなのだそうです。
だけど、数日前ついに、「Mac」にすることに決めたそうです。そして、「大きい画面でいろいろ作業したい!」とのことで、MacBookではなく、据え置きのiMacにすることになりました。
やっと決めたのか〜!って感じだけど、ここまで悩んだのは、これまでずっとWindowsを使ってきた彼女なりに、いろいろと思うことがあったからなのだとか。
買うことにしたモデルは27インチディスプレイのiMacの最上位のモデルです。iMacのモデルの選択は僕がいろいろとアドバイスしたのですが、長く使える物を・・・ということで奮発して良いやつを買っちゃうことにしました。
ちなみに、冒頭に載せた画像のiMacは僕が現在使っているものです。なので、もう少ししたら我が家には2台のiMacが揃ってしまう!ということになってしまいますね。
なんかすごいよね。
<目次>
MacとWindowsの良い所と悪い所を比較した結果、Macを選んだ
実は、1〜2ヶ月くらい前から、機会があったら2人で電気屋さんのパソコンコーナーとか見てまわって、WindowsにするかMacにするかすごく悩んでいたんですよ。
どっちも良い所があるし、ぶっちゃけ、用途と好みが合致していれば、どっちを使っていても構わないと思います。
ちなみに個人的には、以前は断然Macの方が好きだったんだけど、最近は別にどっちでもいいんじゃん?って感じに思うようになってきました。
Macには「BootCamp」という機能があって、Windowsも入れられます。いざとなったらWindowsでしか使用できないソフトも使用できたりするのが良いですよね。
そういう意味では、iMacを選んだのは無難な選択なのかな?とも思います。まあ、一番の問題は「値段が高い」って所かなと・・・
大きな買い物すぎてドキドキだけど、近日中に注文をする予定だそうです。
妻がMacを選んだ理由を書いていく
もう一つの選択肢として、僕が自作パソコンに初挑戦して、組んであげるという方法も考えていました。そこそこ安く済ませることもできるし、それはそれで楽しそうでしょ?
だけど、悩んだ結果iMacを購入することに決まりました。
どっちを買うかいろいろと相談をしているときに、カウンセリングみたいな感じで、Windowsを使っていたうちの奥さんがMacに買い換えることに決めた理由をいろいろと聞きました。
これから初めてパソコンを買う人や、パソコンの買い替えでWindowsとMacで悩んでいる人の参考になるかもしれないので、この記事では、その理由について書いていきます。
ちなみに、結論としてiMacを買うことに決めた!っていう話なので、どうしてもWindowsを批判するような内容が多くなっちゃうけど、「結果的にそう思った」というだけの話なので、ご容赦ください。個人的にはWindowsとMacの2つのOSには優劣はなくて、個性の差があるだけだと思っていますので・・・
ディスプレイが綺麗
27インチのディスプレイのiMacはいわゆる「5Kディスプレイ」ってやつでして、簡単に言ってしまうとめちゃくちゃ画面が綺麗なんですよ。液晶のドットとかが肉眼で見えないくらいに精細な映像を表示することができます。
一眼レフとか高級コンパクトデジカメとかで撮った写真をこのiMacの画面で表示すると、すごく感動します。写真に、ものすごいリアリティがあるんですよね。
また、綺麗なiMacのディスプレイを使っていると、不思議と目が疲れにくいというのもありますね。逆に、別のパソコンの画素数が低い画面を見ていたら、妙に疲れ目になってしまった経験があります。
だけど、これだけの高画質なディスプレイをWindowsPCで実現しようとしたら、これまためちゃくちゃ金額がかかっちゃうんですよ。
本体の性能もそれなりに良い物を・・・と考えて、高画質な外付けディスプレイと合わせて買うと、逆にWindowsPCの方が高くなってしまうかもしれません。
どうも、うちの奥さん、僕のiMacの画面を見ていたら、うらやましくなっちゃったというのが、一番の理由だったりして・・・
ゆえに、「ディスプレイの綺麗さがiMac並のものを!」と考えたら、金額的なことや、その他の性能的な面も考えてしまうと、素直にiMacを買っちゃうのが一番なのかなということになりました。
使いやすくて便利
Windowsの画像管理ソフトってあんまりいいやつがないですよね。うちの奥さん、「画像管理ソフトが使いにくすぎる!」と、よく愚痴をこぼしていました。あれってよくわかんないけど、自分でフォルダ分けみたいなのやらなくちゃならないんでしょ?ちょっと面倒すぎるよね。
ひょっとしたらWindowsでも有料のソフトだと、使いやすいのがあるのかもしれないけど、よくわかりません。
その点、Macの純正「写真」アプリは非常に優秀だと思います。僕もお世話になっているけど、基本的にはこれだけで、写真の管理と、大抵の画像補正ができます。(iPhotoから写真アプリに移行してから、さらに便利になりました。)
画像をアルバムごとに分けて管理するのが簡単です。だから、普段からちゃんと整理していれば、昔の写真もわりとスムーズに発掘することができたりします。
Macだと、多くのソフトウェアの使い勝手的に、直感的にいじれるところが良いですよね。
別にWindowsだって、慣れれば普通になんでもできるんだろうけど、うちの奥さんはパソコンマニアでも達人でも何でもないので、どうも慣れることができなかったみたいね。
その点、Macは初心者でもとっつきやすい!っていう部分はあるかと思います。
iPhoneとの相性が良い
うちの奥さん、iPhoneを使っているので、なんだかんだでMacだと便利だと思うんですよ。
Macには「AirDrop」という機能があって、iPhoneとMacのデータのやり取りとかがすごく簡単なんです。
「iPhoneからパソコンに画像を送りたい!」とか、「今、iPhoneで見ているサイトをパソコンの大きい画面で見たい!」みたいな、ちょっとした作業もワンタッチでできます。メインマシンとスマホとの連携が楽!と言うのは大きなメリットなのではないでしょうか。
他には、iPhoneで撮影した写真が自動で写真アプリに読み込まれたりとか・・・とにかく、iPhoneとの相性や、連携がスムーズなのです。
そういうのって、WindowsPCとiPhoneの組み合わせだとちょっと煩わしかったりするんですよね。ひょっとしたら、ちょっとマニアックなアプリとかをダウンロードして使えば、めちゃくちゃ便利に使えちゃう!なんてこともあるかもしれないですが、そういうことに疎いうちの奥さんにとっては、純正のアプリだけでいろいろと連携できるのは良い事なのではないかと思います。
トラブルが少ない
Macは、なんだかんだ言って、Windowsに比べたら不具合・・・というか不可解なトラブルが起こる頻度が少ない気がします。
先日、うちの奥さんのPCが我が家でいつも使っているはずのエプソンのプリンターにつながらなくなった事件がありました。
そんで、僕がプリンタドライバのところとか見てあげたんですよ。そしたら、なんでかわからないけど我が家に存在しないはずのブラザーのプリンタドライバが登録されていて、それが最優先で使用される設定になっていました。
「なんじゃこりゃ!」ってなって、速攻でブラザーを削除してエプソンのプリンタドライバをインストールし直したら、元のように普通に使えるようになりました。
Windowsのパソコンは、そういうよくわからない謎のトラブルが多すぎるんですよ。そりゃあもちろん、今回の場合もそうなんだけど、PCに詳しい人だったら「ああ〜こういうことね!」って感じで、すぐにトラブルを解決することができます。
だけど、そういう能力のない人にとっては、ものすごいストレスでしょうね〜
今回は、プリンターの話を書いたけど、他にもいろいろとありすぎて・・・って感じ。
Macもトラブルが起こることは・・・まあけっこうあるんだけど、それでもWindowsよりは少ない印象かな。
それに、機種がWindowsと違って限られているというのもあって、ネットで調べればわりと簡単に解決できることも多いです。検索すれば、情報が出てきやすいというのがMacの利点の一つだと思います。
MacはOSも機種も限定されていて、やれることも限られている部分もあるのかもしれないけど、一般的な人からすると十分な機能があるし、非常にとっつきやすく使いやすいと思います。
バックアップが簡単
そういえば、最近、バックアップに関してもトラブルがありました。
今つかっているマシンを買い換えるということで、妻のWindowsノートPCのバックアップをしようとしたら、バックアップが途中で止まっちゃうんですよ。原因は結局よくわかりませんでした。原因不明です。
だから、大事なファイルだけを、手動で外付けHDDに移すという作業をするはめに・・・
そもそもWindowsはバックアップソフトがすごく微妙なんですよ。
以前、僕が仕事でWindowsのデスクトップPCをバリバリ使っていた時も、バックアップソフトがものすごく微妙でした。有料のソフトを購入してバックアップを行っていたのですが、バックアップ出来てるのかできてないのかよくわからない感じ。そして、僕がその仕事を辞める時も、そのバックアップソフトの使い方を引き継ぎで教えるのにもものすごく苦労しました。説明書が分厚すぎるんですよねえ・・・
Windows用のバックアップソフト、前にけっこう探してすごく苦労したんで優秀なバックアップソフトがあったら誰か教えて下さい。
だけど、Macだったら純正のバックアップソフト「TimeMachine」がめちゃくちゃ優秀なんですよ。
外付けのHDDだけ買ってくれば、後はUSBケーブルで接続するだけで、ほとんど自動で、現在の状況が1時間ごとにバックアップされます。設定なんかも簡単だし、間違って消しちゃったファイルとかがあっても、ピンポイントでそのファイルだけ復活させることもできます。
パソコンのバックアップは、ものすごく重要な事なので、これがこんなに簡単にできちゃうというのは、ものすごいメリットですよ。
ダサくない
これもけっこうでかい部分だと思うのだけど、基本的にMacはビジュアル的にダサさがないです。
いや、個人的には最近のApple製品はデザイン面のダサさを感じるものもあります。
iPhone 6s スマートバッテリーケース - Apple(日本)←例えばこれとか・・・最近のAppleはどうしちゃったんだろうね。大丈夫かな。
でもまあ、iMacに関して言えば、視界に入っても違和感ないデザインだし、どちらかと言えばかっこいい!と答える人の方が多いでしょう。
その点、WindowsPCに関しては、まあ・・・もっと微妙だよね。
「PCの外見」という意味での話だと、メーカー製のPCと、自作したりBTOとかで購入する場合に切り分けて考えなくてはならないでしょう。それと、常に視界に入るのはPCディスプレイなので、なんとも微妙な話であるのはわかっています。
また、種類も多すぎます。
ゆえに、一概に言うことができる話ではないし、自作用PCケースなどには、探せば、すごくかっこ良い製品があるとは思います。ディスプレイなんかも、(けっこう高いけど)すごいビシっとしたやつがありますよね。でも、それらは少なくとも「女性が求めるかっこよさ」ではない気がします。
この辺りのデザインに関しての話は、人それぞれの好みもあるし、なんとも言いがたいところではあります。まあ、Windows系のPCの見た目は、馴染みやすい雰囲気ではあるけど洗練されてはいないよね。
そして、そういう所に非常に敏感でこだわりの強いうちの奥さんが言うには、家電量販店のパソコンコーナーを見ていても「これ欲しい!となるような感動がなくて絶望するばかり」なのだそうです。
その点、「iMacはかっこ良い」とのこと。
ひょっとしたら、今まで散々Windowsで苦労してきて、その積年のストレスが視覚イメージになって噴き出しているのかもしれません。
MacはMacで、皆おんなじ機種を持っていて個性がないから、それが嫌!っていう考え方もあるんだけど・・・まあ、ホント見た目の良し悪しというのは好みですな。
それと、普通にインターネットで検索して調べ物したりするときとかにブラウザでページをひらいただけでも、Windowsよりもなんとなく洗練された雰囲気があったりします。フォントとかの問題かな?同じページを見ていて、WindowsとMacだと表示されるものが微妙に違うんですよね。
まあね、ビジュアル的な部分でも何でもそうだけど、1回でも嫌だなと思っちゃったら、それを毎日眺めることになるとなった時に、せっかく新しいパソコンを買うっていうのに胸がときめかないですもんね。でも、Windowsだったら、安く抑えようと思えばかなり安く購入することもできるし・・・と、本人としてはかなり長期間に渡って悩んだみたいです。
「いろいろと悩むくらいだったら・・・高いけどiMacにする!」
そんなわけで、普段使っていて、ダサさを感じることがないであろうMacにすることにしたのだそうです。使っていて変なところでストレスを感じたら嫌ですもんね。
Windowsも使える
ここまでWindowsは良くないっぽい感じで書いてきてしまったけど、やっぱりパソコンを使用する用途によっては、Windowsでなくてはならないという場合もあります。
わかりやすいところで言うと、ExcelとかWordとかみたいなMicrosoft Office系のソフトなんかは、やっぱりWindowsの方が有利なんですよね。
最近は、MacのOfficeもWindowsに近い雰囲気に進化したと聞きます。けれども、もしもそれを仕事で使うとかそういうことになると、互換性が完璧ではないという話もあるし、Officeを使うのであればWindowsの方が断然有利です。
また、うちの奥さんはゲームはやらないけど、パソコンでゲームをするような人もWindowsでないと駄目ですね。その他にも、Macで使用できない、もしくは互換性のないソフトと言うのは世の中にたくさんあります。
MacでできてWindowsにできないことはないけど、WindowsにできることがMacで全部できるかと言えば、微妙にできなかったり不便だったりすることもあります。
ゆえに、Windowsにしとけば、後々に使用目的が変わったとしても無難、という考え方もできます。
だけど、Macの良い所は、Windowsも使うことができるというところなんですよね。
Macには、「Boot Camp」という機能があって、例えばWindows10を買ってくれば、それをインストールして、普通にWindowsPCとしても使用することができるようになるんですよ。もちろん、WindowsのOSに対応しているソフトであれば、普通に使えるはずです。
だから、普段はMacとして使って、たまにどうしてもWindowsのソフトが使いたい!となったときは、OSを切り替えて使えば良いのです。これで、全ては解決ですね!
ちなみに、WindowsではMacのOSは使えません。
だから、Macも使ってみたいという考えがあるのであれば、Macを選択するしかないというわけですね。
まとめ
以上のような理由から、うちの奥さんはiMacを買うことにしたのでした。
まとめると、以下のような感じです。
- 5Kの美しいディスプレイに惹かれたから
- 直感的に使えるOSだから
- iPhoneとの連携がスムーズだから
- 謎のトラブルに遭遇する危険が少ないから
- TimeMachineでバックアップだから
- 見た目がかっこいいから
- BootCampでWindowsのソフトも使えるから
いろいろと考えていったら、結局は選択肢がなかったってことなんですよね。
元々、Macへの憧れもあったりしたそうで、まあ、いつかはMacを購入する運命だったのではないかと・・・
最後に、ここまでの文章を「Mac最高!!」って感じで書きすぎてしまっている感じになってしまっていると思ったので、僕の思う、Windowsの良いところも簡単に箇条書きしておきますね。
- 対応している外付け機器が多い(キーボードなど)
- 他のOSでできることは基本的になんでもできる
- 対応しているゲームが多い。ていうかゲームするならWindows
- やろうと思えば自分で組み立て、改造、修理できる。
- Macよりも基本的に安い、激安なPCも売ってる
- 他の人と被りにくい
- 良く言えば、馴染みやすいデザイン(ソフトとハード両方です)
- Officeを使うならWindowsが良い
- 互換性の問題で、仕事に使うならWindowsが良い(会社でMac使ってるならMacが良いけどね)
以上のような感じです。
こうして見ていくと、両者は一長一短だよねということもわかってくるでしょう。
結局の所、WindowsかMacにするか?という問題は、自分がパソコンでやりたい作業の内容と、個人の好みで決めれば良いのです。どちらのOSも長所短所があるし、お財布の中身と相談してどんなパソコンを買えば良いのか決定すれば良いと思います。