・2003/03/05
WindowsCE 3.0用ソフトの開発(CASIO BE-500)
(リモートデバッグ支援ソフト公開!)
Tags: [Windows開発]
カシオ BE-500 l'agenda リモートデバッグ支援&Repllog.exe実行ソフト
FSetMemDiv/FSetMemDivPlus Ver0.0
★概要
カシオ BE-500 l'agenda リモートデバッグ支援&Repllog.exe実行ソフト
eMbedded Visual Tools 3.0 でリモートデバグをする時にラジェンダ側の
メモリ割り付け設定を変更する必要があります。
カシオのSDKにはメモリ設定ツールの SetMemDiv が付属していますが、
設定値を手動で設定する必要があるのですごく手間がかかります。
そこで、実行するだけで勝手に設定してくれる手間いらずのツール
FSetMemDiv/FSetMemDivPlus を
作成しました。
メモリ設定値は、オブジェクトストア 3192KB としています。
FSetMemDivPlus はラジェンダで ActiveSync をする為の ExeRepllog.exe の
機能も持っています。
WindowsCE FANの登録ページへ
●カシオl'agendaリモートデバッグ支援 Repllog実行のダウンロード
カシオl'agendaリモートデバッグ支援 Repllog実行のベクターのダウンロードページへ
500円
カシオ BE-500 l'agenda リモートデバッグ支援&Repllog.exe実行ソフト
・ベクターソフトウェアの人気ソフトでランクインしました!
開発環境の構築方法は簡単でした
CASSIOPEIA l'agenda BE-500製品情報
WindowsCE FAN
情報が集結している。絶対にチェック。
WindowsCE開発者向け情報
すごい役に立ちます!
l'agenda BE-500開発者向け情報
すごい役に立ちます!
BE-500の特徴:
MIPS系VR4131(166MHz),MIPS16命令セット対応
フラッシュメモリ16MB、RAM16MB(増設不可)
コンパクトフラッシュによる増設可能
240x320,32768色のSTN液晶
WindowsCE3.0
分類:PDA
CF TypeIIスロット
赤外線IrDAポート無し(←すごい不便)
カシオ独自コネクタでUSB/シリアル通信可能(ただし仕様公開はシリアルのみ)
CASIO独自のAPI
CASIO独自のランチャ
こんな感じで認識します
カシオ20P インターフェース規格
(通称ケツコネクタ)
Driver Design Guidlines for BE-500.pdfに載っています
キーイベントとキーナビゲーションの仕様
Specification for Developers_j.pdfに載っています
開発に必要なソフト(全部無料):
[MS]eMbedded Visual Tools 3.0(英語版)
リンク
、
2
、
3
日本語版はCD-ROM送料手数料で\1700です。
[CASIO]BE-500 SDK アプリケーション開発用
リンク
パソコンからBE-500の転送に必要なソフト:
[MS]ActiveSync3.5JPN
リンク
[MS]ActiveSync3.7JPN
リンク
[CASIO]ExeRepllog.exe(上記SDK内に付属)
リンク
または、
[FREE WING]FSetMemDivPlus.exe
↓LAN経由でActiveSyncの時に必要
[CASIO]ExeRepllogAs.exe(上記SDK内に付属)
リンク
リモートデバッグに必要なソフト:
[CASIO]SetMemDiv.exe(上記SDK内に付属)
リンク
または、
[FREE WING]FSetMemDiv/FSetMemDivPlus.exe
(メモリ割り当て変更ツール)
いらないソフト:
[CASIO]PC接続 Ver.1.01.05[J] (2002-9-13公開)
リンク
あると便利:
適当なコンパクトフラッシュ(プログラム転送格納用)
03/08/10追記
LANカードデバグのススメ
ひょんな事から
ダングレスコンパクトフラッシュ10Mbpsイーサネットカード
LD-CF/T
を入手しました。
早速、
ここを参考にLAN経由
でActiveSyncを使い、eMbedded VCでのデバグを行ってみました。
うをー!!ファイルの転送が速い!
ブレークポイントのレスポンスが瞬時だ!(USBリンクの時は1ブレークポイントで10秒くらいかかる。)
と言う訳で、デバグを沢山行う人はCF仕様のLANを買ったほうが断然お得です。
そういえば、
ブラウザ
使ったこと無いや。
各ソフトのインストール:
[MS]ActiveSync3.5JPNをインストールする。
たかが通信だけに7MBも食いやがるので要らない物を削除
下記のファイルだけあればよい(6MB削減できる)
wcescomm.exe
minshell.dll
pegconv.dll
tcp2udp.dll
Wcesview.dll
"モバイル デバイス.lnk"
[MS]eMbedded Visual Tools 3.0をインストールする。
SDKはCASIOの物をインストするのでいらない
VisualBASICはいらない
BE-500はMIPS系なのでMIPSを選択
縁起物なのでMIPS16(16ビトコードでプログラムサイズ小さくできる)
MIPSFP(浮動小数点命令をCPUが持っている場合BE-500は持っていない)
も選択する(意味ないかも)
インストール中
[CASIO]BE-500 SDK アプリケーション開発用をインストールする。
BE500SDK_1119.zipを解凍して、さらにCASIO_BE500.exeを実行すればOK
開発中の様子
プログラムの転送先を指定する
"\Storage Card\Program Files"
転送先はコンパクトフラッシュになります。
ビルド毎に転送を指定する
できあがったEXEファイルをActiveSync経由で
\モバイル デバイス\Storage Card\Program Files(コンパクトフラッシュ)
に転送してもOK。
私の環境:Windows2000,USBクレドール接続
とりあえずコンパイル&動作成功
TEST.LZH
リモートデバッグに挑戦!
FSetMemDivPlusでメモリ配分設定&Repllog起動
「はい」でOK
転送中の様子
よくわからんのでキャンセルで無視する
mfcce300i.dll
ime747.dll
わーい!大成功!
Remote SPY++でリモート監視中!
その他、俺必須ツール
・タスクマネージャ
・レジストリエディタ
・ファイルマネージャ
・画面キャプチャ
・Calc98(高機能関数電卓)
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