ソフトバンク、イスラエルのベンチャーと協業検討 AIやIoTで

ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長=11月6日、東京都中央区
ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長=11月6日、東京都中央区

 ソフトバンクは4日、イスラエルの半導体ベンチャー「イニュイティブ」と人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)の分野で協業を検討することで合意したと発表した。

 イニュイティブは奥行きを検知する3D深度センサーや画像処理プロセッサー、AIを活用した半導体製品の設計や開発に強みを持つ。ソフトバンクとイニュイティブは、3D深度センサーの用途を拡大させることや、ソフトバンクのIoTプラットフォームで両社が連携することなどを検討する考えだ。

 ソフトバンクはIoTやAI、ロボットなどに注力しており、先月末には日建設計とIoTを活用して保守・管理のコスト削減につなげる「スマートビルディング」の設計や開発に向けた業務提携で合意。IoTやAI分野の協業を積極的に推進している。

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