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米国人の7%「チョコレートミルクは、茶色の牛が乳から出す」 知的格差も急拡大

米国で、チョコレートミルクは茶色の牛から出てくるものだと思っている成人が全体の7%いたことが分かったニュースを伝える米CNNニュース(電子版6月16日付)
米国で、チョコレートミルクは茶色の牛から出てくるものだと思っている成人が全体の7%いたことが分かったニュースを伝える米CNNニュース(電子版6月16日付)

 チョコレートミルクと言えば、牛乳にチョコレートのシロップやソースを入れて作るものだ。クックパッドにはそう書いてあったし、別にクックパッドを見なくても、大抵の人に特段、説明はいらないだろう。

 ところが先ごろ、米国で行われた、とある調査で、チョコレートミルクは茶色の牛から出てくるものだと思っている成人が全体の7%いたことが分かり、欧米で話題になっているのだ。

■衝撃、でも氷山の一角「高校生4割、ピクルスやハンバーガーさえ…」

 6月15日付の米NBCニュースや、翌16日付の米CNNニュースや米紙ワシントン・ポスト(いずれも電子版)などが報じた。

 それによると、全米の酪農家や酪農団体の支援組織「米国乳製品イノベーションセンター」が今年の5月、全米の1000人の成人(18歳以上)を対象にオンラインで調査したところ、全体の7%が、チョコレートミルクは茶色の牛のお乳から出てくると思っており、48%はチョコレートミルクの由来、つまりどうやって作られているのかを知らなかった。

 前述のCNNはこの衝撃的な調査結果を全米の全成人に当てはめれば、7%は1730万人にあたり、それだけの人々がこんな思い違いをしているとの論調で報道。さらに「ちょっと驚きの結果だ」「理由は分からない」との同センターの担当者の困惑の声を紹介している。

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