×

川崎F新監督に風間氏 5月まで解説者と異例の二足のわらじ

[ 2012年4月20日 06:00 ]

川崎Fの新監督に就任することが明らかになった風間氏

 川崎Fの庄子春男GMは19日、次期監督に元日本代表MFで筑波大サッカー部監督の風間八宏氏(50)が就任することを認めた。

 新監督は早ければ24日の練習から合流する予定で、28日の広島戦(等々力)で初めて指揮を執る。風間氏は5月まで現在解説を務めるフジテレビとの契約期間を残しているが、満了まで二足のわらじを履くことが濃厚となった。

 風間氏の新監督就任について、川崎Fの庄子GMはこの日「(風間氏監督就任の)話を進めているのは事実です」と明かした。契約期間は来季末まで。現在のコーチ陣が留任することも同氏は了承済みで、風間氏の周辺環境が整い次第、正式発表する見通しだ。

 ◆風間 八宏(かざま・やひろ)1961年(昭36)10月16日、静岡県清水市(現静岡市)生まれの50歳。MFとして活躍し、清水商を経て筑波大に進学。80年に日本代表に初選出された。卒業後は欧州を中心に活躍し、84~85年にレバークーゼンでプレー。92~95年は広島に在籍、94年第1Sの優勝に貢献。97年引退。J通算103試合6得点。日本代表通算19試合0得点。指導者としては横浜桐蔭大、筑波大を率いた。長男・宏希(20)、次男・宏矢(19)ともドイツ下部リーグでプレー。1メートル73、67キロ。利き足は右。

続きを表示

サッカーの2012年4月20日のニュース