『CLANNAD』『CLANNAD AFTER STORY』の色彩設計を担当させていただいた竹田です。
私にとっても長い坂道だった『CLANNAD』もとうとう終わろうとしています。
この時を迎えてしまうのは、寂しいような嬉しいような……。
とても感慨深いです。
23話は朋也と渚が長い長い坂道を登りはじめる前のお話です。
作業中はキャラクター達の久しぶりの制服姿にちょっと戸惑いました。
みんな若っ!特に朋也!と大いに盛り上がりました。
見所はなんといっても「エクストリームアイロニング」でしょうか(笑)
画面がやたらに暑苦しい………。
本当にこういう競技があるというから驚きです。
途中間があいていましたが、4クールもの長い間、
視聴し続け、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
美術担当しました篠原です。
23話 番外編、CLANNADの「もう一つの大切なワンピース」みたいな感じのエピソードで、
肩の力を抜いて楽しんで見られる大好きな話数です。
久々の学園編でした。一期、二期合わせて本編では出てこなかった舞台もいくつか出てきて、
話数担当の方に作業して頂いたものもありましたが見せてもらったものが素晴らしく、
チェックも楽しくさせてもらえました。
見所はやはり、渚とたらいでしょうか。
ラストカットは、演出さんからも 「特に美しく、、、」 と、依頼がありました。
設定担当の高橋です。
「CLANNAD」「CLANNAD AFTER STORY」 通して設定をさせていただきました。
この世界では携帯電話やパソコンといったものがほとんど出てまいりません。
そういった物を介して人とつながるのではなく、人と人としてつながっていられる、そういうことなのかなと思っております。
そう考えると正月に仲間が集まってくるような関係というのはすばらしい事だと思います。
さて、22話は楽しんでいただけましたでしょうか。
今回は原画もさせていただきましたが多人数出てくるカットがあり、なかなか大変であった記憶があります。
前回の担当作監回とつながっている部分も多く、自分の中では2話まとめて一つといった感じです。
演出の山田です。
とうとう朋也が坂道から解放される時が来ました。
朋也が一番戻りたかった場所が、渚でよかった。
これからは一日一日を大切に過ごしていくのだと思います。
どうかおしあわせに。
いつか 成長した汐ちゃんに会わせてくださいねっ!
21話コンテ、演出担当の北之原です。
今回は汐を中心に考えて進めました。
朋也、汐、必死に生きようとする二人の姿は見る人にどの様に映るのでしょうか。
作業中は二人に「頑張れ」、と思わず考えてしまう事が多かったです。
どうか二人を応援してあげてください。
特殊効果担当の三浦です。
怒涛の展開の21話…いかがでしたでしょうか。
涙で霞んで画面が見えない、って方もいらっしゃったでしょう。
私は絵コンテもらった時点で泣きました(ホロリと)
最後につながった映像をチェックしている時に、色彩設計の竹田さんと
「頑張れ、頑張れシオちゃん」と本気で声をかけていたのはココだけの話です。
そして、このコメントを書く前に声入りを見て泣きました。
物の質感、頬の赤らめ等々満載で仕事内容はかなり重たかったですが、それも報われました。
気持ちが落ち着いてきた頃に見返す機会がありましたら、そんなとこを少しだけ気にかけてやって下さい。
とりあえず今は余韻に浸りたいと思います。
さて皆さん、20話は楽しんでいただけたでしょうか?
朋也と汐がようやく家族らしくなって来たと思いきや...
山本倫です。
思い返せば早いものでもう20話です。
撮影監督としてCLANNADという世界の繊細な空気感を表現したつもりなので、
更にこの美しく切ない世界にどっぷりつかって下さい。
さて、次週はどうなるのでしょうか。
どうなる朋也、
どうなる汐、
どうなる運動会、
つづく!
20話コンテ演出を担当しました、石立です。
20話は汐との絆をより深め、これからの明るい未来へと向かっていく父子のお話です。
幸せそうな二人の様子が素直に描けたらとおもい、作業しました。
楽しんでいただければ幸いです。
19話作画監督を担当させていただきました植野です。
旅行から帰ってきて汐との新たな生活がはじまります。
普段は明るい所しか見せない秋生と早苗さんの会話や直幸と向かい合う所、今回は静の感情芝居が多かったので
微妙な表情の繊細さに気を使いながら作業しました。
汐と直幸、どちらの父と子の関係もお見逃しないよう観て頂けたら幸いです。
風子の演出をさせていただきました坂本です。
みんなの風子が登場です!
久しぶりですが風子はやっぱり風子でした!
そんな風子が大好きです!
もう風子しか・・・・・・・はっ!頭の中が風子だらけですっ!!
そんな19話の演出をさせていただきました坂本です。
今回のお話でようやく朋也は直幸と向かい合います。
様々な絆が描かれるこの物語にあって二人の関係はそれとはかけ離れたものだったかもしれません。
でも、ひたむきに精一杯。不器用に不恰好に。
直幸は確かに朋也の父親であろうとしていたのではないでしょうか。
そんな直幸の「想い」を少しでも感じ取っていただけたらと思います。
今回、作画監督を担当しました高橋です。
前話からの親子旅行ですが、どこかぎこちないです。
今まで、ひとつの所に留まっていた朋也の心情が、旅行中や史乃さんに会うことで色々動き出した感じでした。
そういう変化というところで、表情に気を使うカットも多かったです。
前話数からの汐に対する接し方の変化も見ていただけると、嬉しいです。
18話は朋也と汐、朋也と直幸、そして直幸と史乃という家族の中のとりわけ親と子という
血のつながりの強さというものを実感しながら取り組んだお話でした。
父、そして娘という血が結ぶ本来ならばとても近い関係を、とても恐れていた朋也がやはり血が結んだ、
遠い母というべき史乃との出会いによってぎこちなくも向かい合っていく。
その絆の遠さ、近さに重点を置いて作っていきました。
特に汐との距離のとり方…目線の高さは気を配りました。
朋也が旅の中で少しづつ汐の目の高さに自分の目線を下げて話をするようになっていくのですが、
それが親子のつながりを示す物として重要な仕草になります。
そしてそれが効果を出す為の按配には結構苦労しました。
いつ距離を縮めるか、いくつかのエピソードの中のどこあたりなのか…
そこまでは断固として距離は感じさせなくてはならない、とすれば、どういうレイアウトにすべきなのか。
いろいろ各スタッフと一緒に試行錯誤、四苦八苦しつつやってみたつもりですが、いかがだったでしょうか?
楽しんで見ていただければとても嬉しいです。
石原です。
今回のポイントとしては朋也の汐に対する接し方に気を使いました。
子供に対する接し方が分かっていないんですね。僕自身も甥っ子と話す機会がありますが、接し方に困ることがあります。
結果、まぁ色々考えても面倒くさいので友達のように喋ってしまうのですが、これは“大人の子供への接し方ではないな”と感じています。
他人ではないけれど、親にもなりきれていない、朋也の態度。
その辺りの汐との距離を感じていただけるとありがたいです。
ラストカットがエンディングに繋がるのは、別に前から考えていたワケではなく、この話数のコンテの締め切り30分前に思いつきました。
17話の動画検査を担当しました。中野です。
今回は、渚を失ってからの朋也の思いと、身近な人との関係がこれからどうなっていくのだろうとか考えさせられる話数でした。
その中で、早苗さんの押しの強さは大好きです。
今話は朋也の人生においてターニングポイントとなるお話です。
渚の出産をひかえ、あせり、苦悩し、そして友との再会でひと時の和やかさを取り戻し、と朋也が心情によって細かく変化します。
その細やかな描写に注意して作画しました。また、今回冬の季節にあわせストーブなどといった
「物」の描写にも注意をはらっております。
主役を引き立てるそういった「物」についてもご覧頂ければと思います。
16話原画の牧田です。
担当は、玄関先の会話と、出産直後、あと回想を少しやらせていただきました。
赤子…おぎゃぁです。
担当演出さんより、リアルめにして欲しいとの事でやってみたのですが、そのように見えたでしょうか?
原画作業中、色々試しながら描きましたが、赤子のプルプル感が出てればいいなと思います。
そのあたりがご覧いただいた皆さんに画面からお伝えできていればうれしいです。
15話の作画監督を担当させていただきました、堀口悠紀子です。
今回は渚の体調の変化とそれに伴って朋也の心が不安に揺れ動き始めるという話なので、できるだけ丁寧に朋也の心情を追っていきました。
この話数通して渚は母親の顔を、朋也はまだ幼い少年の顔をさせています。
特に渚が『自分に何があっても子供は産む』と主張するシーンは、渚の覚悟と朋也の焦り、
不安や苛立ちが上手く表現できたのではないかなぁと思います。
とにかく今回の話数は二人が子供に対して持っている優先意識の違い(渚は自分より我が子、朋也は我が子より渚が大事)や、
出産に対する二人の覚悟の違いが浮き彫りになっていると思うのでその辺りを注目しながら観てもらえると嬉しいです。
15話美術背景を担当させて頂きました細川です、
夏から秋にかけて独特の季節感を画面から感じられる様に目指しました、
前半の夏のじわじわした暑さ、そこから後半のどこかもの寂しげな秋の空気感。
うまく表現出来ていましたでしょうか?
特に見所は、後半の川のシーンで、演出さんからも「ここは15話のメインだから特にがんばって」と、
数ある「15話メイン」の中、特に印象的になる様に気合いを入れております。
今後ともCLANNADを良い作品になる様、頑張りますので宜しくお願いします。
ありがとうございました。
今回から二人の新婚生活が始まります。
今まであまり生活感の無かった朋也の部屋も、渚が来る事によって一気に華やぎました。
朋也のソワソワして落ち着かない感じや、初々しくて幸せそうな二人の生活を描けて嬉しかったです。
一方、秋生の意外な趣味も垣間見られます・・。いつも以上に大人気なくはっちゃけた姿もお楽しみください。
14話色指定を担当させていただきました石田です。
この話数で朋也と渚、ふたりの生活がはじまるのですが14話の見所といえばファミレスのウェイトレス姿でしょうか。
仁科さんと杉坂さんもウェイトレス姿で登場です。
が、個人的には『チョコアンドストロベリーミックスパフェダイヤモンドスペシャル』を運んでくる漢ウェイターの腕に注目してました。
ふたりを取り巻く新しい日常生活どうぞお楽しみ下さい。
13話美術背景を担当させていただきました鵜ノ口です。
今回は季節の移ろいを盛りだくさんに、二人の未来に花を添えるエピソードです。
前半は雨のシーンをゆっくり見せるシーンですが、雨の地面の濡れた感じが上手く表現できたと思います。
後半の桜のシーンも見所です。
桜が何かしら新しい事が始まるというのを暗示させるアイテムとして上手く後半のシーンに溶け込んでくれたのではないでしょうか。
同じ場所でも時間や天候、季節の変化によってさまざまに変容する街のイメージを楽しんでいただければ幸いです。
13話の原画を担当させて頂きました瀬崎です。
主にBパートの渚の卒業式のシーン、Aパートのラストあたりなどを部分的に作画しました。
渚の長い学校生活を締めくくるシーンでしたのでとても緊張しましたが、
渚のために親しいメンバーが集まっての卒業式、皆の気持ちがつまった温かな雰囲気が出せればと思いつつ進めました。
これから朋也と渚が中心のお話になっていきますが最後まで楽しんで頂けると幸いです。ありがとうございました。
12話演出担当の高雄です。
とにかく今話数では朋也は出来る限り「人間として重く」描こう!と心に決めていました。
その為に、逃げて、もがいて、怒鳴って、自暴自棄になって…と
弱い朋也を出来るだけ生々しく描いていこう!と各スタッフと協力しながら作っていきました。
そしてその弱さを文字通り身を張って支える渚をどこまでも美しく描こうと一生懸命でした。
微妙な眉の表情や目線、髪の乱れなど力を入れて演出していきましたが、いかがでしたでしょうか?
一方朋也達と対比させて描いていったのが入道雲というモチーフです。
背景さんに「恐いくらい絶対的な空にして下さい!」とお願いしました。
結果黒く灼けた空に圧倒的な雲の存在感が印象的なラストシーンになりました。
見てくださっている皆さんに朋也達と共にある夏の時間を追体験していただければ幸いです。
12話でAパートの芳野のライブシーン、Bパートの朋也と渚が揉み合っているあたりの原画を担当させていただきました内藤です。
今回は朋也の人生の転機となる重要な話数でしたので、特に気合を入れて作業に取り組みました。
中でも揉み合っているシーンでは、朋也の心情や朋也と渚の関係の微妙なニュアンスを表現するために
演出さんとたくさん話し合い進めました。
朋也、芳野のそれぞれの葛藤を少しでも画面から感じ取っていただけたらと思います。
11話で作画監督を担当させて頂きました、秋竹です。
今回朋也は社会人として本格的に働き始めます。
今まで学校生活が中心でしたが、アパートでの生活や仕事場など、環境が大きく変わっています。
周りの人に支えられ、仕事の中で揉まれながら少しずつ成長していく姿を感じてもらえるよう作画しました。
秋生は相変わらずのノリですので、そこも含め楽しんで見て頂きたいと思います。
11話の撮影担当をしました、田中です。
11話の内容は、朋也が仕事を通して成長し、自分の居場所を確認するお話であったり、
また、互いの忙しさから、渚とすれ違いになったりしながらも、それでも二人の仲は成長していくというステキなお話でもありましたね。
仕事の失敗で緊迫したシーンもあったり、また秋生とおもちゃ屋のオヤジとのチャンバラシーンや、
早苗さんの大暴走シーンなど、コミカルな部分もあったりで、撮影もシーンにわけていろいろ楽しむことができた話数でした。
撮影では、CGであれ特殊効果であれ、そのシーンをいかに自然に美しく魅せれるかというところに焦点を当てて作業に取り組んでいます。
演出さんの指示がなくとも、アレンジしたりして試行錯誤を繰り返しています。
11
話に限らず、撮影の見所を探してもう一度見直せば、また新しい楽しさが見えてくると思いますよ☆
こんにちわ。
朋也が何かから目覚めたり、突然駆け出したり、何かを投げつけたりしている所(一部)を担当しました。
人の一生に於いて「変化」は必然だと思いますが、本話数でも、朋也が環境に促されて文字通り「変わって」いきます。
担当セクションの方々が、その心境の変化を非常に丁寧に演出されていると思いますので、楽しく御視聴頂けると幸いです。
10話で動検を担当しました藤田です。
朋也が古河家を出て、一人立ちを決意する話です。
しばらく古河パンで働きますが、日常風景やほのぼの感があふれていて良い感じです。
卒業したので私服での登場が多くなっていくと思うので、キャラのファッションにも注目です!
9話では一気に季節が流れます。
朋也も卒業を迎え、制服を描くのも最後かなあ、としみじみ作業しました。
体調を崩してしまったけれども芯に強さを持つ渚。
実は渚にかなり依存しており、弱い部分を見せてしまう朋也。
それぞれの心情を丁寧に描いていこうと気をつけました。
二人のこれからをどうぞ見守っていってください。
9話で原画を担当しました、浦田です。
渚の誕生会とクリスマスパーティーの所を担当しました。
パーティーに、春原みたいなキャラがいると楽しいですね。
あんなに大勢でホームパーティーする機会は、めったにないので雰囲気が出ていれば幸いです。
8話の作画監督をさせて頂きました植野です。
CLANNADでこんなに大きい兄さん達を沢山描けると思っていなかったので、貴重な体験でした。
今回で「ゆきね編」はラストになります。
楽しんで見て頂けたら幸いです。
こんにちはです。8話で動画チェックをさせて頂きました清原です。
今回はいつもと違った雰囲気の話だったのが印象的でした。
中々観る事の出来ない朋也のするどい目付きに、やたらテンションUPUPでとっても楽しく作業できました。
普段あまり無いような動きやエフェクトが主だったので、動画さんには本当に感謝しています。
そんな頑張りを感じ取って頂けると嬉しいです。楽しんで下さい!!
皆さんこんにちは、今回作監として担当させていただきました高橋です。
この7話はサブキャラがわらわらといます。ごついお兄さんから子供まで。
全てではないですが、必要なキャラは作監として設定も描いています。
多い時にはそれなりに大変ですが、色々なキャラを描けるというところでは今回の話数は楽しませていただきました。
こういったサブキャラも見ていただけると幸いです。
7話の原画を担当させて頂いた伊東です。
路地裏で須藤達がケンカしているシーンなどを描きました。
「ケンカってどうやるんですか?」
「いや、ケンカしたことないからわかんない。」
「・・・・・・」
と、演出さんと相談したり、好きな格闘技を参考に
「マウントとってパウンド?」「パンチ避けてタックルか?」
と脱線しつつも楽しんで描きました。
7話から有紀寧さんにスポットがあたりますが、その周りをかためる不良達にも注目してほしいです。
6話のコンテ、演出を担当させていただきました坂本です。
美佐枝さんと志麻君の物語の後編です。
少し切なく、少し暖かい。そんなお話だったように思います。
お祭りのシーンやネコの芝居など何気に大変でしたが良い感じに仕上がったのではないでしょうか。
志麻君の女装のデザインは私のこだわりで作画監督さんに何度となく描き直していただきました。
その甲斐あって可愛らしいデザインになったと思います。
第1期に続き特殊効果を担当させて頂いております三浦です。
第6話と云えば志麻君です!キラキラ瞳の志麻君です。
彼はちょっと特別な子なので、実は他の人と【瞳の処理】が少しだけ違ったりします。
キラキラを損なわないように暗くならないように気を使いました。
あまりテレビ画面に近づきすぎず、明るい部屋で、是非彼の純粋な目を見つめてみて下さい。
そしてちょっとキュンとして下さい。とても良い子です。
「CLANNAD」より引き続き設定のほうを担当させていただいております高橋です。
朋也の腕時計等画面に映る頻度が高い、又は各話にまたがって使用される 「物」を設定として描きおこしております。
第1話で春原のキャッチャーマスクなども設定になっています。
4話は春原と芽衣ちゃんの話のクライマックスと言うことで大変盛り上がっています。
今回は志麻くんが持っていたお守りを新たに描き起こしております。
デザインとしましては意味的に軽くならず、
それでいて奇をてらわない様に意識して起こしております。
「物」としても色々試行を繰り返しつつ制作しています。そちらのほうでも楽しんで頂ければと思います。
今後も引き続き「CLANNAD」よろしくお願い致します。
演出の北之原です。
今回出てくるキャラクターの志麻くんは好感が持てましたので、取り掛かりやすかったです。
ラストシーン、歩道橋のところでは、キャラクターの色についてイメージに近づける為、
画面が仕上がってから再度手直ししてもらうことがありました。
また、作品中で美佐枝さんが志麻くんにプロレス技を使っていますが、
脚本の志茂さんから資料を見せて頂きました。原画スタッフはポーズ等参考にしながら作画していました。
さて皆さん、CLANNAD AFTER STORYを楽しんでいただけてますでしょうか?
CLANNAD AFTER STORYから撮影監督をやっている山本です。
ドラマが動きだす時にはその場の空気感(光、影、雰囲気)というものがあると思う
んですが、
撮影としてはその空気感を少しでも手助け出来ればとやっております。
4話は春原と芽衣ちゃんの話のクライマックスと言うことで大変盛り上がっています。
兄妹愛、家族愛はいいですよね。
自分も芽衣ちゃんみたい兄思いな妹が欲しいです。
撮影としましては悪サッカー部の部室の空気感をだすために影や奥の方を更に暗くして悪い雰囲気を出したり、
朋也と春原の殴りあうシーンの雨の中の空気感など、
普通に見てたらあまり気にならないかもしれませんが、影ながら頑張ってます。
とくに雨のシーンは濡れた表現を出すために作画の仕方や色味なども試行錯誤していたようです。
とは言ったものの、純粋にCLANNADを楽しんでいただけたらなと思います。
こんにちは。4話で絵コンテ、演出を担当させていただいた米田です。
とうとう春原の知られざる過去が明らかになります。
男の友情がテーマとなっており、朋也と春原を熱く、かつ爽やかにを心がけて
描きました。
にらみ合いなんかは緊張感が伝わったでしょうか。
殴りあった次の日、互いに笑いあうところは、青春大爆発です。
こうやって本音をぶつけあえる友達ってよいですね。
サッカー部の部員たちは悪い奴らですが、どこか面白く、憎めないようにしました。
サッカー部部長なんかは原画さんのノリもあって、好きなキャラの一人になってます。
これからも頑張っていきますので、よろしくお願いします。
「CLANNAD」より引き続き色彩設計を担当させて頂いている竹田です。
今回も前回同様、シーンや時間や場所による色の変化が盛り沢山です。
新キャラクターも盛り沢山……見所満載でお届けします!
早いものでもう第3話。
春原兄妹の微妙な心の揺れが画面から溢れているのではないでしょうか!
とても切ない感じです。
3話の色指定担当者に見所を聞いた所、「芽衣ちゃんのプリンセスクレープが一押しです!」という返事が返ってきました。
美味しそうに見せるのに相当苦労していましたので、是非注目して下さい!
3話で絵コンテ演出を担当させて頂いた山田です。
今回の話数はズバリ“兄妹愛”です!今話数オリジナルのキャラも登場します。
なにかしらいつも残念な役回りの春原にスポットライトが当たるお話、
ということで少しでも良い表情をさせてあげようとはりきって作業しました。
その場の空気感や臨場感を表現する為に、作監と相談し合って画面作りにはげんでみたのですがいかがでしょうか。
担当原画スタッフがとてもいい動きを作ってくれています。その辺もお楽しみください。
篠原です。第一期に続き、美術を担当させて頂いております。
第二期の制作もどんどんと進み、CLANNADの舞台世界もますます広がっていきます。
時の流れ、舞台の変化に悩ませられますが、そこが見所になるのではないでしょうか。
さて、二話です。一見、何でも無い学園生活ですが、今後の話数への伏線がちりばめられています。
春原の何気ない馬鹿っぷりにも笑わせられます。
背景的には幻想世界の印象的なコントラストや、九月上旬の残暑っぽさを映像から感じて頂ければ幸いです。
第二話の演出を担当させて頂きました石立です。
この話数は春原が妹への愛を胸に頑張って頑張って、、、
けど迷走していってしまう彼ならでは活躍っぷり(?)満載の話数でした。
あと作画や演出面でも自由度の高い、楽しんで作業出来る話数だったのでやっていてとても面白かったです。
その面白さが少しでも皆様へ伝われば幸いです。
今度とも宜しくお願い致します。
ありがとうございました。
石原です。
第1話はいちおう後半最初ということで、ほぼ全キャラクターの登場するお話です。
取材というほどでもないのですが、
参考のために草野球の試合を原画担当者と見に行きました。
草野球と言えども遊びっぽい感じは無く、みなさんかなり上手いので驚きです。
1話制作中に調べていて、軟式ボールのデザインが変わった事を知りました。
だけど劇中では古いボールでやってます。アニメを作っていると色々と勉強になります。
シリーズの制作はけっこう進んでますが、第1期以上に波瀾万丈です。
どうかラストまでお付き合いくださいませ。
1話は、おなじみの顔ぶれで繰りひろげる野球話です。
1期から少し間があいていますので、このキャラってこんな人だったなー、と、
それぞれのキャラクターについて魅力を再確認していただけたらと思います。
1期目と比べると、キャラクターも変化していますので、全て見終わったあと、
もう一度1期目から見直してみようかな、と思っていただけるよう、作っていきたいと思います。
よろしくお願い致します。
皆さんお久しぶりです。石原です。
『CLANNAD』終了から半年が過ぎましたが、ようやくこの“長い長い坂道”の続きをご覧いただくことができます。
あと少しですがお待ちください。
『CLANNAD AFTER STORY』いよいよ来週からスタートです。
お楽しみに!
とうとう、アフターストーリーに突入です。
CLANNADをCLANNADたらしめている重要なストーリーがこれから始まります。
1期目と比べると、キャラクターも変化していますので、全て見終わったあと、
もう一度1期目から見直してみようかな、と思っていただけるよう、作っていきたいと思います。
よろしくお願い致します。
●監督:石原立也さんコメント【2009/03/27更新】
石原です。
制作作業が終了してからしばらく経ち、ようやく放心状態から抜け出しつつあります。
が、最後に大きな難問が。
CLANNADの“総集編”!?
あの長いストーリーを一体どうやって21分にまとめるのか?
年末にやってるNHK大河ドラマの総集編だって3回ぐらいに分けてますよ!
だけど朋也の語りという形式で進めたので随分見やすくなったのではないかと思います。
これはライターの志茂さんのアイディアです。
ラストには少しオマケもつけました。
物語としては終わりですが、あの世界で朋也たちは生き続けます。
原作ゲームが発売され、プライベートでプレイしていた頃からと考えると随分長い付き合いでした。
石原としては、この「CLANNAD」世界でもっと遊んでいたかったというのが正直なところですが、いつまでもやっていると言うわけにもいきません。
たくさんのシナリオをどうやってまとめようかとか、色々悩んでいたのも今となっては良い思い出です。
個人的な気持ちとしては、何だか遣り残したことがいっぱいあるような気もしますが、
これにて京アニ版「CLANNAD」終了です。
この作品からはたくさんの事を得ることが出来ました。
僕にとって一生忘れることの出来ない思い出です。
本当にありがとうございました。
●キャラクターデザイン・総作画監督:池田和美さんコメント【2009/03/27更新】
キャラクターデザイン・総作画監督の池田です。
長かったCLANNADもとうとう終了です。一期目もふくめ、こんなに長くひとつの作品にじっくり関わったのは初めてかもしれません。
ぜひとも、「AFTER STORY]の最終話を観たあと、もう一度「CLANNAD」の1話から観て下さい。
きっと感慨深いものがある・・はずです。(きっと!)
長い間、お付き合いいただきまして、ありがとうございました!