写真:ろぼたん
地図を見る北海道の美味しい牛乳を使って、イタリアの伝統的なチーズを作れば最高のチーズが出来るのではないか。オーナーのエリオさんの想いがが出発点となったというファットリアビオのチーズ。
「日本で食べるチーズは、海外で食べるお寿司なようなものさ」というイタリア人の言葉にショックを受けたこと、そして、実際にイタリアでチーズを食べ美味しさに感動し、その言葉の正しさを実感したことが創業のきっかけだったと、ファットリアビオ代表の高橋さんは語ります。
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地図を見るファットリアビオのチーズ作りを担当するのは、ジョバンニ・グラツィアーノさん。母国イタリアでも、チーズ職人として才能を高く評価されていたのですが、初来日の際、北海道のミルクの美味しさに感動。
北海道の美味しい牛乳にほれ込み、単身で北海道札幌へとやってきてチーズ作りを始めました。
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地図を見る「北海道の牛乳を使った“イタリアチーズ”の美味しさを日本中に伝えたい」という高橋代表やジョバンニさんの志がファットリアビオの原点であり、彼らや彼らに共感したスタッフの想いが込められたチーズは、ジャパンチーズアワードをはじめ、様々な大会で金賞や銀賞を受賞するほど評価されています。
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地図を見るジューシーさNo.1は、「モッツァレラチーズ」。「美味しいモッツァレラチーズの食べ方は手でちぎって食べること」とうかがい、カプレーゼにして試したところ、トマトの酸味、バジルの爽やかさがモッツァレラチーズの繊維に絡まって、ジューシー感がアップ!
美味しい豆腐は大豆本来の味がすると言いますが、美味しいモッツァレラチーズは美味しいミルクの味がする…!
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地図を見るファットリアビオの「リコッタチーズ」は、ザルにあげた状態でザルごとパッケージ。蓋をあければ余計な水分が自然と落ちた最高の状態、まさに食べごろのリコッタが登場。
この容器はイタリアのもの。美味しいチーズを作るだけにとどまらず、食卓までどう美味しく届けるかというところにまで心を配っています。
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地図を見るリコッタチーズは、まずはハチミツやジャムをかけてシンプルに食べてみて。最初に感じるのはミルクの香り、次に甘さ、そして旨味がジュワワッとやってきて、噛むたびにミルクの優しい味わいが広がります。
もちろん、パスタに入れても、パンケーキに入れても美味。チーズが好きな人はもちろん、ミルクが好きな人なら、なおさらファンになる味わい!
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地図を見るモッツァレラチーズを一口サイズにしたチーズが「ボッコンチーニ」。桃とディルをあわせれば、夢中になる美味しさ。
小さくても十分な弾力とチーズの旨味が溢れだします。23gのチーズが6個入りで扱いやすいサイズ感です。
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地図を見る「イタリア人が食べるチーズの概念は日本の豆腐の扱いと同じようなもの」というフレッシュなチーズのよさは、ヘルシーで低糖質、高たんぱくな点。
でも、もっとコクのあるチーズが好きなら、チーズの中にバターの入った「ブリーノ」もおすすめ。
食べやすいあっさりとしたチーズにバターの風味とコクがプラスされているので、そのままカットして食べても、パンに乗せてオリーブオイルを垂らしても美味。焼いて熱を加えることで味わいも変わり、色々な楽しみ方のできるチーズです。
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地図を見る「カチョカヴァロ(カチョカバロ)」は、古く紀元前の時代から南イタリア地方を中心に作られてきたチーズのひとつ。材料は北海道産100%の生乳と塩のみ。
ミルキーなこのチーズは厚切りしたものをグリルして食べてみて。焦げ目がついて、溶けだしたころが最高!濃厚さを楽しむならカチョカヴァロがおすすめ。
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地図を見る見るからに美味しいチーズを作りそうなジョバンニさんですが、チーズ作りに関しては、妥協を一切許さない職人です。
ファットリアビオのチーズは、ジョバンニさんを筆頭に、職人の技術と手間暇が総動員されて作られています。
写真:ろぼたん
地図を見るこちらは職人さんが「ブッラータ」というモッツァレッラチーズの生地でフレッシュクリームとストラッチャテッラ(モッツァレッラの繊維)を包んでいる、まさに生クリームを注ぎ込んでいるところ。
イタリアでも歴史と伝統があるチーズで、鮮度が味を決めるそう。
チーズをカットすると中から生クリームがトローリ!塩胡椒とオリーブオイルをかけるだけで最高です!
写真:ろぼたん
地図を見る熟成させたハードタイプのナチュラルチーズは、胡椒やトウガラシの入った「フォルマッジョ」や「グラナディエゾ」などをラインナップ。
口に入れると溶けていくかのように、牛乳の優しい風味が広がります。徐々に旨味が広がってくるため、ワインのように開く、奥行きを感じるチーズです。
湿度や温度、空調管理が徹底された保管庫で、防カビ剤や薬品の塗布はせず、伝統的な100%ナチュラル製法で作られています。
写真:ろぼたん
地図を見るファットリアビオは北海道物産展などにも出店してはいますが、職人たちの技術が必要なハンドメイド部分も多く、常時購入できる店舗は限られています。
工場に隣接した札幌白石区にある店舗(写真)は、自動車がないとアクセスしにくい場所にあるため、観光客におすすめなのは、札幌の市営地下鉄、円山公園駅直結の「マルヤマクラス店」、札幌大通公園の地下にある「きたキッチン」、そして新千歳空港内にある「Wine&Cheese 北海道興農社」です。
写真:ろぼたん
地図を見るモッツァレラは製造から14日間、リコッタは10日間の賞味期限なので、鮮度を気にするフレッシュチーズでも、それほど賞味期限は気になりません。
北海道産ワインと一緒にお土産にするのもおすすめです。
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地図を見るそのまま食べても、調理に使っても楽しめるファットリアビオのチーズ。1,000円前後の価格帯のものが多く、ちょっぴり特別感のあるお土産にピッタリ。美味しいもの好きな人に贈って喜ばれるチーズです。
・工場直営店
営業時間:11:00〜16:00
定休日:日曜日
駐車場:有り
住所:札幌市白石区平和通12丁目北5番20号
・マルヤマクラス店
営業時間:10:00〜20:00
定休日:マルヤマクラスに準ずる
駐車場:有り(有料) 地下鉄円山公園駅直結
住所:札幌市中央区南1条西27丁目1-1 マルヤマクラス 1F
・新千歳空港 Wine&Cheese 北海道興農社での取扱い
営業時間:8:00〜20:00
住所:千歳市美々 新千歳空港国内線ターミナルビル2F
2023年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/5更新)
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