直行便で約4時間と日本から比較的近い人気のリゾート「セブ島」。魅力はなんと言っても美しい海を抱えているからこそ体験できる壮大なアクティビティ!加えて、スペイン植民地時代の歴史ある教会を見学したり、巨大なショッピングモールで買い物ができ、バランスの取れた観光ができる旅行先です。
今回は元旅行会社スタッフでセブ島に訪れたことのあるトラベルjp ナビゲーター 木内つばめが、セブで人気の観光スポットをご紹介します。
この世に現存する魚類で最大と言われているジンベエザメ。大きいものであれば、体長が15m近くにも及びます。そんなジンベエザメと遊ぶことができるのが、セブ島南部にある「オスロブ」というスポット。一緒に泳げるのは世界でもなんとここだけ!真横を通るジンベエザメに大興奮することは間違いないでしょう。
セブシティから公共交通機関で訪れることも可能ですが、ツアーで行くと便利です。
<基本情報>
アクセス:セブシティから車で約3〜4時間
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世界中のダイバーが憧れるダイビングスポット「モアルボアル」。アオウミガメが生息するエリアで、浅瀬で草を食べている可愛らしい姿などを見ることができます。そのほか、2万匹を超えるイワシの大群に出会えることも。ダイビングだけではなく、シュノーケルでもウミガメやイワシの大群を見られるのは嬉しいですね。
島には2つのビーチがあり、ゆったりと過ごせるホワイトビーチと賑やかなパナグサマビーチが。ぜひ、お好みのビーチで過ごしてみてくださいね。
<基本情報>
住所:Moalboal, 6032 Cebu
アクセス:セブ市内から車で約3時間
セブ島からワンデートリップとして人気の「ボホール島」。“チョコレートヒルズ”と呼ばれる、大小30〜50メートルほどの丘がなんと1,000個以上も並んでいる島です。
また、世界最小のメガネザル“ターシャ”の生息地としても有名な場所。観察区域で体長約10cmほどの可愛らしいターシャを見ることができます。
<基本情報>
アクセス:セブからボホール島までフェリーで約2時間
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1565年、スペイン統治下で造られたフィリピン最古の教会「サントニーニョ教会」。地元の人々が通う教会で、フィリピンのキリスト教文化を垣間見ることができます。煌びやかで広大な講堂は圧巻。豪華なシャンデリアやステンドグラスが、非日常の空間を作り出しています。外のリゾート地の空気とは違う、厳かな雰囲気が新鮮に感じられるでしょう。
<基本情報>
住所:Osmena Boulevard Cebu City,
アクセス:セブ国際空港からタクシーで約35分
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こちらもフィリピンの歴史を物語るようなスポット「サン・ペドロ要塞」。大砲による攻撃に対しての守備力の高い、三角形の稜堡(りょうほ)式要塞です。現在も大砲などが残るものの、セブシティをぐるっと眺められるのもこの要塞の見どころ。敷地内には願いが叶うといわれている井戸もあり、デートスポットにもなっています。
<基本情報>
住所:Sergio Osmena Boulevard, Legaspi Extension, San Roque
アクセス:サントニーニョ教会から徒歩12分
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「TOPS展望台」はセブを一望できるビュースポット。地上約610メートルにあり、昼間であればセブ市内とともにマクタン島やボホール島まで見渡すことができます。夜になると、街のあかりが煌めき、ロマンチックなひとときをあじわえるでしょう。バーなどが数店舗併設されているので、少し涼しい山の上で食事するのもいいですね。
<基本情報>
住所:Busay Hills, Lahug
アクセス:セブシティから車で約15分
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ショッピングをするなら、セブ最大級の「アヤラモール」へ行ってみましょう。約500店舗ならび、食料品、ファッション、文房具、日用品など何でも揃うので大変便利です。お土産の購入はもちろん、着替えを現地調達する場合などにも重宝しますね。
レストランも併設しているので、ショッピングのついでに食事も楽しめます。
画像提供:Ayala Center Cebu
<基本情報>
住所:Cardinal Rosales Ave
アクセス:セブシティから車で5〜15分
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セブ島中部のシボンガ地区にある「シマラ教会」。セブ島にいながらも中世ヨーロッパを感じられる教会です。壮大な外観は見ごたえ抜群で、日本にはないようなスケールの大きさに驚くことでしょう。
この教会のママ・メリー(聖母マリア)は願いを叶えてくれるということでも有名。その奇跡が綴られた手紙をたくさん見ることができます。また、世界各国のママ・メリーも展示されており、装いの違いを見比べるのも面白いですよ。
<基本情報>
住所:Barangay Simala, Natalio B. Bacalso S National Hwy, Sibonga,
アクセス:セブシティから車で約2時間半
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セブ島の高級住宅街にある「道教寺院(タオイスト テンプル)」は、1972年に華僑の富豪たちの寄付によって建てられました。よって極彩色が印象的な中国様式の建物なのです。老子が祀られており、道教は風水でも有名。お寺の中はもちろん風水によって配置されているので、ここ全体がパワースポットとなっています。
占いもあるので、ご興味のある方はぜひ運勢を伺ってみては?
<基本情報>
住所:Lungsod ng Cebu, Lalawigan ng Cebu
アクセス:セブ市内からタクシーで20〜30分
エメラルドグリーンの透き通った海が自慢の「パンダノン島」。その美しさは“天国に1番近い海”と呼ばれるほどです。
パンダノン島へは、アイランドピクニック(アイランドホッピング)というアクティビティで訪れるのがおすすめ。セブの自然を肌で感じながら小型ボートで巡る時間は、まさに爽快!基本的に朝発で、ランチ付き、ダイビングやシュノーケル体験がセットになっているので、遊ぶことに集中できます。
<基本情報>
アクセス:マクタン島から船で約60分
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世界屈指のホワイトサンドバーを誇る「カランガマン島」はセブ島北部に浮かぶ全長753mほどの小さな無人島。知る人ぞ知る隠れた楽園です。ここでのおすすめは何といっても“シュノーケリング”。クマノミなどの熱帯魚からエイ、アオウミガメなどの海洋生物に出会えるチャンスがありますよ!
<基本情報>
住所:Kalanggaman island, Palompon, Leyte
アクセス:セブシティから車とフェリーで約7〜8時間(ツアー利用がおすすめ)
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マクタン島から約5km離れた場所にある「オランゴ島」。マクタン島のように大規模なリゾート開発が行われていないため、手付かずの自然が残り、数軒の宿泊施設と観光施設があるのみ。そして、島内の移動はトライシクロまたはレンタル自転車!そんな素朴さがこの島の魅力でしょう。
マングローブを抜けたところに、シュノーケルスポットがあり、クマノミやチョウチョウウオなどを見ることができます。
<基本情報>
住所:Olango Island, Lapu-Lapu City, Cebu
アクセス:マクタン島からボートで約15分
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セブ島は海だけではありません。“世界の美しい滝100選”にも選ばれた「カワサン滝」という秘境スポットもあります。ヤシの木やバナナの木が茂る緑豊かな場所に現れる、セブ島最大の滝壺。大きさだけではなく、乳白色のエメラルドグリーンという幻想的な色が特徴的です。天然のウォータースライダーなど、滝遊びも存分に楽しめますよ!
<基本情報>
住所:Badian, 6031 Cebu
アクセス:セブ市内から車で約3時間
日本からのアクセスが良く、南国にいることを実感させてくれるような美しい海を持つセブ島。ダイビングやシュノーケリングなどのアクティビティが充実しているだけではなく、歴史的建造物を見学したり、ショッピングモールで買い物をしたりと様々な楽しみ方ができます。
グアムは経験済みなので他の島を訪れてみたい、東南アジアの中でも行きやすいリゾートがいい…という方は、ぜひセブ島に注目してみてください。カップル、友人同士、家族…誰と行っても楽しめる観光ができますよ!
(文:木内つばめ)
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