“四万（よんまん）の病を癒す霊泉”という伝説がその名の由来とされる四万温泉。周辺には写真映えする絶景スポットが多く、スイーツめぐりも楽しめるので近年女子旅人気が上昇中！美肌の湯として知られる四万温泉を満喫するなら、露天風呂付き客室に泊まってみては？ほかの宿泊客に気兼ねなく温泉を楽しめます。今回は四万温泉でおすすめの、露天風呂付き客室のあるホテル・旅館を厳選してご紹介します。
渋川伊香保ICから車で約50分の「積善館」は元禄7年創業の老舗旅館。日本最古の木造湯宿建築の本館は映画・千と千尋の神隠しの湯屋のイメージモデルの一つと言われています。本館の大浴場“元禄の湯”は昭和5年に建てられた大正ロマンを感じる大浴場。5つの浴槽と蒸し湯があり、四万温泉源泉掛け流しのお湯を堪能できます。
宿泊棟・佳松亭に2種類の露天風呂付き客室を用意。最上階和洋特別室は15畳の和室とリビング、ベッドルーム、内湯に加え温泉露天風呂が備わった部屋。特別な記念日や家族水入らずの滞在にぴったりです。
四万温泉一の大きさを誇る「四万グランドホテル」。露天風呂付き大浴場や最上階展望風呂、貸切風呂があり、7つの豊富な源泉から運ばれる湯を24時間源泉掛け流しで満喫できます。夕食は季節ごとの会席料理と源泉を取り入れた源泉バイキングを提供。滞在を盛り上げる館内施設も豊富です。
宿泊棟の一つ清山館には4タイプの露天風呂付客室を用意。広々とした和洋室に源泉かけ流しの大樽露天風呂が備わった特別室やデッキテラスにテントを設置しアウトドア気分も楽しめる露天風呂付客室などがあり、お好みにあわせて選択できます。
「豊島屋」は四万川沿いの眺望が自慢の宿。ラウンジや展望テラスからも渓流の眺めを楽しむことができ、ヨガマットが置かれた展望テラスなら心も体も開放できますよ。3つの自家源泉を有し、すべての浴槽が加温も加水も循環もしない100％源泉掛け流しの湯。渓流沿いの露天風呂付大浴場と二つの貸切風呂で毎日入れ替えるフレッシュなお湯を堪能できます。
客室は源泉掛け流し絶景露天風呂付き客室や展望テラス付き客室など様々なタイプがあり、温泉を心ゆくまで堪能できます。野菜や調味料、食前酒まで自家と“自産自消”の里山会席をいただけます。
四万温泉街の奥、自然豊かなエリアに佇む料理旅館「時わすれの宿 佳元」。地元群馬はもとより全国から取り寄せた旬の食材を使った料理を美しい器に盛り付けた四万深山懐石が好評です。囲炉裏のあるラウンジにはウエルネスハーブティーや焼酎の試飲コーナーも。
露天風呂客室は湯上り処にもなるウッドテラスや桧の露天風呂の“桐”、石造りの大きな湯船やゆったりとしたリビングを備えた“欅”、温かみのある信楽焼の湯船が備わった“樅”がありどれも源泉掛け流し。四万川が流れる楓仙峡を眼下に時をわすれて湯あみを楽しめます。
四万温泉の清流沿いにある明治29年創業の「渓声の宿 いずみや」は大人の隠れ家という呼び名が似合う宿。客室は5部屋で全室渓流側。そのうち露天風呂付客室は3部屋で、カップルやご夫婦でくつろぐのに適したツインベッドルームの“水天”“水月”と家族でも寛げる広々とした部屋と露天風呂の“水麗”を用意しています
食事は主人自ら早朝の山でとってきた山菜の風味を生かした料理を提供。自家製の刺身コンニャクや上州牛のステーキなど土地の恵みを味わえます。朝食の温泉で炊き上げた温泉粥も人気です。
「鹿覗きの湯 つるや」は四万温泉発祥の地・日向見地区に建つ宿。宿の風呂には四万温泉発祥と言われる源泉“御夢想の湯”をはじめとする4つの源泉をブレンドした湯を掛け流しで使用しています。貸切露天風呂・鹿覗きの湯は時折野生の動物が見られることも。
二つの宿泊棟に露天、半露天風呂が11室。開放的な円形檜露天風呂にパノラマビューの展望デッキが備わった美月庵・天はワーケーションも可能。最上階に一室だけの美月庵・月は360°のパノラマビューで、プラネタリウムのような星空の下、温泉を満喫できます。
四万川に沿って建つ「四万やまぐち館」は昭和の懐かしい雰囲気を楽しめる宿。縁日のような玄関フロアでは人気の女将が読む紙芝居イベントを開催。お題目が彫られた大岩があるお題目大露天風呂や三つの浴槽が並ぶ渓流露天風呂四万川の湯、温泉薬師をまつる“薬師の湯”に源泉が味わえる飲泉処など湯めぐりも大きな楽しみです。
お部屋は和室に洋室、露天風呂を備えた特別室など様々なタイプを用意。源泉かけ流し展望露天風呂付きツインルームは展望テラスから四万の大自然を味わえる部屋です。
「柏屋旅館」はレトロモダンでフォトジェニックな館内が女性に人気。館内にはやまユリのステンドグラスを配した男女別の大浴場に、予約のいらない無料の3つの貸切風呂があります。夕食は地元素材を使ったヘルシーな和食、朝食は和食、洋食、ブランチからチョイス。
“和・モダン”をコンセプトにした客室は露天風呂付き客室や足湯テラス付き客室など14室。15時チェックイン、チェックアウトは遅めの12時とゆったりとした滞在も可能。シングルの部屋もあり、おひとりさまで宿泊できるのも嬉しいポイントです。
四万温泉街の高台に位置する「春木亭 なかざわ旅館」。客室は6室だけなので満室になってもせわしなさとは無縁。専用露天風呂付離れの間・水晶庵は純和風のお部屋です。食事には専用蔵で保管している地元産湯けむり米を使用。女将特製チーズ入りガンモや板長特製の上州豚の温泉蒸しなどが並びます。
館内の4つの無料貸切風呂も人気。家族でも入れる大きな浴槽の露天高野の湯、六角窓がお洒落な展望風呂、蔵をイメージしたモノトーンの神仙の湯、丸い檜の露天風呂の石清水と気分を変えて楽しめますよ。
四万温泉の繁華街から少し離れた温泉街の入口に位置する「湯元 四萬舘」。太宰治や井伏鱒二といった文豪も滞在した宿です。男女別大浴場はもちろん貸切風呂もすべて無料なので心ゆくまで温泉を満喫。天井や壁にアートが描かれたおんせん人魚の湯や夏季限定の混浴露天ぶろなど個性的な風呂も。
客室は源泉100％の露天風呂付の部屋からリーズナブルに長く湯治宿泊できる部屋まで種類豊富。板長が腕を振るう料理にあわせて地ビールや宿の温泉で仕込んだオリジナル地酒の用意も。温泉と美味しい料理で至福のひと時になるでしょう。
昔から飲めば胃腸によく入浴すれば肌に良いとされてきた四万温泉。源泉は43カ所あり、宿によって使われているお湯も様々。柔らかい泉質なので赤ちゃんやお子様のサポートが厚い宿もあります。
昭和レトロな温泉街に四季折々の自然や渓流のカヌー体験など温泉以外の楽しみ方も豊富ですよ。東京駅から直通の高速乗り合いバス・四万温泉号も運行しています。
今回ご紹介した宿は四万温泉の魅力を満喫できる宿ばかり。プランにピッタリな宿を選んで四万温泉を堪能してくださいね。
2023年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/1/26更新)
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