データマイニング・ラボは、大規模データから有用な知識を発見するデータマイニング技術のビジネス応用に関する研究を行います。
近年、ユビキタス環境が急速に普及し、WEBログ、センサーデータ、トランザクションデータなど、ビジネスに関する膨大なデータが、情報爆発と呼ばれるほどの勢いで日々企業内外に蓄積され続けています。
それら膨大なデータを戦略的に活用し、ビジネスにおける有用な知識を発見するためには、膨大なデータを解析するためのプログラミング能力、解析能力、統計数理などの理系的要素と、消費者の行動パターンや消費行動を理解する心理的な洞察力、理解力、文学的推理力などの文系的要素を有機的に統合できる文理融合の学際研究が必須となります。
私たちデータマイニング応用研究センター(以下、DMラボ)の目的は、ビジネス分野においてデータマイニング技術を応用するために、データマイニングの基礎技術・アプリケーションの開発、消費者行動モデルの開発、そして実践による検証という一連の研究プロセスを包括的かつシームレスに行う研究体制を構築することにあります。そのために、コロンビア大学ビジネススクール、同マーケティング部門との国際連携による共同研究など、国内外の優れた研究機関や企業との連携のもと、データマイニングのマーケティング応用の領域における世界トップレベルの研究拠点形成の実現を掲げています。
DMラボは、大規模データから有用な知識を発見するデータマイニング技術のビジネス応用に関する実践的な研究を行い、当分野における世界トップレベルの研究拠点をめざしています。