ポルトガル、スペインついでにイスタンブール　46日目　サラゴサを楽しみますぞ♪

ホテル前、タクシーもいません。
今日は歩きとしましょう。

ホテルのある地区は万博会場跡地近く、長く大きな橋、Tercer Milenio橋を渡って駅に向かいます。
急に雨・・ガードがあって助かりました。

橋を渡った空き地に着いたら雨は嘘のよう。

万博が開催されたときに駐車場となったところ。
今日は日曜日、フリーマーケットが開かれています。

スカーフをロエベの数十分、否、数百分の一のお値段でご購入です。一枚２ユーロ也。

見てるだけで楽しいマーケット。
だからといって長居をすれば、ツレがイライラし始めますので、お別れです。

広いわねぇー。
全部みたら、ここだけで半日過ごしそう。
・・・サラゴサでどこを見た？　朝市しかなかったみたいな。

バスターミナルの方向に向かい、鉄道駅を通り抜ければ、近道になります。

念のため、明日のバスを確認をします。
大丈夫よね。スト、しないでよね。

そして、駅に併設していた、あのリザランで朝食です。
いつもの生、よろしく。朝ビ～ル！

食事内容は非公開です（笑）って、ビール！言うてるよ。

本日最初に目指すのは宮殿。ちょっと寂しげなサンタ・オロシア通りを進みます。

何か・・の池のようなものが、ある空き地？、広場？にぶつかりました。
本当にごめんなさい。記憶にありません

ここをぐるっと回れば、宮殿が見えてきます。

空堀ですか。

では、アルハフェリア宮殿に向かいましょう。

さて、無料入場といいましても、切符をもらわなければなりません。
私たちが入場したのは、朝一番。これほどの列はありませんでしたが。

とても立派な入場券。タダなのに申し訳ございません。

律儀に、０ユーロと書かれています。
発券でも手間と費用がかかるものを思いますが、何か統計などで使われているのでしょうかね。

では見学と参りましょう。

城門の入り口で切符を見せます。

続いて、弐の門に参上。

この先にはイスラム風のパティオが現れます。

緑が多く、とてもしっくりした作りです。
真ん中には噴水だけというパターンが多かったので、少し意外な驚きです。
あら・そうだったのかしら？記憶が曖昧。

天気のよい回廊を、気持ちよく回れます。

回廊もイスラム調。規模、繊細さ等、まったく違いますが、アルハンブラにも似ていますね。

さすが宮殿と思わせる部屋がいくつも残っています。

天井のアップ。

こちらの天井も素晴らしく。写真は残念ですが。

こちらも良いでしょう。

秘密の通路？

最後は、二階部分より回廊を見納めまして、

宮殿を後にします。
満足させていただきました。

宮殿を出るころから、雲行きが悪くなり、またもやの雨模様。

雨はほとんど上がっているのに、口実の雨宿り。
なぜか、琥珀色の物体とは、ビ～ル！
確信犯です。

ここのカフェ、カスティージ通りにあります。

完全に雨も上がり、早速の行動開始。
教会の横道を通り抜け、ポルティージ広場方向に行ってます。

とど～んと、闘牛場が現れました。

闘牛場をぐるっと回って。

ラモン・ピグナテリ通り。がら～んとしてますね。でも、素敵な通りでした。

ここの通りは、うらぶれた場末のにおいがしました・・失礼ながら。
もちろん、人に出会うこともありません。

セサル・アウグスト通りという大きな通りにぶつかりました。セサル・アウグスト通りは南北に連なる通りです。
南に行けば旧市街から離れてしまいます。
ピエール教会の塔とカテドラルはまだ行ってません。
北へと進路変更します。

ただ今、セサル・アウグスト通りを北上中。

通りには大きな教会。
los Escolapios 教会というそうです。

まだまだ、北に向かいます。

途中、途中、街歩きが楽しくなる小道と出会えます。
サン・パブロ通り。

そして、市場に到着です。

ここで、食事もいいかなと、近づいてみます。

ガッチリと閉ざされています。
これほどまでに、閉める必要があるのでしょうかしらね。

とても建物の感じもよい市場、覗いてみたかったわぁ。

このあたりはピラール広場の西側に位置しています。
そして、この広場には、ローマ時代の遺跡が点在しています。

ローマの軍人であることは確か、カエサル、アウグティス？
定かではありません。

細長く、ローマ時代の遺構が続いています。

塔のある方向に行ってみます。

ガイドブックには、ここはスーダの塔と書かれていますが。観光案内所になっているみたいです。

だいぶ歩きました。そろそろ食事としましょう。

途中、小雨が。
今は、正規の雨宿りです。

これといって食べたいものがある訳でもない二人のお店探し。変なこだわりでお互い譲らず、いつのまにか旧市街の真ん中にまで来てしまいました。
プルデンシオ通りにある「Picozo」という、ごく普通のお店になってしまいました。
オーナーは中国？の女性。
入店の動機は、看板の写真入りメニューでした。

無難にパエジャ・・美味しそうに写れてないのは？冷たい・チンが足りない！
と、相変わらず、懲りずにクロッケタ。
ツレは、まずいまずいと食べていました。実は、私も・・
スペイン料理はとても美味しくハズレがなく、かの国の経営者だからね、仕方なし　と、偏見丸出し。

残した残骸の多さ。ツレのUPを阻止しました！

とてもお安く、全部食べれたらおなか一杯にはなります。
ただし、食べることに期待してサラゴサを訪れる方には、お勧めしませんね。

この後、ピラール広場の一つ南側。
ビルの中にある商店街を通ってみました。

でも、日向を好む欧米人、なぜここにいるの？
表は、暑くもなく、心地よい風が吹いていますよ。
それだけ、素敵なところに居ました・・のね。

出口は、広場。
ピラール広場に繋がった広場でした。

もう目の前は、ピラール広場。

ここは、まだ行っていない東側、カテドラルのほうに行ってみようと思います。

こちらが市庁舎です。
元は、と書いていませんので、実際に使われているのでしょうね。
ただし、本日は日曜日、確かめられません。

正面にみえるのがロンハ。
16世紀に建てられた商業取引所だそうです。
ただ、風景とのみ認識、見過ごしてしまいした。

ゴヤ画伯。
こちらはしっかりと遠目より見学しました。
ゴヤ～・・子供食うてないよね・・疑い深い私です。

カテドラルに到着です。
内部は後でゆっくりと見ることにして、回りを一周してみることにします。

路地裏に入りました。
カテドラルの壁が素晴らしいです。

サン・ブルーノ広場。

奥へ奥へと進みます。
こちらに来て知った、カテドラルの周りは街歩きするには絶好の場所。
自称、散策マニアにとっては、たまりませんよ。

こちら、デアン通り沿いの広場。

入り組んだ建物の間を通り抜けます。

大聖堂の裏側、パボストリア通りです。

路地からまた路地へと道は入り組んでいます。
こちらは、ルセロ通り。
人通りがなくても、怖いとか、治安のことも考えることなく、楽しんでいます。

パボストリア通りはだんだんとと狭くなっていきます。
行き止まりとはなりませんよね。
でも、そうなってもいいほど綺麗な通り。戻りも楽しめそうです。

突然、日の当たる空間に出てきました。
・・・光と影のコントラスト、郷愁を感じさせる光景の中、しばし酔いしれます。
小さいころから憧れていたあの光景が、今ここにあります。
本当に来てよかった！！と思った瞬間。
ここへ導いてくれてありがとうございます。

サンタ・マルタ広場。
大聖堂から離れましょう。後は気の向くままに歩きます。
カテドラルから西の方向に行っているみたいです。

なぜ、ここを通り過ぎたのかわかりません。
絶対、カフェ休憩ですよね。

エスポス・イ・ミナ通り。

ゴヤの美術館があります。
まだ、入館できるものと思ったら、何と午後４時近く。
それよりも日曜日だったためでしょうか、クローズしていました。

サン・ブラウリオ広場。
もう、ゆっくりできませんね。カテドラルもピラール教会の塔にもまだ、行ってないのですから。

とはいいつつ、昨日目をつけていたお菓子屋さんでお買い物。

ちょっと高めのヌガーです。だから、誰にあげるの？
そして、けっこう、ずっしりです。

無事、ピラール教会の塔に登ることができました。
何とエレベーターで昇るという、シニアに優しい施設です。
今迄、どんだけ上ったやら( ;∀;)

それにしてもシエスタ明ける、午後４時まで入場できなかったので。
焦らなくてもよかったみたいです。
ちゃんと、時間は調べてきましょうよ・・ツレ！

息切れもなく、サラゴサ市街を見渡せます。

久々の塔なるものからの展望。
グラナタ以来ですかしらね

青空・・いいものです。

・・・ここ大感激でした。

子供たち！何してますか？。
世界遺産、そんなの関係ねぇ、オッパッピ～（古～）状態ですから。

でも、どらかというと、私もこちらは苦手、当然ながらツレには覗けません。写真は表現力がありませんが、結構な恐怖感
子供は正直。覗き見るよね(^_-)-☆

さて、さて、川の辺りに行きましょう。

ピエドラ橋。ここから見えるピラール教会、絵になりますよね。

ちょっと、構図に苦労したのですが、正直失敗ですね。
もちろん、ツレの写真ですから。

はやはや、カテドラルを攻略しますか。
ここが、サラゴサの最終観光地です。

お客さんは、ピラール教会にとられてしまったのでしょうか、閑散としています。
ピラール教会は無料だったのに、ここは有料ですし。

でも、なぜか教会皆、同じに見えてしまいます。

京都や奈良のお寺、神社、一つ一つが興味深深みられるものを。それは、日本人だからの拘りからでしょうか。
この教会も当然、信者にとっての拘りありき。

でも、異国の無神論者です。観光スポットですが、多々見すぎまして感想薄い・・

教会を登りながら、こう考えた。
知に働けば ・・・よかったと。やはり下調べは必要です。

以上、反省の中、ルーチンの教会見学は終了となってしまいました。

まぁ、反省もかねて、一杯。

ピラール広場あたりをうろうろしてみましょう。
こちらはモダンなインフォメーション、スーダの塔より入りやすそう。

広場の市庁舎あたりでは、世界の祭典らしきものが開催されていました。

スペインらしく、中南米のスペイン語圏の国の出展が多いみたいです。
ただし、日本のブースもあり、子供たちが折り紙を織っていました。

さすが、プロミスだ！・・・CMパクリましたか？の、私。
各国の民族音楽も披露しています。

お祭りもクライマックス、マーチングバンドも出動です。

再び、私のお気に入りのアルフォンソ1世通りに、広場を後にします。

サラゴサの残りの時間、夕暮れまでゆっくりと街歩きをしましょう。

といって、これって買い物ですよね。

私を怒らせても、旅行は楽しくないでしょう。
妻には買い与え、機嫌よくさせないといけませんよ。
きっと、見返りもあることでしょう。

アルフォンソ1世通りの先の市電通り。
昨日来て、とてもお気に入りになりました。
市電に沿って行けば、昨日と同じコース。このまま真っ直ぐに通り抜けます。

またまた、ローマ時代の遺跡に到着です。

こちらは有料施設。閉館して中には入れませんが、劇場跡みたいです。

ルファス通り。

ロス・シティオス広場というところに着きました。

広場といっても緑多き公園、中に入っていきます。

メリーゴーランド。
公園にぽつりとある光景、絵画でよく見たあの古きよき時代の西洋を感じます。
子供のころに見た、憧れた、お祭りの夜のスナップ。

ヨーロッパらしく、広場の中央には像と噴水。

ぐっと、ひと周りし後にします。

コンスティトゥシオン通りの内側は長い公園。

車より、歩行者優先の街づくり。
我々世代の、高度成長、経済優先の街づくり。これからの若い人たち、お願いしますよ。

サン・サバスティアン広場です。

ここは噴水だけ。

通りの、お馴染みのチェーン店で買い足し。
ただ今のシーズン、アイスがおまけで付いてきます。
もちろん、近くにいた子供にプレゼント。

でも、こちらの人、本当に甘いものがお好きですね。
朝から、チュロスとホットチョコレートなどなど。
日本の平均寿命優位は揺るぎないですね。

健康のため、ワインを飲みましょう。
突然ですが、ディナー会場です。

これ、絶対に美味しいから。

サンミゲル教会のある広場にあるレストランで夕食と相成りました。

タパスと美味しいワイン。
お酒のみの食事は、とても質素です。
それに地元のお店、とてもお安いのですから。

帰りは、カテドラル裏の暗い夜道です。
治安、いたって良好です。

昼間に通った、サン・ブルーノ広場です。

カテドラル前の広場。今はひっそり。人ひとりいません。

市庁舎前を、ピラール広場を西に縦断します。

ピラール教会に最後のご挨拶。

夜の10時過ぎ。明日は月曜日、広場はもうひっそりしています。

ピエール広場を通り抜け、西の端までやってきました。
San Juan de los Panetes 教会。

この塔の明かりに癒されます。

夜の散歩ももう終わりです。
スーダの塔が見えます。

エプロ川岸の大通り。
ここで流しのタクシーを拾います。
本当に、スペインのタクシー、安全でお安く、気楽に乗車できますよ。

サラゴサの夜は更けていきます。
明日は、ついにバルセロナ。治安もあまりよくないと聞いています。
今日のような夜の散歩はできるでしょうか
今夜は、明日に備えて、深酒はせずに休みましょう。