2024夏　道北離島の旅　利尻島／礼文島　利尻 ホテル雲丹御殿　礼文 桃岩展望台コースハイキング　ＡＮＡプレミアムクラス

往復の航空便は、2/9発売開始の「ＡＮＡタイムセール！」で、往路羽田空港～新千歳空港、復路稚内空港～羽田空港をスーパーバリューセール運賃で手配しました。新千歳空港～利尻空港は、対象搭乗期間の4/1~6/30ではタイムセールの対象外路線だったので、スーパーバリュー75K運賃で手配しました。

１日めの昼食は、羽田空港第2ターミナル「空弁工房」内にある「佐藤水産」の弁当です。
１個1,080円のジャンボおむすび「手まり筋子」を購入しました。

ＡＮＡプレミアムチェックインカウンターは６月から工事改修中です。
保安検査場Ａ付近に臨時のチェックインカウンターが設置されていました。

保安検査場Ａには、プレミアムメンバー優先入口が設けられていました。

往路ＡＮＡ4719便（コートシェア エアドゥ19便）、羽田空港10:15発で新千歳空港へ向かいます。
スーパーバリューセール運賃で@9,540円でした。

５５番搭乗口ボーディングブリッジからのＡＮＡ4719便の機材Ｂ767-381ERです。
エアドゥの機材です。
アプリ「フライトレーダー24」で調べたら、機体記号はJA605Aでした。

座席は１Ｇ、普通席最前列の右側窓側席てす。

新千歳空港には、ほぼ定刻の11:44に着陸しました。

スポットへ移動中、クロネコヤマトの専用機を見かけました。

乗り継ぎのＡＮＡ4929便、新千歳空港12:30発で利尻空港へ向かいます。
利尻空港視界不良のため着陸出来ない場合、新千歳空港へ引き返す可能性がある、条件付き運航です。
スーパーバリュー75K運賃で@9,850円でした。

６番搭乗口ボーディングブリッジからのＡＮＡ4929便の機材Ｂ737-881です。
アプリ「フライトレーダー24」で調べたら、機体記号はJA64ANでした。

座席は６Ｋ、普通席２列め右側窓側席です。
どなたかのプログで、利尻富士は右側席で眺めることが出来ると書かれていて、指定しました。

ジャンボおむすびを食べようとしたら、普通席のお客様は飲物サービスなしの案内がありました。
飛行時間が短いことと飛行中揺れる可能性があるのが理由でした。
ペットボトルのお茶を持ち込み損ねたので、機内での昼食は我慢することにしました。

利尻空港に近づきました。
機内から利尻富士の頂きを一瞬ですが見ることが出来ました。
あっという間に雲隠れしました。
今回の旅行の目的の一つがクリアです。

条件付き運航でしたが、定刻より10分以上早い13:13、無事着陸しました。
利尻空港は沖止めです。

徒歩でターミナルビルへ向かいます。

今日から２泊する「ホテル雲丹御殿」のオーナーが送迎車で迎えに来てくれました。

１日めの午後、ペシ岬頂上までハイキングします。
「ホテル雲丹御殿」オーナーのご好意で、ペシ岬展望台入口で降ろしてもらいました。
手荷物はホテルまで送迎車で先送りです。

最初は、緩やかな登りです。

昼食のジャンボおむすびは、このペシ岬展望台のベンチに座って、一人寂しく食べました。

ペシ岬展望台の反対側の景色です。
利尻富士は全く見えません。

展望台入口で、草刈りの作業をしていた方から、途中二手に道が分かれるが、右手の道のほうが緩やかですとのアドバイスをもらいました。
もちろん、右手の道を進みました。

途中、恋する灯台ベンチです。
恥ずかしげなく座って、一人旅の証拠写真を見知らぬ方に撮ってもらいました。

恋するベンチを通過してから、とんでもない急坂が待ってました。

頂上のペシ岬展望台に何とか到着です。
展望台頂上からも利尻富士は全く見えませんでした。

恋する灯台ベンチへ下って行きます。
登りは花を見る余裕がなかったですが、なかなか綺麗な白い花が咲いていました。
花の名前は分かりません。

ペシ岬から鴛泊港まで歩いて行きます。
よくぞあの岬を登ったもんだ、と自画自賛です。

鴛泊港フェリーターミナルへは15:05過ぎに着きました。

運良くタクシーが１台待機していました。
タクシーがいなければ16:45発の路線バスまで待つ覚悟は出来ていたのですが、ラッキーです。

「ホテル雲丹御殿」へは10分弱で到着しました。

「ホテル雲丹御殿」の１階フロントです。
チェックインの手続きをします。
チェックイン時間の15時を過ぎているので、すぐに部屋へ入れました。
この時間、副オーナーである看板犬はいませんでした。

「ホテル雲丹御殿」の１階ロビーです。
海に向かってマッサージチェアが置かれています。

部屋は２階でアサインされました。

ツインルームのシングルユースです。
１人で利用するには、充分な広さです。

洗面所はユニットバスタイプです。
利尻昆布入り大浴場を利用したので、一度もユニットバスは使いませんでした。

１階利尻昆布入り大浴場「浜辺の湯」です。
夕方は15時から23時まで、翌朝は5時から8時30分まで、利用可能です。

利尻昆布入り大浴場には、２泊とも夕方・翌朝の２回、計４回入りました。
すっかり利尻昆布のだし汁が身体に沁み込みました。

１階レストランです。
夕食は、18時か19時からの選択制。
朝食は、7時から9時まての自由入場制です。

１日めの夕食は、18時からにしました。
１人での宿泊者は、海側カウンター席で用意されます。

食前酒は、山葡萄の果実酒です。

お造りは、甘エビ、ホタテ、サーモン、ソイの昆布じめ、水タコの五点盛りです。

生ムラサキウニです。

ニシンの煮付けです。

アワビの水貝です。

殻付きホタテです。

ウニの茶碗蒸しです。

天麩羅は、真イカ、エビ、利尻昆布です。

生ウニご飯とウニの三平汁です。
生ウニをたらふく食べた満足感でいっぱいです。
今回の旅行の目的の二つをクリアしました。

デザートは、自家製プリンです。

この日の利尻町の日没時間は19:24です。
夕食中の18:50頃、レストランのカウンター席から眺めた、ペシ岬近くへ沈みつつある夕陽です。

朝食では、レストランの一角にハーフバイキングコーナーがあります。

２日めの朝食です。
ワカメのしゃぶしゃぶ、ホッケのかまぼこなどです。
ハーフバイキングコーナーからは、サラダとバナナ、野菜ジュースを取りました。

朝食後、晴れてきたのでもしかしたら利尻富士が見えるかも？とホテルスタッフに言われ、外に出てみました。
「ホテル雲丹御殿」の外観です。

「ホテル雲丹御殿」前の道路からの利尻富士です。
利尻富士の全景を見ることが出来ました。
イチオシの写真にします。

２日めの昼食は、「ホテル雲丹御殿」にお願いして、おにぎり弁当を作ってもらいました。
中身は、梅干しおにぎり１個、バナナ、ミネラルウォーター、塩分補給キャンディーとチョコレートの詰合せです。

利尻鴛泊港9:20発の礼文香深港行きフェリーは、サイプリア宗谷号です。

サイプリア宗谷号の１等ラウンジ席です。
座席は２７番で指定されました。
電話予約した際、３回の乗船いずれも利尻富士見える側席をリクエストし、フェリー会社が指定した指定席です。

２日めの午前中、桃岩展望台コースを桃岩口から知床口までハイキングします。
桃岩展望台レンジャーハウスまで、タクシーを利用しました。
事前予約しようとタクシー会社２社に電話しましたが、いずれの会社も予約は受け付けない、タクシー乗り場に待機しているタクシーを利用してほしい、とのつれない返事でした。
この時間、桃岩登山口行き路線バスがないので、タクシーを利用出来なければ、ハイキング計画は頓挫です。
なので、フェリーを下船して、急いでタクシー乗り場に向かいました。

10:20、桃岩展望台レンジャーハウス前に着きました。
桃岩展望台コース桃岩口の案内板です。
ここから知床口まで、桃岩展望台コースを約5kmハイキングします。　
知床バス停12:08発の路線バスに乗りたい、少し無謀な計画です。
万一乗れなければ、午後からの観光ハイヤー配車場所をフェリーターミナルから知床バス停に変更の腹案を持って出発します。

桃岩展望台ハイキングコースの入口です。
この辺りの道は舗装されていて、道幅も広いです。

10:23、桃岩展望台に到着です。
元地灯台まで左へ2.5km、フェリーターミナルまで右へ3.6kmの案内板てす。
このように、至る所に案内版があるので、ハイキング途中、道に迷う心配はありませんでした。

桃岩展望台の標柱です。

桃岩展望台では霧が濃く立ち込め、桃岩はわずかに下半分だけ見えました。

ハイキング道に咲いている花々です。
花の名前は分かりません、

10:45、桃岩展望台から1.3km、元地灯台まで1.2kmの地点です。

この時間、まだ霧がかかっていて、遠くまで景色を見渡すことが出来ません。

10:54、キンバイの谷に到着です。

キンバイの谷は、この人工的に作られた道を先端まで行って、景色を楽しみます。

水平線が見えるまでに、霧が晴れてきました。

キンバイの谷から1分後、とんでもない急坂が待ち受けていました。

見た目にはそんなに急坂ではありませんが、途中、何度か立ち止まって息を整えるほどでした。

11:04、桃岩展望台から1.7km、元地灯台まで0.8kmの地点です。

この案内板の地点付近でカメラを構えて立ち止まっている方がいました。
その方から、ここから利尻富士かみえますよ、ただし、すぐに霧で隠れてしまいます、と教えてくれました。
自分もシャッターチャンスを待つことにしました。
一瞬、利尻富士の頂きが見えました。
何とも幻想的な風景です。
イチオシの写真にします。

この場所では、反対側にユースホステル桃岩荘を見ることが出来ました。
桃岩荘は、フェリーの入出港時、派手な出迎えで有名なユースホステルです。

11:15、元地灯台が見えてきました。

元地灯台は、この場所からの景色で良しとし、付近まで行きませんでした。

11:18、知床まで2kmの案内板です。

11:20、利尻富士が正面に見えました。
このあと知床口まで、ほぼずっと利尻富士を眺めながらのハイキングになりました。
知床口から桃岩口へ向かうハイキングだと、利尻富士は背中越しになります。
なので、桃岩口から知床口へ向かうハイキングが、個人的にはオススメです。
イチオシの写真にします。

11:35、桃岩展望台コース知床口の案内板まで来ました。

知床バス停は右へ0.2km、北のカナリアパークは左への分岐点の案内板です。

11:50、知床バス停に到着しました。
結果、桃岩展望台コース桃岩口から知床バス停まで約5kmを90分で踏破したことになります。
12:08発の路線バスに充分間に合いました。

12:16、香深港フェリーターミナルバス停に到着しました。
このあと、フェリーターミナル内のベンチに座って、「ホテル雲丹御殿」特製のおにぎり弁当を食べました。

２日めの午後、観光ハイヤー３時間コースで礼文島の北半分を巡ります。
じゃらんnetから割引券を利用して予約しました。
待合せ場所は、フェリーターミナル観光案内所前に13時です。
運転手兼ガイドは、礼文ハイヤーのSさんです。

観光ハイヤー１か所めの観光地は、高山植物園です。
入園料大人310円です。

入園してすぐ、柵で覆われたレブンアツモリソウを見ます。
これで今回の旅行の目的三つすべてクリアです。

幾輪もの花が咲いているレブンアツモリソウは、この一株だけでした。

現在園内で開花している花の案内板です。

レブンウスユキソウです。

レブンソウです。

ミヤマオダマキです。

エゾスカシユリです。

レブンキンバイソウです。

イワベンケイです。

観光ハイヤー２か所めの観光地は、澄海(スカイ)岬です。

澄海岬反対側の景色です。

観光ハイヤー３か所めの観光地は、レブンアツモリソウ群生地です。
入園料無料です。

レブンアツモリソウ群生地（展望エリア）の案内板です。

レブンアツモリソウ群生地の展望台です。

展望台から見たレブンアツモリソウの花です。

展望エリアではない場所に咲いていたレブンアツモリソウの花です。
スタッフに教えてもらい、見ることが出来ました。

観光ハイヤー４か所めの観光地は、江戸屋山道(えどやさんどう)です。
江戸屋山道は、岬めぐりコースの一部です。
岬めぐりコース（鮑古丹入口）の案内板です。

江戸屋山道は、歩かずにタクシーで巡ります。
撮影スポットでその都度一時停車してもらい、写真を撮りました。

江戸屋山道は、花がたくさん咲いています。
花の名前はタクシー運転手兼ガイドのＳさんに教えてもらいましたが、忘れました。

某旅行社のツアー客は、江戸屋山道をハイキングしていました。
タクシーで追い抜いた時、ツアー客から嫉妬の鋭い視線を感じました。

観光ハイヤー５か所めの観光地は、スコトン岬です。

スコトン岬にある日本最北限のトイレです。
以前は日本最北端のトイレと命名したそうですが、稚内市から宗谷岬が最北端であるとの指摘が入り、最北限に変更したそうです。
最北限到達記念に利用しました。

途中、礼文島に２か所ある信号機です。
１か所は保育園前に設置されています。
タクシー運転手兼ガイドのＳさんに、ここで赤信号停車したらよっぽど運が悪いですねと言ったら、いや、最高に運が良いことですとの返事がありました。
実際、Ｓさんはここで赤信号停車したことはないそうです。

もう１か所の信号機です。
礼文小学校から道道40号線に出る場所に設置されています。

観光ハイヤー６か所めの観光地は、北のカナリアパークです。
今日は天気良く利尻富士が見えそうなので、北のカナリアパークにも立ち寄ってもらいました。
ちなみに、昨年８月末に妻と来たときは、この場所から利尻富士は全く見えませんでした。

今日は、利尻富士がバッチリ見えました。

３時間のタクシー観光を終え、香深港フェリーターミナルで下車しました。
タクシー運転手兼ガイドのＳさんは、礼文島で生まれ育ち、一度も島から出たことのない方でした。
礼文島の自然や歴史を詳しく案内してもらいました。
特に花の名前は、高山植物園の案内板がないものも全て教えてくれました。
植物園にいた見学客からの質問にも快く答えていました。
礼文島の教育、産業、医療や娯楽についても話してくれました。

写真は、礼文香深港16:10着のハートランドフェリーと利尻富士です。

岸壁では、派手な出迎えで有名なユースホステル桃岩荘のスタッフが旗をふり、お帰りなさいコールをしていました。

礼文香深港16;30発の利尻鴛泊港行きフェリーは、アマポーラ宗谷号です。

アマポーラ宗谷号の１等アイランドビューシートです。
座席はＦ２番で指定されました。
この席は、礼文から利尻へ向かう際、入出港時に天気が良ければ利尻富士が船内から眺められる最良の座席です。

礼文香深港出港時、１等アイランドビューシートＦ２番席から正面に見た利尻富士です。

利尻鴛泊港入港時、１等アイランドビューシートＦ２番席から見た利尻富士とペシ岬です。

今日も「ホテル雲丹御殿」のオーナーが送迎車で迎えに来てくれました。

２日めの夕食は、19時からにしました。
この時間、雲に覆われ、夕陽は全く見ることが出来ませんでした。

こくわ（猿梨）の食前酒です。

先付けは、イカと数の子、炙りウニ、松前漬けとワサビの和え物です。

お造りは、つぶ貝、タコとワカメの酢味噌和え、つぶ貝のイクラのせ、八幡巻き、アワビ、生春巻きです。

カニです。

生ムラサキウニです。

ウニの茶碗蒸しです。

焼き物は、ニシンのひらきです。

天麩羅は、海苔ウニ、オクラ、利尻昆布です。

ご飯は、ウニの釜飯です。

ウニの釜飯は、ご飯茶碗２杯分あり、たらふくウニを食べた感じです。

お吸い物は、ウニの三平汁です。

デザートは、わらび餅です。

夕食後、妻と妻がママさんスポーツで日頃お世話になっている先輩の方々へ、お土産として利尻昆布を買い求めました。

翌朝5:30、町内無線で今年のエゾバフンウニ漁解禁の放送がありました。
部屋から、ウニ漁の様子が眺められました。
ちなみに、キタムラサキウニ漁の解禁は6/1でした。

３日めの朝食です。
女将さん手製の塩ウニが出ました。

ハーフバイキングコーナーから、ホタテ入りカレーライスと自家製シフォンケーキ、ミルクを取りました。

朝食後、今朝水揚げされたばかりのウニがホテルに届きました。
残念ながら、朝食で活きウニを食べることは出来ませんでした。

チェックアウトの清算をします。
この時間、副オーナーである看板犬がフロントにいました。

３日めの朝食後、「ホテル雲丹御殿」前道路からの利尻富士です。
頂きどころか中腹も見えません。

利尻鴛泊港8:25発の稚内港行きフェリーは、ボレアース宗谷号です。
今回も昨年８月末同様に３回の利用で、ハートランドフェリー利尻礼文航路に就航している異なる３隻に乗船することが出来ました。

ボレアース宗谷号の１等ラウンジ席です。
座席は、１１番で指定されました。

利尻鴛泊港を出港しました。
旅行３日めは、利尻富士の頂きは全く見ることが出来ませんでした。

稚内港にまもなく接岸です。

稚内港フェリーターミナルから稚内空港まで、空港連絡バスに乗車します。
途中４か所のバス停に停車し、ほぼ満席になりました。
所要時間は約35分です。

復路ＡＮＡ572便、稚内空港13:10発で羽田空港へ向かいます。
羽田発稚内行きが機材整備により出発が遅れたことにより、早々と使用機到着遅れのため10分遅発のアナウンスがありました。
機材整備の理由は、最後方のトイレ故障でした。
スーパーバリューセール運賃で@12,370円でした。

８番搭乗待合室からのＡＮＡ572便の機材Ｂ737-881です。
アプリ「フライトレーダー24」で調べたら、機体記号はJA65ANでした。

座席は１Ａ、プレミアムクラス席最前列の左側窓側席てす。
搭乗２日前にアップグレードポイントでプレミアムクラス席へ変更しました。

今日のプレミアムクラス食事飲物メニューです。

プレミアムクラス席で提供された食事です。

食後のANAオリジナルコーヒー"匠の珈琲紀行"とおつまみ２種です。

羽田空港には定刻の15:10に着陸しました。
沖止めです。

ランプバスで到着口まで戻りました。