緑川ゆき さんの代表作『夏目友人帳』、そしてその原点ともいえる短編『蛍火の杜へ』がこの夏から秋にかけて話題を呼びそうだ。テレビアニメシリーズが好評を博した『夏目友人帳』が3度アニメ化され、『夏目友人帳 参』として、今年7月よりテレビ東京系にて放送開始する。 一方、『蛍火の杜へ』は、本編およそ44分の中編アニメ映画化となる。2011年9月17日からシネ・リーブル池袋(東京)、テアトル梅田(大阪)の2館で劇場公開される。映画とテレビの双方で、緑川ワールドが展開する。 『蛍火の杜へ』で注目したいのが制作スタッフである。『夏目友人帳』シリーズ、さらに『デュララララ!!』、『海月姫』などの話題作を手掛けたブレインズ・ベースがアニメ制作、監督を大森貴弘さんが行う。『蛍火の杜へ』も、『夏目友人帳』シリーズと同様の高いクオリティ-が期待されそうだ。 その世界観、制作スタッフからは、『夏目友人帳 参』と『蛍火の杜へ』があたかも兄弟作品のように映る。 このふたつの作品を合わせて取り上げたイベント「夏目友人帳×蛍火の杜へ ~集い 夏神楽~」が、6月4日東京・日本青年館 大ホールで行われた。 当日は『夏目友人帳 参』から神谷浩史さん、井上和彦さん、堀江一眞さん、木村良平さん、菅沼久義さんが、『蛍火の杜へ』からは内山昂輝さん、佐倉綾音さんが出演した。イベントでは全員が夏らしい浴衣姿で登壇した声優陣が、これから届けられることになる作品への熱い意気込みを語った。 夏目貴志役の神谷さんは3度目となる新シリーズにあたって、「また、こうして会えるとうれしいです。毎回、作品を本当に愛していただいているなとひしひしと感じます」とコメントする。 ニャンコ先生役の井上和彦さんも、「毎回楽しみにしています。台本をもらうと、いただいた瞬間から(台本を)読みだす作品」と話す。作品への思い入れも大きい。 一方、全く新しく映像化される『蛍火の杜へ』では、ギン役の内山さんがイベントで紹介された映像から、「期待以上の作品に仕上っていました。公開が待ち遠しい」と、強い意欲をみせた。蛍役の佐倉さんは、「原作の空気、世界観が再現されています。是非、劇場に足を運んでください」と、これから公開される映画をアピールした。『夏目友人帳 参』公式サイト /http://www.nasinc.co.jp/jp/natsume-anime/『蛍火の杜へ』公式サイト /http://www.hotarubi.info/
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