TVアニメ『薬屋のひとりごと』第27話「冬人夏草」が、2025年1月25日に放送。行方不明の女官や亡くなった中級妃というミステリー要素が同時に展開され、「今回は香りがキーワードなのかな」「怖い怖い!!!!www」などの声でSNSが盛り上がった。
※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さい。
『薬屋のひとりごと』は、日向夏が「ヒーロー文庫」より刊行中で「ビッグガンガン」および「サンデーGX」でのコミカライズも展開している、シリーズ累計3,800万部を突破した小説を原作とする後宮謎解きエンタテインメントだ。中世の東洋を舞台に、「毒見役」の少女・猫猫が宮中で起こる様々な難事件を次々に解決する姿を描く。
TVアニメ第1期は2023年10月より放送が開始されると、各配信プラットフォームでは視聴ランキングで常に上位にランクインし、「TVerアワード 2023」の特別賞を受賞するなど大きな話題となった。
2025年1月10日より連続2クールで放送される第2期は、オープニングテーマに幾田りらの「百花繚乱」が起用されたことでも話題を集めている。
先週放送された第26話は、壬氏の元に毒で亡くなった者が現れたという不穏な知らせが届いて幕を閉じた。SNSでは、「伏線が大判振る舞いすぎない?」「いろいろありすぎて体感5分だったわ…」などの声が多く集まっていた。
今回の第27話では、猫猫の耳に結婚を間近に控えた涛という女官が行方不明になったという話が入る。引き続き、早速不穏な空気が漂っているようだ。
そんな猫猫に、壬氏は後宮に生えている毒キノコの調査を命じる。薬の調合にも使えそうなキノコ探しに猫猫はご機嫌。てんこ盛りのキノコを持ち帰って満面の笑みを魅せる猫猫の姿に、「いつも通りの猫猫だw」「毒キノコは猫猫の手にかかれば危なくないんだよ」などのコメントもあった。
帰宅後、猫猫は紅娘より、キツい性格で嫌われていた静妃という中級妃が食中毒で亡くなったことを聞く。このとき猫猫は珍しく髪を下ろしており、「髪下ろし猫猫だー!!」「貴重!可愛い!美人」と視聴者も沸き立っていた。
食中毒と毒キノコ……どことなく共通点のあるワードに、猫猫の推理が繋がっていく。
そうして静妃の葬儀に参加する猫猫だったが、死体が眠る棺を宗妃という全身包帯だらけの下級妃が暴いてしまう。出てきた死体の皮膚はかぶれており、軽くホラーな展開で「怖い怖い!!!!www」「これはかぶれを引き起こす毒キノコが原因か…?」など驚きの声や推理をする声が多数集まっていた。
騒ぎを起こした宗妃は気立ても良い女性だったが、2年前から皮膚がかぶれる病に罹ってしまったらしい。葬儀を荒らした理由は、自身の病の原因が死んだ静妃にあったからだろうと猫猫は推理する。
症状の発端であろう毒キノコを探せという指示をしてきた壬氏に、自身の推理を披露していく猫猫。確証が持てず言い淀む様子を見せるが、壬氏は「言いたいことがあるならハッキリ言え」と顔を寄せる。
ジッと猫猫の瞳を間近で見つめる壬氏に、「近い!!!!」「はいガチ恋距離」「壬氏様、顔が良い……………」と視聴者も大興奮だ。
壬氏の言葉を受け、猫猫は毒キノコを探していた現場を再び調査したところ、なんと葬儀が行われたばかりの静妃の遺体が発掘される。ここで冒頭で出た行方不明と言われていた涛という女官と繋がり、どうやら2人の遺体が入れ替わっていたようだ……。
驚きの真実も発覚し、思惑が入り乱れる“女の園”な後宮の雰囲気がますます出てくる第2期。
視聴者も一緒にミステリーを楽しめる本作ならではといえる、「見えてきた。そこが繋がるのかな…?」「まだ何で死体を偽装したのかわからんな」「今回は香りがキーワードなのかな」などの感想が多く寄せられて、第27話は幕を閉じた。
TVアニメ『薬屋のひとりごと』第2期は、毎週金曜23時より日本テレビ系「FRIDAY ANIME NIGHT(フラアニ)」枠にて放送中。第27話「冬人夏草」は、ABEMAにて無料配信されている。次回は1月31日放送予定。
(C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
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