日本ゲートウェイ(株)は25日、パーソナルユースの省スペース型デスクトップパソコンとなる『Gateway
Essential Slim』シリーズを発表、26日から発売を開始する。従来モデルに比べ容積比で3分の1のサイズに小型化したのが特徴。CPUにはCeleron-433/500MHzを搭載し、液晶ディスプレーモデルもラインナップする。価格は15インチのCRTを含む最小構成で11万9800円から。
15インチの液晶ディスプレーを付属した『Gateway Essential Slim』 |
Essential Slimの特徴は、そのサイズにある。横285×奥行き356×高さ89mmというサイズは、同社のマイクロタワーパソコンに比べ、容積比で3分の1というスリムさ。縦置き用のフットスタンドも同梱しており、机上のわずかな設置面積に置くことができる。
本体はドライバーなどを使うことなくカバーを開くことができるようになっている。マザーボードやドライブなどの各部品はコンポーネント化されており、工具を使わずにドライブ類を交換することも可能だ。
標準構成モデルは15インチCRTのセットとなる |
マザーボードには、Intel 810-DC100を採用。CPUはCeleron-433MHzか同500MHzを選択できる。その他のスペックは構成によって異なるが、同社が推奨する標準構成では、メモリーが64MBのSDRAM(最大256MB)、HDDは4.3GBか6.8GB(UltraATA-66)、56kbpsの内蔵モデム、最大24倍速のCD-ROMドライブを内蔵する。
ディスプレーは標準構成では15インチのCRTが付属、このほか15インチの液晶ディスプレーを選択することもできる。またインターフェースは2基のPCIスロット(ハーフサイズ)、および2基のUSBポートを装備する。
OSにはWindows 98 Second Editionを採用。添付されるソフトウェアとしては、(株)ジャストシステムのオフィスツール『ジャストホーム』をはじめ、筆王、駅すぱあと、PostPet
for Windows Ver2.1jp、Photo Expressが用意されている。このほか、同社が提供するインターネット接続サービスの『ゲートウェイネット』を、3ヵ間無料で利用できる接続権も提供される。
価格は、Celeron-433MHzを搭載する『Gateway Essential 433 Slim』が、標準構成で11万9800円。同500MHzを搭載する『Gateway
Essential 500 Slim』が、標準構成で12万9800円となっている。