日本電気(株)は25日、DSU内蔵の家庭用ISDNルーター『COMSTARZ neo(コムスターズ・ネオ)』を発表した。インテリア性を重視した丸いフォルムの筐体で、ラベンダー/マンゴーイエロー/コーラルピンクの3色を用意。OLや女子大生をターゲットに拡販する。
![]() | 着メロの曲は“やぎさんゆうびん”“ワルキューレ”“ハレルヤコーラス”の3曲 |
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『COMSTARZ neo』は、“個人ユーザーのメール利用を楽しくする”というコンセプトのもと、電子メールに関する機能を充実させている。パソコンの電源を入れなくてもメロディやボタンの点滅でメールの着信を知らせるという、着メロ&イルミネーション機能を初めて搭載するルーターだ。また、本体のボタンひとつで新着メールの有無を確認する着信メール確認、ユーザー設定による定時の自動着信メール確認、外出先からでも設定が可能な着信メール自動転送(20件、全角1024文字まで)といった、ベーシックな機能も用意している。
また、一定時間使用しないと自動的にインターネット接続を切断する機能や、延べ接続時間を予め設定し、それを超えるとインターネット接続を行なわないようにする機能など、通信料金の無駄遣いを防止する機能もいくつか用意している。
Windows 95/98またはMac OS対応の設定CD-ROMにより、ウィザード方式でインターネットの利用に必要なパソコンやルーターの設定が初心者でもできるという。
パソコン本体との接続は、USBもしくは10BASE-Tで、それぞれ1ポートずつ搭載する。電話やファクスなどアナログ端末接続用のポートは、2ポート用意する。電源は専用ACアダプター。サイズは突起部を除いて、幅56.6mm×奥行き165mm×高さ165mmで、重さは約0.6kg。6月30日出荷開始で、価格は3万4800円。
コムスターズ・ワイヤレスセット
NECは同時に、『ワイヤレスアクセスポイント CMZ-RT-WA』(親機)と『ワイヤレスカード CMZ-RT-WP』(子機)を1パックにしたコムスターズ・ワイヤレスセットを発表した。親機をコムスターズの10BASE-Tに、子機をノートパソコンのPCカードスロットに接続する。![]() | SF映画のヘルメットのような親機のデザイン |
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DS-SS方式で伝送し、通信速度は1Mbps~11Mbps。伝送距離は2Mbps以下で80m、11Mbpsで30m。動作システムは、Microsoft
Windows 98。6月10日出荷開始で、価格は5万4800円。それぞれ単体でも販売し、『ワイヤレスアクセスポイント
CMZ-RT-WA』が3万8800円で『ワイヤレスカード CMZ-RT-WP』が1万9800円。
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