(株)沖データは10日、モノクロページプリンター『MICROLINE 2030N』、『MICROLINE
2020N』、『MICROLINE 2020』3機種と、マイクロドライフルカラープリンター『MICROLINE
7050c』を発売したと発表した。出荷は、2030N、2020N、2020の3機種が8月下旬、7050cは8月上旬にそれぞれ開始する。価格は、2030Nが26万8000円、2020Nが18万8000円、2020が16万8000円、7050cは24万8000円。
『MICROLINE 2030N』 |
『MICROLINE 2030N』、『MICROLINE 2020N』、『MICROLINE 2020』の3機種は、A3用紙対応のモノクロポストスクリプト日本語ページプリンター。『MICROLINE
2030N』は600dpiで毎分30枚(A4ヨコ、コピーモード)の印刷が行なえ、『MICROLINE
2020N』は、600dpiで毎分24枚(A4縦、コピーモード)の印刷が行なえる。ともに100BASE-TX/10BASE-Tに対応したネットワークカードを標準で搭載する。『MICROLINE
2020』はネットワークカードをオプションとしたモデル。A3からB5サイズまで対応可能なユニバーサルトレーを2個、はがき、封筒に対応するフロントトレーを1個装備する。同時にセットできる用紙サイズは3種類。インターフェースはUSB、IEEE1284双方向パラレル、RS-232Cに対応し、これらを自動で切り替えるオートポーリング機能を搭載する。アドビシステムズ(株)製のインタープリンター『Adobe
PostScript 3』を搭載する。対応機種はWindows 95/98/2000/NT4.0を搭載したIBM
PC/AT互換機とPC98-NXシリーズ。およびMacintosh。サイズは、幅498×奥行き536×高さ332mm、重さは約28kg。電源はAC100Vで、消費電力は最大1.1kW。
『MICROLINE 7050c』 |
『MICROLINE 7050c』は、A3ノビに対応したマイクロドライフルカラープリンター。商用印刷に近い色の再現性を持つのが特徴で、“メタリック・ホワイト”などの特色インクや専用透明シュリンクフィルムを用いることで、軟包装のパッケージデザインのシミュレーションにも使用できるという。1つのドット径を16段階に制御する“バリアブル・ドット・コントロール”により2400dpi相当(190線)の高精細印刷が可能。ドライバーソフトは、Mac
OS 7.6.1~9.04J、Windows 95/98/2000/NT4.0用のものが付属する。インターフェースはUSBとIEEE1284双方向パラレルを標準装備し、Macintosh用のSCSIアダプターが付属する。対応機種はWindows
95/98/2000/NT4.0を搭載したIBM PC/AT互換機とPC98-NXシリーズ、およびMacintosh。サイズは幅568×奥行き270×高さ202mmで、重さは約9.5kg。電源は100~115Vで、消費電力は最大54W。
また、同社は同日、プリンターの使用済み消耗品である“イメージドラムカートリッジ”と“トナーカートリッジ”の無償回収サービスを開始したと発表した。ユーザーの負担の低減と環境保全、資源の有効活用を目的として開始するもの。今回のサービスは、“沖データ回収センタ”を新設し、ユーザーからの回収依頼をファクス(TEL.024-594-2798)で受け付け、日本通運(株)がユーザーから回収する。回収費用は全額同社が負担し、回収率の向上を図り、環境保全、再資源化の拡大を目指すとしている。“沖データ回収センタ”に集まった使用済み消耗品は、同社福島事業所内の“リサイクルセンタ”で再資源化を行なう。