九十九電機(株)は9日、米eMachines(イーマシーンズ)社のデスクトップパソコンの日本向け製品の第2弾として、“2003年第2四半期モデル”5モデルの販売を10日に開始すると発表した。ラインアップは、スタンダードモデルの『N2240』、コーポレートモデルの『N2245』、ハイパフォーマンスモデルの『N2340』、P4マルチメディアモデルの『N4480』、P4ハイエンドモデルの『N4510』。価格は、『N2240』が4万9800円、『N2245』が5万9800円、『N2340』が6万4800円、『N4480』が8万4800円、『N4510』が9万9800円。九十九電機各店と“ツクモインターネットショップ”、および業務提携を結んでいる石丸電気(株)の各店とインターネットショップで販売する。
『N2240』『N2245』 |
『N2240』は、Celeron-2.20GHz、グラフィックス機能を統合した845GLチップセット、128MBのメモリー(DDR266)、40GBのHDD(Ultra ATA/100、毎分5400回転)、48倍速CD-ROMドライブ、3.5インチFDD(2モード)を搭載する。インターフェースは、USB 2.0×6(前面2/背面4)、10/100BASE-TX、V.92対応56kbpsモデム、シリアル、パラレル、PS/2×2などを装備する。拡張スロットはPCI×3(空き2)。本体サイズは幅184×奥行き406×高さ361mm、重量は10.2kg。OSはWindows XP Home Editionをプレインストールする。マルチメディアキーボード、ホイールマウス、ステレオスピーカーが付属する。『N2245』は、OSをWindows XP Professionalに変更した企業向けモデル。
『N2340』は、『N2240』のCPUをCeleron-2.30GHzに、メモリーを256MBに、光ドライブをCD-R/RWドライブ(CD-R書き込み48倍速/CD-RW書き換え24倍速/CD-ROM読み出し48倍速)と16倍速DVD-ROMドライブの2ドライブ構成に変更したモデル。本体サイズは同じで、重量は10.4kgとなる。OSはWindows XP Home Editionをプレインストールし、ライティングソフト『Easy CD Creator』と、DVDプレーヤーソフト『PowerDVD』が付属する。
『N2340』『N4480』『N4510』 |
『N4480』は、Pentium 4-2.40BGHz、グラフィックス機能を統合した845Gチップセット、256MBのメモリー、80GBのHDD(Ultra ATA/100、毎分5400回転)、CD-R/RWドライブとDVD-ROMドライブ(N2340と同仕様)、3.5インチFDD(2モード)を搭載する。インターフェースは『N2240』などと同じで、拡張スロットはPCI×3(空き2)のほか、AGP×1を搭載する。本体サイズ、重量、OS、付属ソフトは『N2340』と同じ。
『N4510』は、『N4480』のCPUをPentium 4-2.53GHzに、メモリーを512MBに、HDDを100GB(Ultra ATA/100、毎分7200回転)にしたモデル。そのほかの仕様は本体サイズやOSを含め、『N4480』と同じになっている。
なお、全モデルともディスプレーはオプション。