「K8D Master-F」 |
発表直後の今週24日に発売されたAMDのCPU「Opteron」対応マザーボードがはやくも秋葉原に登場した。発売されたのはMSI製「K8D Master-F」。今週に入り数店舗で実施されたOpteron搭載のデモ機にはすべてRIOWORKS製「HDAMA」が使用され、第一弾の発売はこちらが有力視されていただけにショップ側も少々驚いた様子だ。
在庫は現在秋葉原のどのショップにもない状態 | 「K8D Master-F」 | |
主なスペック | 対応メモリのリスト | |
K8D Master-Fを使用したショップブランドPCの販売とデモを行っている | DOS/Vパラダイスでは本店、2号店ともにOpteron 240、Opteron 242の単品販売も行っている | |
発売されたとはいえ、K8D Master-Fの在庫は現在秋葉原のどのショップにもない状態。昨日入荷され今日の朝一番で売り切れたという。実際に購入したあるユーザーのなかには「マザーボード本体は手には入れ、安い方のOpteron 240を探している」という人もいた。今回CPU単品とマザーボード単品を同時に販売したショップはおそらくなく、またOpteron 242は1個で約9万5000円もするので購入予定のユーザーも困惑していたようだ。
K8D Master-FはサイズがE-ATX、チップセットが“AMD-8131+AMD-8111”、拡張スロットが32bit PCI×2、PCI-X×3、PC2700ECCデュアルチャンネル対応DIMM×6(12GBまで搭載可能)という構成。オンボードインターフェイスにはATI RageXL(8MB)のVGA機能とBroadcom“BCM5704C”によるデュアルギガビットイーサネットとなっている。なお電源コネクタはEPS12Vタイプとなっている。販売していたのはぷらっとホームとUSER'S SIDEで8万4800円。
また、DOS/Vパラダイス秋葉原2号店 Prime館ではK8D Master-Fを使用したショップブランドPCの販売とデモを行っている。価格はOS無しモデルで26万9800円(Opteron 240×2、ECC-Ragistered512MB、7200rpm 40GB、FDD、CD-ROM、460W電源)となっているほかOpteron 240、Opteron 242の単品販売も行っている。
【関連記事】