東日本電信電話(株)と西日本電信電話(株)は9日、固定電話や公衆電話からIP電話(050番号)への通話サービスを23日に開始すると発表した。同日付けで総務大臣に対し料金の届け出を行なった。
NTT東日本の提供する通話サービスのイメージ(NTT西日本も同様) |
対象となる回線は、加入電話(ライトプランを含む)、INSネット64(INSネット64・ライトを含む)、INSネット1500、ピンク電話、公衆電話。サービス提供エリアは両社の提供エリア全域で、通話料金は両社がエンドエンドで料金設定を行なうとしている。
固定電話から発信する場合の3分間の料金は、(株)エヌ・ティ・ティ エムイーが10.4円で、ソフトバンクBB(株)、フュージョン・コミュニケーションズ(株)、(株)ぷららネットワークスが10.5円、エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ(株)、KDDI(株)、日本テレコム(株)、(株)パワードコムが10.8円。公衆電話から通話する場合の10円(消費税相当額を含む)あたりの通話時間は、ソフトバンクBB、フュージョン、ぷららが19秒で、NTT-ME、KDDI、日本テレコムが18.5秒、パワードコムが18秒。
料金については電話料金請求書に同封する『ハローインフォメーション』などで知らせる予定で、サービスの利用に申し込みは不要という。