インターネット総合研究所は2日、ツイッターを使って遊ぶクライアントソフト「TVitcher」(ツビッチャー)を発表した。Windows専用で、利用は無料だ。ソフトを起動するとCGアニメのキャラクターが登場し、ツイッターのタイムライン(投稿欄)を、音声と字幕を使い、バラエティ番組のように読みあげる。
ツイッターの機能であれば、どんなものでも読ませられる。お気に入りのユーザーが登録してあるリストを読んでもらうのはもちろん、私信であるダイレクトメッセージや、ネット大喜利などが開催されるハッシュタグなどを読ませることもできる。また(笑)や(怒)、(3秒待つ)といったカッコ付けの書き割りを読みこんで、キャラクターのアクションで感情をあらわすこともできる。
ツイッターを読みあげている動画はそのままキャプチャーし、保存することもできる。ワールドカップ開催時、ソフトのβ版を使い、キャプチャーした動画をUstreamで生放送したところ、500人余りのユーザーが楽しんだという。
同社では、収益源は、メタバースとSNSの中間のような形をとりたいと話す。ゆくゆくは企業アカウントのオフィシャルキャラクターをインターフェースの中に登場させたいとした。また、ユーザーが使えるキャラクターのデコレーションアイテムを増やし、アバターシステムのようなものも取り入れていきたいという。
クライアントソフト自体はまだ配信を始めたばかり。これから様々なバージョンアップを検討中だ。美少女や子ども向けのキャラクターを入れたり、アクションパターンに「むくり」「どろりっち」といった、ツイッター用語を対応させることも考えているという。
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