ファーウェイ・ジャパンは、ここに来て盛り上がりを見せているMVNOによる格安SIMの動向に対応し、日本国内市場向けにSIMロックフリー端末を積極的に提供していくことを発表した。
6月下旬以降にLTE対応のAndroidスマートフォン「Ascend G6」を発売するほか、その後も同社のタブレット「MediaPad」シリーズ、ウェラブル端末「TalkBand B1」、さらに今年5月に発表したばかりの厚さ約6.5mmという薄型スマートフォン「Ascend P6」などを順次展開予定。
まず第1弾となる「Ascend P6」は、4.5型液晶(540×960ドット)を搭載しながら、7.85mmという薄型ボディーが特徴の端末で、LTEにも対応。それでいて実売2万9800円(税抜、オープンプライス)という価格が魅力的。すでにビックカメラやエディオン、ノジマ、U-NEXTなど大手量販店、プロバイダーなどが、格安SIMとのセットでの販売も予告している。
そのほかのスペックはCPUはクアッドコアのSnapdragon 400(MSM8926、1.2GHz)で、内蔵メモリーは1GB、ストレージは8GB、OSはAndroid 4.3。対応ネットワークはLTEはバンド1(2.1GHz)とバンド3(1.8GHz)、3Gは2.1GHz/800MHz。メインカメラである800万画素の裏面照射型センサーはソニー製と公表されている。インカメラも約500万画素と高精細で、広角88度/F値2.4というレンズを搭載する。
「Ascend G6」の主なスペック | |
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メーカー | ファーウェイ |
ディスプレー | 4.5型液晶 |
画面解像度 | 540×960ドット |
サイズ | 約65.3×131.2×7.85mm |
重量 | 約115g |
CPU | Snapdragon 400(MSM8926) 1.2GHz(デュアルコア) |
内蔵メモリー | 1GB |
内蔵ストレージ | 8GB |
OS | Android 4.3 |
最大通信速度 | 下り最大150Mbps |
対応ネットワーク | LTE(2.1GHz/1.8GHz)、 W-CDMA(2.1GHz/800MHz)、 GSM(1900/1800/900/850MHz) |
無線LAN | IEEE802.11n(2.4GHz対応) |
カメラ画素数 | リア:約800万画素/イン:約500万画素 |
バッテリー容量 | 2000mAh |
NFC | ○ |
連続待受時間 | 約370時間 |
連続通話時間 | 約720分 |