【格安データ通信SIM】OCNが高速分オンオフ可に プリペイドSIMも次々

　格安データ通信SIMのまとめをお届けしている本記事。OCNが高速通信のオン／オフを切り替えられる「ターボ機能」を開始。また、訪日外国人にも適したプリペイドSIMが次々と登場している。

OCNが高速通信のオン／オフが可に
500円追加で当日の通信量の制限が無くなる

　まず1つめの話題は6月25日に配布が開始された「OCN モバイル ONE」用のスマホアプリ。契約変更なども可能だが、注目したいのが高速通信をオン／オフできる「ターボ機能」の実装。

　OCN モバイル ONEでは、1日50MB／80MB、もしくは1ヵ月1GB／2GBなどの高速通信分が提供されているが、このターボ機能でより効率的に利用できるようになる。なお、ライバルのIIJmioでは以前から提供されており（「みおぽん」）、OCNユーザーにとっては待望の新機能である。現在はAndroid向けに配布されており、iOS版は7月中旬の予定。

ついにOCNにも高速通信をオン／オフできる機能が追加

　さらに1日50MB／80MBの高速通信が使える「日次コース」向けのオプションも追加。1回540円を支払うことで、その当日の日付が変わるまでデータ通信が使い放題になる。たまにテザリングなどで、大量にデータ通信を利用するという人に便利だろう。なお、このオプションは月6回まで可能。

500円追加することで、当日中は高速通信を使い放題に

OCNとU-mobileから
訪日外国人に適したすぐに使えるプリペイド型

　外国人観光客向けにモバイル通信／公衆無線LANをどう提供していくかが話題になる機会が増えているが、関西国際空港にプリペイドSIMの自動販売機を設置したソネットをはじめ、続々とそのような用途に適したプリペイドSIMが発表されている。

　まず、NTTコミュニケーションズの「OCN mobile ONE Prepaid SIM for VISITOR」は、3780円で1日100MBの高速通信（100MB以降は当日200kbpsに制限）が14日間利用できるSIM（延長は不可）。

外国人観光客向けのプリペイド型SIM

　あらかじめウェブサイト上で購入申し込みをしておけば（VISA／MasterCardに対応）、成田／羽田／関西などの主要空港や、ユーザーが指定したホテルなどで受け取れるほか、成田 エクセルホテル東急には自動販売機も設置される。購入ページは日本語／英語／中国語（7月から）、サポート電話はさらに韓国語、マニュアルはタイ語にも対応。

　U-NEXTの「U-mobile プリペイド」もやはり訪日外国人に適しているもので、1.5GB／3GBの2タイプがあり、それぞれ利用期間は15日と30日。価格は2980円と3980円（ともに税抜）。

IIJmioの音声通話機能付きSIMがデータSIMから
プラス756円に値下げ

　最後の話題は、IIJmioの音声通話機能付きSIM（みおふぉん）の値下げ。みおふぉんは、データ専用SIMの各プランに音声通話機能付帯料を追加する形だが、この料金が従来の1080円から756円に値下げになっている。「ミニマムスタートプラン」では、セットで月1728円と音声通話付きでもオトク感がさらに増している。

月1000円前後の主要格安データ通信サービス
（すべて税込）

^{※1：1GBまでは734円、それ以上の利用で2138円になる
※2：7月31日までのキャンペーン価格}

月1500～2000円前後の主要格安データ通信サービス
（すべて税込）

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