団結ローグライクアクション『いっき団結』2月15日Steamで発売へ。最大16人でオンライン協力一揆

サンソフトは1月13日、団結ローグライクアクションゲーム『いっき団結』を2月15日に発売すると発表した。最大16人でのオンライン協力プレイに対応する、弾幕ローグライクアクションゲームだ。

サンソフト(サン電子株式会社)は1月13日、団結ローグライクアクションゲーム『いっき団結』を2月15日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。価格は後日発表されるという。

『いっき団結』は1985年にアーケードで稼働し、ファミコンなどにも移植されたアクションシューティングゲーム『いっき』の流れをくむ新作。貧困に陥った農民が蜂起する一揆をテーマにした作品だ。主人公の村では豊作だったものの、イナゴの大発生により村は危機に瀕している。さらに役人は年貢を取り立てる。そこでプレイヤーは村を守るため、一揆を起こして米を取り戻すこととなる。なおサンソフトは本作について、“「一揆は1人や2人でするものではない」といじられたあの伝説のクソゲーが今度は団結して復活!”とアピールしている。

本作は、シングルプレイまたは最大16人でのオンライン協力プレイに対応。十字キー(もしくはジョイスティック)のみのシンプル操作でプレイ可能だ。攻撃ボタンの入力などなしに、自動的に攻撃が発動。巧みな移動で敵を倒していこう。

多彩なキャラも用意され、それぞれ探索型、回復型、攻撃型、強化型の4つの属性が用意されている。仲間と協力して、押し寄せる敵の大群や各エリアボスを倒し、アイテムを収集。最後のボスである悪代官が待ち受ける屋敷を目指すのだ。多彩な武器や装備が用意され、レベルアップなどで装備やステータスの強化が可能だ。プレイするたびに展開が変わるといい、公式では団結ローグライクアクションと銘打たれている。



なおマルチプレイにおいては、エモートボタンが用意。このボタンを押すことで意思疎通などが可能。他プレイヤーといかに連携するかが勝利のカギを握るだろう。本作は過去2回にわたってクローズドベータテストが実施。ブラッシュアップを経て、このたび発売日が2月15日に決定したかたちだ。

なお本作は“サンソフト復活”の第1弾タイトルとなる。サンソフトは、1970年代後半にアーケードゲーム開発を始め、『アラビアン』『一騎当千』などをリリース。そして1980年代後半にはファミコンに参入し、『スーパーアラビアン』『ギミック!』『へべれけ』などで人気を得た。一方で、『いっき』や『アトランチスの謎』といったクセの強いタイトルも手がけたことでも知られている。

サンソフトは近年、海外作品をローカライズして販売する活動が目立っていた。しかし2022年8月に同社は“復活”を宣言。第1弾タイトルとして『いっき団結』を打ち出す格好だ。近日中には、第2弾タイトルも発表されるとのこと。公式YouTubeチャンネルにて発表され、案内役は同社のVTuberサンソフト之介が務めるそうだ。サンソフト復活に際して打ち出される新たなタイトルにも注目したい。

『いっき団結』は、PC(Steam)向けに2月15日に配信予定。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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