国内百貨店の2024年の店舗別売上高で、これまでトップ層だったそごう・西武の西武池袋本店(東京・豊島)が8位まで順位を落とし、上位から陥落したことがわかった。一方、訪日客を集めた阪急本店(大阪市)など関西の百貨店がランキングで存在感を高めた。地方は回復が遅れ、立地や品ぞろえに強みを持つ東京、大阪、名古屋の店に売り上げが集中する構図も鮮明だ。日本経済新聞が24年1〜12月の全国主要店の売上高を集

イオンモールの出店も以前よりは落ち着き、セブン&アイは昨年11月のプライムツリー赤池以降の大型モールの出店を凍結。それでも大規模商業施設のオープンは、全国まだそれなりにあります。 ただそのオープンのたびにショップリスト見てみるのですが、本当にCD店が入ることがなくなったなあと思うことしきり。せっかくなので可視化します。以下2017年以降にオープンしたある程度以上の規模の商業施設と、テナントとしてCD販売店が入っているかどうか。 〇はCD/DVD専門店あり、△はCD/DVDも扱う総合書店あり。なしでも「※」が付いているのは書店がTSUTAYA系なのでどこかで小規模にでもCD扱っててもおかしくないところ。ヴィレヴァンは除外しています。 開業日 施設名 所在地 総店舗 CD店 2017/03/18 水戸オーパ 茨城県水戸市 60 なし 2017/03/24 イオンモール新小松 石川県小松市 16
久々に通常のWEB検索でCD店舗の開店閉店情報を本気でディグったところ、7月閉店の情報を2件今更ながらに知る。双方とも栄枯盛衰いろいろあった元チェーンの最後の店舗。 ギンセイ本店は、平成29年7月2日(日)をもちまして、閉店させて頂くこととなりました。 高田本町の老舗「多田金」が7月3日に営業を停止 ギンセイは柏市の市街地で営業を続けていたアニメ系のホビーショップですが、数年前までは音楽CD/DVDも扱っていてというか、元々関東を中心に10店舗クラスの店舗網を持っていたチェーン。 ギンセイ 本店(柏市柏1-6-9) ギンセイ 柏ステーションモール店(柏ステーションモール内) ギンセイ スカイプラザ店(スカイプラザ柏内) ギンセイ 南柏店(流山市向小金3-96-1) ギンセイ 常盤平店(西友常盤平店内) ギンセイ 前橋店(前橋サティ内) ギンセイ 宇都宮店(福田屋ショッピングプラザ内) ギン
安室のアルバム、結局週間初動で111.3万枚。 SMAPの昨年末出た最後のベストが初動で66.7万枚、1年間チャートインし続けて積み上げた最新の累積枚数が117.2万枚だと言えば、これがどんだけかということもわかっていただけるかと思います。 前に「もしかしたらもうここまで本気になってパッケージを売ろうとしている現場を見ることは今後できないかもしれない」と書いたら、自分でもだんだんそんな気になってきたので、日曜に新宿と吉祥寺ぐるぐるして店頭を見てきました。 ■新宿 タワーレコード: 当然馬鹿みたいな大展開。7階では一部の旧譜も併せて什器2台での展開。またJR改札からの2階の連絡口前にも什器を出して即売状態。 HMV(ルミネエスト): もうコンビニくらいの床面積の店舗になってしまってますが、それでも入り口の一番いいところに展開。 HMV record shop(アルタ): さすがにここで大展開
TSUTAYAとGEOがCD/DVDレンタル業界のトップ2であることは誰でもおわかりになるかと思うのですが、じゃあその次はどこやねんといった場合、正直私もわからない。 で、確認したところ、恐らく三洋堂書店・フタバ図書という複合書店系が続くのではないかという感じで。 三洋堂書店は店によってはGEOと組んでいたりもしますし、正味3年前に資本業務提携を結んでいますので「実質ゲオじゃん」と言われればそうなのですが、それでも「+GEO」の」看板を出さずにレンタル業務を行っている店舗もあるようで、でも公式サイトではどの店でレンタルやっていてどれがGEOかとか書いていないので数もわからんし、ただ規模的には多分そうではないかと。 そして「レンタル業メイン」の企業でTSUTAYAとGEOに次ぐのはどこかといえば、全国的な展開をしているチェーンはもうなくその地域のみで展開しているチェーンだけ。それももう多分2
前回はタワーレコードの話をしたので、今度はHMVの話をします。 とかいってタワーの話の続きからなのですが、タワーレコードの1号店は1980年の札幌、以前から無断で屋号を使用していた輸入盤屋を追認する形というギャグのような1号店でした。それ以降1990年代に入るまでは基本「輸入盤専門店」でした。 自分はまだ1980年代末の旧渋谷店(東急ハンズのはす向かい、現在はローソンとサイゼリヤが入っている建物の2-3階)に行った記憶があるのですが、実に薄暗い照明の中、まだLPサイズの棚や箱に合わせるべく長方形のボックスに収められていたCDが段ボールに雑然と並べられていた、本当に普通の輸入盤屋の床面積でかい版にすぎなかったことを記憶しています。それでもあの物量にはそりゃテンションは上がるわけですけど。 で、HMVの話。タワーがまだそんな薄暗い輸入盤屋風情を残していた1990年の渋谷のもっといい場所に1号店
最近TSUTAYAのことばっかりのような気がするので、タワーレコードの話をします。 これまでに言うてきたことを改めてまとめる感じにもなるのですが。 10月末現在、全国75店舗、客観的なデータはないのですが、店舗数とその床面積を併せて考えた場合、日本最大のCD/DVD店チェーンであることは間違いなく。 ただ、先日3630億円の赤字決算を献上して正直現状でいい感じではないのですが、ここに至るまでにタワーレコードには2度ほど大きなピンチが訪れています。 <ピンチその1:セブン&アイ筆頭株主期> アメリカの店舗は2006年に全店閉鎖したものの、日本の店舗網の運営会社はそれ以前2002年に全株式を日本の投資会社が引き受けていて、その時点で完全に国内資本になったため連鎖的に閉鎖することもなく今に至るわけですが、その後その株式のせいで一時ヤバい状況になりかかります。 2005年、投資会社持ちの株式のうち
これまで何回か書いていたTSUTAYAの件をまとめた+αな感じの原稿を、月曜日にAscii.jpさんに掲載していただきました。 予想以上にバズりまくり、メジャーメディアの強さを思い知ったとともにやっぱり読んでいただいた皆さん、身近なテーマだといろいろ自分でも言いたくなるんだなあという、非常にベタな感想を持ちました。 で、こういうときはエゴサーチしていろいろな意見を拾ったりするのですが、その中に、「実家が松江市なんだけど、TSUTAYAなんてどこにもない。田舎がどこも『都会の郊外』だと思ったら大間違い」みたいなのがあって。 あなたの見ているその今井書店が実はTSUTAYAなんですよ、というその恐ろしさ。それがCCC。 他にも、元々TSUTAYAのフランチャイジーではあったものの、「いまじん」「マジカルガーデン」「白揚」等の昔からの屋号を残していた複合書店チェーンいまじん白揚の各店は、数年前か
【閉店のお知らせ】 突然ではございますが、じょいふるミュージックは諸般の事情により来る12月10日をもちまして閉店する運びとなりました。6年にわたり皆様にご愛顧いただきましたことを心より御礼申し上げます。9/30より感謝を込めて閉店セールを行いますのでご利用いただければ幸いです。 pic.twitter.com/opWBroV7Y7— じょいふるミュージック厚木 (@JoyFullMusic) 2017年9月8日 かなり衝撃的なお知らせ。 じょいふるミュージックは、東京都西部や神奈川を拠点に店舗網を持っていた中堅CD小売チェーンTAHARAの最後まで残った厚木本店の店長だった方がその閉店後、どうしても諦めきれずに新たに興した店で。 場所も厚木市随一のライブハウスThunder Snakeの道を挟んでおよそお向かいという立地で、CDを扱い楽器を扱い。その店名はいきものがかりの曲名から取られて
イギリスのテスコ、フランスのカルフール、アメリカのウォルマート――。圧倒的な調達力と優れた小売り技術を持つ彼らが、日本では苦戦を強いられたのはなぜか。その理由は「文化のバリア」であると筆者は説く。 イギリスの綿が日本を席巻できなかった理由 現在、静岡県知事を務められる川勝平太氏には、『日本文明と近代西洋――「鎖国」再考』(NHKブックス)という名著がある。明治初期のわが国近代工業の曙をテーマとするものだが、内容はわくわくさせる面白さがある。 イギリスに100年遅れてスタートした明治期の日本の近代化。当のイギリスは、産業革命を契機とし綿工業の生産力を高め、19世紀から20世紀にかけて世界の市場に進出した。その圧倒的な力による攻勢に耐え、逆にアジア市場で主導権を奪ったのは日本の綿工業であった。100年遅れてスタートしたにもかかわらず、日本の綿工業は、どうして巨大な生産力と販売力を併せ持ったイギ
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