小田嶋 隆
コラムニスト
1956年生まれ。東京・赤羽出身。早稲田大学卒業後、食品メーカーに入社。1年ほどで退社後、小学校事務員見習い、ラジオ局ADなどを経てテクニカルライターとなり、現在はひきこもり系コラムニストとして活躍中。
◇主な著書
『場末の文体論』(日経BP) 2013
『もっと地雷を踏む勇気~わが炎上の日々』(技術評論社) 2012
『小田嶋隆のコラム道』(ミシマ社) 2012
※このプロフィールは、著者が日経ビジネス電子版に記事を最後に執筆した時点のものです。
この著者の記事
もう一度読みたい
ソニー、過去最大赤字の「衝撃」
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2022.08.19
ソニーについては今回に限らず、今世紀に入って以来暗いニュースばかりが続いている。ファンとしてとてもさびしい。いま「ファン」という言い方をしたが、私の世代の日本人の男は、自覚していなくても多かれ少なかれソニーのファンなのだ。
小田嶋隆の「pie in the sky」~ 絵に描いた餅べーション
次のネタは天国で読めますか?
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2022.07.01
カネが諸悪の根源だというのは、正しいようでいて正しくない。カネを扱う時には、人間の本性が露呈しがちだという、それだけの話だ。日経ビジネスオンラインの連載コラム第1回に、小田嶋隆さんはこんなセリフをぶつけてくれた。
小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
小田嶋隆さん、お疲れ様でした。そしてありがとう。
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2022.06.24
日経ビジネス電子版で「『ア・ピース・オブ・警句』~世間に転がる意味不明」、日経ビジネス本誌では「『pie in the sky』~ 絵に描いた餅べーション」を連載中のコラムニスト、小田嶋隆さんが亡くなりました。追悼の意を込めて、2021年11月12日に掲載した記事「晩年は誰のもの…
小田嶋隆の「pie in the sky」~ 絵に描いた餅べーション
目を背けたい気持ちの爪痕
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2022.04.15
同世代の知り合いが顔を揃えると、「最近はニュースを見ない」というメンバーが多いことに驚かされる。理由を尋ねると「気分が重くなるから」ということらしい。なるほど。
小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
○○界に残る「ホモソーシャル」
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2022.04.08
「○○界」と外部から呼ばれてしまう閉鎖的な分野は、どれもこれも、均質的で排他的で、身内大事で、ピラミッド的な体育会系ライクな人間集団なのである。
小田嶋隆の「pie in the sky」~ 絵に描いた餅べーション
アカデミー賞受賞者の謝罪
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2022.04.08
アカデミー賞授賞式で、俳優のウィル・スミス氏が、プレゼンターのクリス・ロック氏がスピーチの中でスミス夫人の脱毛症をからかったことに激高し、舞台に登って彼の顔をハタいた。私は、その場面をナマ(中継だが)で見ていた。それまでの2週間ほど、ひたすらにウクライナでの戦争のニュースばかり見…
小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
カジュアルさにひそむ責任回避
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2022.04.01
方言は、謝罪にも使われる。ニュアンスとしては謝罪の意味をにおわせつつ、公式な謝罪を表明してしまった立場の不自由さから逃避するつもりでいる。
小田嶋隆の「pie in the sky」~ 絵に描いた餅べーション
セコい給付金は案外な妙手
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2022.04.01
新型コロナウイルス感染拡大の影響は、国民生活のいたるところに及んでいる。年金受給額の減額もそのうちのひとつだ。で、このほど、自民・公明両党は、ただでさえ生活に窮している年金生活者への支援策として「臨時特別給付金」を支給することを岸田文雄総理に要請した。
小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
思い上がりがもたらす自縄自縛
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2022.03.25
私は、自分が自分に課した仕事のノルマからほとんどまったく逃れられないのである。これは、自分で自分を有能だと思いこんでいる人間が陥りやすい罠なのだ。
小田嶋隆の「pie in the sky」~ 絵に描いた餅べーション
物憂き桜の国
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2022.03.25
桜が咲いている。3月半ばの春風に呼応して、一気に開花した。1週間もすれば、満開になるだろう。咲いているのは、10年ほど前、近所の地下鉄の駅前広場に街路樹として植えられた比較的若い樹木だ。地元では「安行桜」と呼ばれている。そのピンク色の花をつける早咲きの園芸品種は、例年、ソメイヨシ…
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