ドイツ・ロード王者でトップスプリンターのひとりのアンドレ・グライペル(ロット・ベリソル)が、2015年シーズンのレーススケジュールについて自らの公式サイトを通じて言及した。
UCIワールドツアー初戦として行われるオーストラリアのステージレース、ツアー・ダウンアンダー。グライペルは歴代最多のステージ通算16勝を挙げており、さらに総合優勝も2回獲得とこのレースを得意としている。
しかし、スペイン・ベニカシムでチームの冬季合宿に参加しているグライペルは「11月1日からトレーニングを再開した。しかし、過去数年ほど強度は高くない。レーススケジュールを変更し、少し遅めにシーズンに入ることをチームとともに決断したんだ。1月にツアー・ダウンアンダーを走らないのは、とてもつらいことだ。多くの成功を収めてきたし、そこへ行くのが大好きだからね。でも、2015年は焦点を変えたいし、春のレースに向けて刺激を変えたいと思っているんだ」と2015年はツアー・ダウンアンダーに参戦しないことを明らかにした。
さらに「現在予定しているシーズン初戦は1月末のマヨルカ・チャレンジだ。それまでにやるべきことはたくさんある。この合宿では強度と持久力に焦点を置いている。もちろん新車のリドレー・ノアSLを吟味することもだ。バイクの上で快適に感じれば感じるほど、シーズンを通して安全に走れるからね」と、スペイン・マヨルカ島での開幕に向けてトレーニングに励んでいると語っていた。
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