降格圏脱出のため勝ち点がほしいフランクフルトは前半14分、長谷部が右サイドから上げたクロスをシュテファン・アイグナーが頭で合わせ、ホームで先制に成功する。
逆転優勝を目指すドルトムントは猛攻を仕掛け、何度も決定的な場面を作り出す。だがフランクフルトは身体を張った守りでゴールラインを割らせない。虎の子の1点を守り切ったフランクフルトは勝ち点36で15位に浮上。1部残留に一歩前進した。
試合後ブンデスリーガ公式サイトのインタビューに応えた長谷部は、「綺麗なサッカーではなかったですけど、プラン通りの戦いで結果も出たという意味では、非常に良かったと思います」と大きな1勝を喜んだ。
対する香川は慣れないシステムで臨んだチームについて、「2トップのメリットを生かそうと思いましたけど、なかなか難しかったですね」と振り返っている。
14日の最終節では勝ち点1差で16位のブレーメンと直接対決するフランクフルト。この試合で引き分け以上なら降格プレーオフを回避して残留できる。
試合終了!!!! pic.twitter.com/lfRQ4EzNRO
— Eintracht Frankfurt (@eintracht_jp) 2016年5月7日