ベン・アフレック「夜に生きる」、オスカー戦線参入!12月25日に限定公開
2016年10月5日 16:17
[映画.com ニュース] ベン・アフレックが製作・監督・脚本・主演を兼ね、デニス・ルヘインの小説「夜に生きる」を映画化する「リブ・バイ・ナイト(原題)」が、12月25日にアメリカで限定公開されることが決定した。
米ワーナー・ブラザースが10月4日(現地時間)に発表したもので、年明け1月13日から全米で拡大公開される。米ハリウッド・レポーター誌によれば、スタジオは編集段階の作品を鑑賞し、公開前倒しを決定したという。年内に公開されることで、第89回アカデミー賞へのエントリーが可能となった。
クリスマスシーズンはアカデミー賞候補有力作がひしめいており、ジェニファー・ローレンス&クリス・プラット共演のSFロマンス「パッセンジャーズ(原題)」や、ボストンマラソン爆破テロ事件を題材にした「Patriots Day(原題)」などが21日、マーティン・スコセッシ監督が遠藤周作の小説を映画化した「沈黙 サイレンス」が23日に公開。25日には、デンゼル・ワシントン監督・主演の「Fences(原題)」、マシュー・マコノヒー主演作「Gold(原題)」などが封切られる。
同作は、禁酒法時代末期の1920年代のボストンを舞台に、市警幹部の息子ながらギャングの手下になった主人公ジョーと対立組織のボスの情婦との恋、やがて起きる抗争、そしてギャングたちの生きざまを描く。アフレックが「アルゴ」(2012)でアカデミー賞受賞後初めてメガホンをとり、エル・ファニングやブレンダン・グリーソン、クリス・メッシーナ、シエナ・ミラー、ゾーイ・サルダナ、クリス・クーパーらが共演する。