「ヤマト王子…もしかしたらあの若神子が…」(聖フェニックス) 天魔界からの攻撃によって荒廃していく天聖界。この危機に天聖界のヘッド・スーパーゼウスは、希望の新天地である次界の存在を聖フェニックスに語る。そのころ天聖界で暴れる悪魔・鬼ガシ魔に追いかけられていた十字架天使の前に、一人の若神子が助けに現れた…。
「僕は次界へ行くよ……夢のお告げがあったんだ」(ヤマト王子) ヤマト王子に敗れた鬼ガシ魔の前にサタンマリアが現れた。鬼ガシ魔はサタンマリアの超念魔により3人に分裂、強力な武器・金剛棒を手に入れて再びヤマト王子に戦いを挑む。十字架天使を人質に取られて苦戦するヤマト王子を救ったのは、一枚のコインだった…。
「僕は次界に行かなくちゃならないんだ…けど…」(ヤマト王子) ヤマト王子と十字架天使に天子男ジャックも加え、次界を目指す旅は続く。だが、行く手に突如火の手が上がる。火消しの里を焼き尽くそうとする悪魔・火炎魔動の仕業だ。ヤマト王子は次界への旅を優先し、その場を立ち去ろうとするが…。
「お待ちなさい、今はここを救うことのほうが大切です」(聖フェニックス) ヤマト王子たちの活躍で、火炎魔動は火消しの里から追い返された。もう二度と現れないだろうから先へ急ごうと言うヤマト王子を、聖フェニックスは今はこの場を救うことの方が重要だと諭す。案の定戻ってきた火炎魔動は、サタンマリアの超念魔で強化されていた!
「この液を浴びるとワシと同じ姿になるのよ…」(悪魔爺) ヤマト王子たちは花の里にやって来た。そこは天聖界にある全ての花が咲くことで有名な場所。しかし、中心に咲いているはずの万年桜が枯れていた。花の種を悪魔爺に奪われたためだ。悪魔爺から種を取り戻せなければ、天聖界中の花が枯れてしまうらしい…。
「あの若神子たちと一緒なら、私は次界へ行けると思うのです」(聖フェニックス) 花咲か仙人の力によって、花の里は元の姿に戻った。ところが、花咲か仙人は悪魔のエキスで悪魔にされ、花の種も再び奪われてしまう。十字架天使が花咲か仙人を元に戻すが、悪魔爺は超念魔によってデビル爺に変身して反撃してくる!
「俺は騎神アリババ、この国のことならなんだって知ってるさ」(騎神アリババ) 聖フェニックスは、次界へ向かうために必要な8人の若神子を捜すことになった。ヤマト王子たちと合流し、立ち寄ったオアシスの里。そこでは悪魔・魔党賊によって楽しい夢を奪われた住人たちが悪魔化していた。彼らを助けようとする一行の前に、一人の天使が姿を現し…。
「聖夢剣じゃ、それを使えば騎神アリババの理力を目覚めさせることができる」(スーパーゼウス) 騎神アリババの活躍で、オアシスの里の住人たちは楽しい夢を取り戻した。だが魔党賊はサタンマリアから授かった悪夢魔ジャマを使い、悪夢を現実化させてヤマト王子と天子男ジャックを捕らえてしまう。しかも魔党賊のアジト魔洞窟は、絶対に開かない扉に守られていた!
「私の名は牛若天子、悪魔が出ると聞いてこの橋で待っていました」(牛若天子) 五条大橋を通る者から聖剣を奪い取る悪魔・魔僧弁慶。彼の目的は、百本の聖剣を手に入れて魔紀元巨石像を完成させることだ。聖剣を奪われた七童子から事情を聞いたヤマト王子は、たった一人で五条大橋へ向かい、笛を吹き鳴らす怪しい男に戦いを挑む!
「あなたは私が捜す8人の勇者に相応しい若神子です」(聖フェニックス) 一度は魔僧弁慶を退けたが、ヤマト王子たちの行く手には危険な橋が待ちかまえていた。溶けちゃう三条大橋を牛若天子の浮遊理力で渡り、続く四条大橋に立ち塞がる魔僧弁慶を悪魔に変装してやり過ごそうとする。ところが正体を見破られてしまい…。
「次界へ向かう天使どもめ、この俺の力で消滅させてみせる」(スーパーデビル) ヤマト王子たちはスーパーデビルによって、夢幻ゾーンへと引きずり込まれてしまった。仲間とはぐれて一人になったヤマト王子は、巨大悪魔・魔魚に飲み込まれてしまう。その体内で聖フェニックスを救出して脱出するが、魔魚は再び一呑みにしようと迫ってきた!
「怠け心を植えつけるお前は許せん!:この音を聞いて心を入れ替えろ!」(魯迅フッド) 夢幻ゾーンで仲間を捜すヤマト王子たちの前に、悪魔・魔矢が現れた。魔矢の放つ矢に当たると、やる気を根こそぎ吸い取られてしまう。この強敵を前に、新たな若神子・魯迅フッドが助けにやって来る。しかしスーパーデビルも現れ、一行はさらに深い場所へと落とされてしまう!
「次界への道は汗を流し、涙をこらえ、努力を重ねた末に自ずと開けて来るものなのじゃ」(シャーマンカーン) 次界への道を記してあるという“次界聖典”を持って、シャーマンカーンが帰ってきた。さっそく解読を始めるシャーマンカーンだったが、怪しい行動をとるヴィーナス白雪に不審を抱く。そのことが原因でシャーマンカーンとケンカをしたスーパーゼウスは、ヴィーナス白雪と一緒に宮殿を出て行ってしまう。連れ戻そうとヴィーナス白雪の森へとやって来たヤマト王子たちは、そこでお守り・小助セブンから衝撃の事実を聞かされる!
「わしの下心テクターは聖心を魔性に変えることができるのだ」(スーパーデビル) スーパーデビルはシャーマンカーンに悪の心を植えつけ、スーパーゼウスと争わせて天聖界を二分させようと企んでいた。しかし悪魔の接近を知らせる魔夢予知シグナルのため、シャーマンカーンには容易に近づけない。そこでスーパーデビルは偽神タイプに姿を変えて天聖界に潜入、悪魔・くも不動魔を放って暴れさせる。くも不動魔を撃退したことで信用を得たスーパーデビルは、ついにシャーマンカーンに接近し、下心テクターでその心を悪に変えてしまう!
「しばらく私はアナタたちと別れて旅をすることにしましょう」(聖フェニックス) 下心テクター事件の失敗で怒り心頭のスーパーデビルは、天魔界の悪魔を召集し、次界への旅を妨害するために新たな悪魔・もの魔ねとオノカ魔を天聖界に送り込んだ。その頃、ヤマト王子と天子男ジャックは分かれ道のどちらに行くかで大ゲンカを始めていた。聖フェニックスは二人を反省させるために別行動をとり、オロオロした十字架天使もいつの間にかはぐれてしまう。そうして一人になったヤマト王子に、悪魔の攻撃が始まった!
「老天使の持つ聖球を奪い取れば、私は強力な超悪魔になれる!」(サタンマリア) サタンマリアは老天使が持っている六聖球を奪い、自らを強化しようと企んでいた。そのことを察知したスーパーゼウスは、聖フェニックスたちに老天使の持つ六聖球を守るように命じる。一方、サタンマリアの出したニセの招待状によって温泉へとやって来た老天使たちは、すっかり油断してゲートボールを楽しんでいた。サタンマリアは老天使たちを砂地獄に落として捕らえると、六聖球を強奪してパワーアップに成功してしまう!
「今までの無抵抗主義を返上するというのか、聖フェニックス」(スーパーゼウス) パワーアップしたサタンマリアに対抗するため、聖フェニックスはこれまでの無抵抗主義を返上して自らも戦うことを決意した。だがスーパーゼウスの理力や、シャーマンカーンの知恵を用いてもパワーアップすることは出来ない。その頃、ヤマト王子たちはサタンマリアと悪魔・オキアミ天魔の攻撃に苦戦を強いられていた。一度は天使・くじら大帝に救われたが、再び危機に陥ってしまう。それを知った聖フェニックスは、戦う手段を持たないままサタンマリアに戦いを挑んだ!
「始祖ジュラを復活させたとなりゃ、俺はたちまち天魔界のスターだぜ!」(ミイラ魔僧) ヤマト王子たちは、かつては天使の修行所だったピラミッドにやって来た。そこには最初の悪魔ヘッド・始祖ジュラが封印されている。第一次聖魔大戦でスーパーゼウスに敗れて以来、長い眠りについているのだ。それを知ったミイラ魔僧が、封印を解いて始祖ジュラをよみがえらせてしまった。ミイラ魔僧はまだ寝ぼけている始祖ジュラを連れ、過去へと逃げてゆく。それを追っていったヤマト王子たちは、まだ平和だったころの源層期や、第一次聖魔大戦の時代を体験する…。
「こんなことが二度と起きないように、早く次界へ行きましょうの」(十字架天使) ヤマト王子たちは旅の途中で、石になったお守り・お助けさんを見つけた。その時、次界の門が目の前に突然現れる。謎の声によって催眠状態になった一行は、門に入るや奇妙な空間に飛ばされてしまう。そこは悪魔・トン魔戒が支配する世界だった。何とかトン魔戒を倒し、助けにやって来た三象法師の力を借りて元の世界へ脱出しようとした時、トン魔戒が復活悪魔・TON魔としてパワーアップしてよみがえった!
「俺に任せておけば、数日のうちに天聖界を征服してみせる」(始祖ジュラ) 始祖ジュラの攻撃によって、天聖界が化石化してゆく。この危機を救うには6人の復活天使が持つ聖卵が必要不可欠だが、現在復活天使となっているのは4人だけだ。スーパーゼウスからの手紙を受け取ったヤマト王子たちは、5人目となる金太ロボ神のもとへと向かい、復活天使となるための特訓の手伝いをすることに。しかし、十字架天使が悪魔・魔ク魔人によって毒舌にされ、金太ロボ神は彼女の悪口ですっかり落ち込んでしまう…。
「私を助けたためにみんなが…今度は私がみんなを助ける番ですの!」(十字架天使) 始祖ジュラは復活天使による六聖卵爆撃を恐れ、十字架天使を摩天楼の里に連れ去ってしまった。ヤマト王子と天子男ジャックは、聖卵パワーによってその場所を知って救出に向かう。行く手に立ち塞がる悪魔・魔人ドジキュラーから十字架天使を救出したものの、ヤマト王子がドジの素によってドジになってしまい、脱出に手間取ってしまう。そのうえ魔人ドジキュラーが、復活悪魔・どらQ魔へとパワーアップして襲いかかってきた!
「一難さってまた一難、石橋を叩いて渡れ、これいかに?」(照光子) 始祖ジュラは倒したものの、ブラックゼウスの出現によって天聖界には緊張が続いていた。スーパーゼウスの命を受けて次界への道を急ぐ若神子たちは、立ち寄った水晶の里で影にされた天使たちを見つける。悪魔・シャドウ魔の仕業だ。ヤマト王子たちも術によって異空間へと閉じ込められ、絶体絶命の大ピンチに陥る。それを救ったのは、水晶の里を守る照光子の放った眩い光だった!
「へんだな、あんなこと言うつもりなかったのに…」(ヤマト王子) 天聖界一の難所・天安峠に入った若神子たち。ここを超えれば目指す天安京はすぐそこだ。気合の入るヤマト王子だったが、悪魔・魔震によって悪の心を植えつけられてしまう。それが原因で仲間の若神子とケンカになり、ヤマト王子は一人ぼっちになってしまう。天使・静女天が現れて魔震を倒し、ヤマト王子は本来の自分を取り戻すものの、ケンカ別れした仲間たちがブラックゼウスに囚われてしまったらしい。ヤマト王子はたった一人で救出に向かう!
「この都には悪魔が入り込めないように、悪魔封じがしてあるんだよ」(騎神アリババ) 聖フェニックスと若神子たちは、ついに天安京にたどり着いた。ところが街の中には何故か人の気配がなく、入り込めないはずの悪魔が侵入していた。ヤマト王子は街を破壊するブラックゼウスを見つけて達急動で突撃。それを止めようとして巻き込まれてしまった騎神アリババと十字架天使と共に、仲間たちとはぐれてしまう。三人は次界への入り口である天聖門を目指すが、悪魔・魔鬼夜店と魔暗小路の作る空間に迷い込んでしまった!
「よいか、ワシらは命の限り戦い続ける定めなのだぞ!」(ブラックゼウス) 天安京の街を破壊し続けるブラックゼウスを止めようと、スーパーゼウスは懸命に説得を試みる。しかし、あくまでも天聖界の支配を狙うブラックゼウスは聞き入れず、強力な悪魔トリオ・悪罠鬼、人狩魔僧、魔怪七変化にスーパーゼウスを襲わせる。なんとかその場は逃れたものの、スーパーゼウスは怪我を負ってしまう。追ってくる悪魔トリオからスーパーゼウスを守ろうとするヤマト王子たちは、気弱な天使・バリアー天帝と出会うのだが…。
「聖ボットが完成すれば、必ずやブラックゼウスを倒すことができるだろう」(レーザー王) 天安京を進むヤマト王子たちは、レーザー王を襲う悪魔・高周波鬼を撃退した。ヤマト王子たちの力を見込んだレーザー王は、ブラックゼウスに対抗する力“聖ボット”の設計図を託し、その誕生エリアへと運ぶ役目を頼んだ。しかしそれを知ったサタンマリアは、聖ボットの誕生を妨害するべく強力な悪魔軍団にヤマト王子たちを襲わせる。はたしてヤマト王子は、無事に誕生エリアへと設計図を運ぶことができるのか!?
「今一番必要なことはそれぞれの天使が使命感を持つことなのです」(聖フェニックス) ついに誕生した聖ボット・ヘラクライストだが、十二天使のパワーをインプットしなければ完成したことにはならない。レーザー王の呼びかけで、十二天使たちが誕生エリアに次々と集まってくる。最後の一人である一本釣帝も、聖フェニックスと共に誕生エリアに向かう。しかしサタンマリアが、ヘラクライストの完成を妨害せんと行く手に立ち塞がる。誕生エリアにもサタンマリアの命を受けた悪魔たちが現れ、聖ボット破壊工作を開始する!
「ブラックゼウス、表へ出ろ!」(ヘラクライスト) 十二天使のパワーを宿した聖ボット・ヘラクライストがついに完成した。しかし悪魔たちを迎撃する際、心を持たないロボットゆえの弱点が判明してしまう。やる気を失って落ち込む十二天使だったが、聖フェニックスの言葉とヤマト王子の行動に励まされて真の完成を目指す決意を新たにする。ヘラクライストに自分たちの理力を注ぎ込むのだ!:しかしその頃、ブラックゼウスの手によってスーパーゼウスの身に危機がおとずれていた…。
「この六魔極が完成すれば悪魔の念魔により恐るべき魔偶王が生まれるのだ!」(サタンマリア) ブラックゼウスの敗北とヘラクライストの誕生に危機感を持ったスーパーデビルは、無敵の魔偶王を誕生させるために六魔極を完成させようと、極秘計画を開始した。一方、聖フェニックス一行は次界への入り口である天聖門の一歩手前まで来ながら、バリアーによって先に進めないでいた。ヘラクライストの捨て身の行動で何とかバリアーを突破し、天聖門にたどり着いたものの、その門を開けることは出来なかった…。
「なんでよ!私にあの女と手を組めっていうの!?」(如面菩薩) 天聖門を開けるには壁画に描かれている12人の天使の協力が必要だった。騎神アリババとヤマト王子は、そのうちの二つの絵の背景に稲という共通点を見つけた。何気なく絵に触れてみると、二人は絵の場所へと飛ばされた。そこはバリアーによって分けられた田んぼだった。如面菩薩の田んぼは水があっても光がなく、明星クィーンの田んぼはは日光が当たっても水がないために稲が育たない。そのため二人はいがみ合っていたが、実はすべて悪魔の企みだったのだ!
「オレ、おめぇみたいな奴好きだぜ」(レスQ天女) ダムへとやって来たヤマト王子とクロスエンジェルは、壁画に描かれていた12天使の一人であるレスQ天女と出会う。しかし、レスQ天女は話も聞かずに二人を追い帰してしまった。魯神フッドはそれを聞いてダムへと向かう。戦いの中でお互いの力を認めたレスQ天女と魯神フッドだったが、ダムの責任者・ダム神から追い出されてしまう。このダムには悪魔はもちろん、天使でさえも入れてはいけないという厳しいオキテがあったのだ…。
「そんな簡単にあきらめるなよ」(天子男ジャック) 天子男ジャックと牛若天子は、天聖門の聖なる絵を削っていた天使・クリスタル天子を追ってシマシマの里へとやって来た。杭打地助というお守りから話を聞くと、クリスタル天子は友達であるポンプ大帝を必死になって探しているのだという。クリスタル天使の行動が原因で、ポンプ大帝は悪魔・魔井DOによって閉じ込められてしまったというのだ。だが天子男ジャックは、クリスタル天使の行動が責任感ゆえの暴走だと知っても、天聖門に傷をつけたことが許せなかった…。
「ズバリ!この天使の手助けのもとに魔化子を見つけだし倒すのじゃ!」(一見尚神) 12天使の協力だけでは天聖門が開かないことを知ったシャーマンカーンは、そのことを伝えようとヤマト王子たちの所に現れた。しかしサタンマリアの策略にかかり、悪魔・魔化子によって赤ん坊にされてしまう。一行はシャーマンカーンを元に戻そうと天使・聖母マンマの元へ訪れるが、ヤマト王子を残してみんな赤ん坊に変えられてしまう。現時点で元に戻れるのはただ一人。ヤマト王子と共に魔化子と戦い、他のみんなを助けるのは誰?
「魔肖ネロが生まれしとき、世界の生きとし生けるものが全て滅び去るとあった…」(シャーマンカーン) さすがのシャーマンカーンも重く沈んでいた。六魔極も幻・暗・重・底・邪の5つが完成し、最後の一つ魔迷極を残すのみとなっていたのだ。聖フェニックスはヤマト王子たちに六魔極完成の阻止を任せ、自分たちは一刻も早く残りの12天使を探して天聖門を開けるために別行動を取ることにした。しかし残る悪魔・魔かいだんと魔色は手強く、ついに魔迷極が完成してしまう。そして六魔極から無敵の魔偶王・魔肖ネロが誕生してしまった!
「いくらでも撃つがいい、お前たちの聖エネルギーなどみんな吸い取ってくれるわ!」(魔肖ネロ) 天聖界全土で暴れまわる魔肖ネロによって、各地の天使やお守りは石に変えられ、よい子ちゃんとなった悪魔たちは元の姿に戻ってゆく。その頃、シャーマンカーンは12天使の最後の一人である昇皇王が魔かいだんの身体の中に囚われていることを突き止めていた。救出に向かうヤマト王子たち。聖フェニックスたちは天聖門に迫る魔肖ネロの迎撃に向かうが、聖なる理力を魔力へと変えて吸収する能力に大苦戦を強いられる…。
「魔肖ネロちゃん、お前なんぞまだまだひよっ子じゃい」(スーパーゼウス) ついに天聖門の封印が解かれ、次界への道が目の前に現れた。喜ぶ一同だったが、次界への道では浮遊理力も使えず旅を続けることが出来ない。一転して困惑する聖フェニックスたちの前に、魔肖ネロが再び姿を現した。全ての攻撃を吸収して巨大化する魔肖ネロに対し、聖フェニックスたちは万策尽きて立ちつくすばかり。彼らの危機を救うべく、ついにスーパーゼウス自らが戦いの場に降り立った。はたしてスーパーゼウスに勝機はあるのか!?
「私はみんなが思うほど冷静じゃないってことです。ただね、誰かがブレーキをかけないと…」(牛若神帝) 若神子たちはアーチ天使の力を得て神帝にパワーアップ。聖フェニックスの後に従い、天聖門をくぐって希望の新天地・次界へと向かった。しかしそれは長い旅の始まりにしか過ぎなかった。一向は雲の壁によって離ればなれにされ、理力の効かない無縁ゾーンへと入ってしまう。神帝たちは次界への道を見失って落胆し、聖フェニックスは責任を感じて冷静さを失ってしまう。さらにそこへ、スーパーデビルが送り込んだ強力な“悪混鬼”が襲いかかってくる!
「心配するな、君がいる限り私は死なないさ、勇気百倍だからな」(神帝フッド) 聖フェニックスと神帝たちは飛び岩に乗って無縁ゾーン脱出を試みるが、突如襲ってきた魔嵐に飲み込まれてしまう。気を失った一同が目を覚ますと、目の前には緑豊かな新世界が広がっていた。ここが次界だと喜んだのも束の間、すぐに悪魔の罠だと判明する。強力な悪混鬼・矢鬼が現れて攻撃を仕掛けてきたのだ!:一方、神帝たちが無縁ゾーンで迷っていることを知ったレスQ天女は、生身の身体では行けない天聖門の先へと生体エネルギーになって駆けつけていた…。
「偉大なる力が私に命じたのです、今一度次界をめざせと!」(ヘッドロココ) 過酷な環境での度重なる戦いによって、神帝たちの疲労はピークに達していた。そこへまたしても悪混鬼が攻撃を仕掛けてくる。神帝たちは魚水鬼の海水で動きを封じられ、フックROの催眠光線を浴びて次々と倒れてゆく。一人難を逃れた聖フェニックスは、何とか神帝たちの救出に成功するが、今度はお守り・鐘助を捕らわれてしまう。疲労の残る神帝たちを残し、聖フェニックスは鐘助救出のためにたった一人で悪混鬼に立ち向かった!
「ヤマト神帝、なんだか腰がさびしそうだな…やっぱり日出剣がないとサマにならない」(アリババ神帝) 無縁ゾーンを旅する途中、アリババ神帝はかつて暮らしていたオアシスの里によく似た場所を見つけた。だが懐かしむあまり油断して砂地獄にはまってしまい、救出に来たヤマト神帝の日出剣を無くしてしまう。自分を責め続けるアリババ神帝の前に無縁ゾーンの便利屋が現れ、日出剣を見つけた人物を紹介すると甘い言葉をささやく。喜んでついて行くアリババ神帝だったが、それこそ神帝たちを一網打尽にしようとする悪魔の罠だったのだ!
「安心せい、誰でも行ける道があるのじゃ……名付けてシールロード」(シャーマンカーン) アリババ神帝を失った悲しみは大きく、無縁ゾーンでは芸助の手によってその像が作られていた。一方の天聖界でも、アリババ神帝とずっと旅をしていたクロスエンジェルの悲しみは大きかった。ヤマト神帝に会えない日々の長さも相まって、彼女のヒステリーは周囲の悩みの種になっている。そこでスーパーゼウスは、クロスエンジェルにアリババ神帝の像に勲章をかけるという役目を与え、シールロードに乗せて無縁ゾーンに向かわせた!
「死んだアリババのことを考えるなら、今はこの無縁ゾーンの脱出を考えるべきです」(ヘッドロココ) 飛び岩に乗っていれば無縁ゾーンから脱出できると、シャーマンカーンが突き止めた。喜ぶ神帝たち。しかし脱出の際に出る高熱を防ぐには、お守りの七助たちが持つ幸七フェザーが必要だ。そこで神帝一同は、七助たちを訪ねて幸七フェザーを集めることにした。しかし生き延びていた怪鬼党賊の手下たちによって、的助の持つ一枚が奪われてしまう。ヘッドロココの優しい言葉に励まされ、手下の隠れ家を見つけた的助は…。
「サタンマリア、これをお前に…私の娘、一番大切な私の…」(ノアフォーム) 無縁ゾーンを脱出したヘッドロココの前に、次界暗裏ロードを抜けてきたサタンマリアが現れて勝負を挑んでくる。だが、ヘッドロココの敵ではなく、勝負は一方的な結末に終わる。そこへ突如として悪球エリアの支配者・魔胎伝ノアが現れ、サタンマリアを救出すると同時に神帝たちを連れ去ってゆく。それは魔胎伝ノアでいられる魔狂期に、神帝を利用して娘のサタンマリアをパワーアップさせたいという、母の愛情からくる陰謀だった…。
「特別じゃないっていうなら特別にしてみせますの!」(クロスエンジェル) 超悪魔・崩輪魔と魔里壁の手によって、神帝たちは次界門へと向かう道を見失っていた。超悪魔たちを撃退はしたものの、クロスエンジェルは戦闘の後にヤマト神帝から言われた一言でショックを受ける。彼女が何とか認めてもらおうと考えていると、頭の中に次界門を通るために必要な“次界必達天使”と“有限時増力神童”の存在が浮かんできた。クロスエンジェルは喜んでその話をみんなに伝える。しかしそれは、超悪魔たちの仕組んだ罠だったのだ!
「できないよ…アリババ神帝はボクらとずっと一緒に旅をしてきたんだぜ」(ヤマト神帝) 次界門を抜けて次界ロードへと入った神帝たちの前に、突如強力な悪魔が現れた。ヤマト神帝は日出剣によって撃退に成功するものの、悪魔の影の中に死んだはずのアリババ神帝の姿を見て衝撃を受ける。その悪魔・ゴーストアリババは、ワンダーマリアが魔洗礼によってアリババ神帝を悪魔化した姿だったのだ。アリババ神帝の影に呼ばれ、ヤマト神帝は仲間から離れて単身影の後を追う!
「ちがう!オレはアリババ神帝だ!もう貴様らの言うなりにはならない!」(アリババ神帝) アリババ神帝は聖梵ミロクの聖弾流によって元の姿に戻った後、次界道を流されてヘブンシティに救われた。ヘブンシティは天使でも悪魔でも傷を負った者ならば治療するという精神を持った、聖神直轄の都市なのだ。しかしアリババ神帝がヘブンシティにいると知ったワンダーマリアは、手下の悪魔たちを送り込んで攻撃を仕掛けてくる。アリババ神帝は傷がまだ癒えない身体で、単身ワンダーマリアに戦いを挑んだ!
「無益な争いはしたくない、天使と悪魔が何故戦わねばならない?」(ヘッドロココ) ヘッドロココに戦いを挑んだワンダーマリアは、デビリン族の放った超念魔によって大怪我を追ってしまう。敵であっても怪我人をそのままにはできないと、ヘッドロココはワンダーマリアの傷を治療する。そして迷い込んだ魔湿地帯で、ヘッドロココは天地球から来たお守りたちと出会う。彼らは病気になったお守りを救うために、聖水を探しているらしい。一方その頃、牛若神帝、神帝男ジャック、神帝ピーターの盾が突然輝きだしていた!
「オレ様の名前は魔スターP!お前たちはここで死んでもらう!!」(魔スターP) ワンダーマリアはヘッドロココたちを倒すため、ゴードン神・魔スターPを氷の監獄から解き放った。聖神によって古聖紐の封印を施され、完全ではない状態で捕らわれていたのだ。魔スターPは封印を解く方法を教えるという条件で、ワンダーマリアと手を結んでいた。ヘッドロココと神帝たちは、魔スターPの作り出した螺エリアに引きずり込まれて苦戦する。この危機に、ヘブン神・野聖エルサMが聖神からの聖核殿命を受けて助けに現れた!
「美しい…いつ見ても怖いほど完璧な美しさだ」(一角キング) ゴードン師・怪虎師の攻撃によって、アローエンジェルは螺エリアから飛ばされてしまう。 たどり着いた場所は天聖界を離れた所にある城。そこにはお守り・狐火鈴と理想の花嫁を待っている天使・一角キングが暮らしていた。自信過剰な一角キングはアローエンジェルがプロポーズに来たと思い込み、彼女を恋人のように扱う。腹を立てるアローエンジェル。そこに彼女を捕らえようと怪虎師が姿を現し、一角キングに窮地の陥った天聖界の状況を告げる…。
「下でお前の死刑執行人が待っている……白い羽のな!」(スーパーデビル) 魔スターPの台頭をこころよく思わないスーパーデビルは、暗殺計画を実行に移すことを決意した。まず魔紀元神器の在処を教えると囁いて魔スターPを誘い出し、3体のマニ魔ル種に襲撃をかけさせる。簡単に返り討ちにする魔スターPだったが、続いてお守りに化けたもの魔ねに誘い出されたヘッドロココとヤマト神帝と戦うことになってしまう。はたしてスーパーデビルの魔スターP暗殺計画は成功するのか!?
「ボクは天聖勲章のために戦ってきたんじゃない!」(ヤマト神帝) ヤマト神帝は今までの活躍を認められ、スーパーゼウスから天聖勲章を授与されることになった。聖ウォーマン1/3がスーパーゼウスの代理として、ヤマト神帝に天聖勲章を持ってきた。彼の目当てはあこがれのヘッドロココ。こうしてにぎやかになった一行だったが、その隙を狙って魔スターPが襲ってきた。さすがのヘッドロココも猛攻撃に苦戦する。この危機を救ったのは、何とスーパーデビル!?
「確かめたいんだ、自分のこの目で!」(一本釣神帝) 次界口を目指して砂漠を進むヘッドロココ一行。ちょっとしたことから足を負傷した一本釣神帝は、仲間と離れて一人休んでいた。そこに悪魔・魔落鬼が現れた。身構える一本釣神帝だったが、魔落鬼は攻撃もせず、逆に足の負傷にと薬草を塗ってくれる。悪魔らしからぬ不思議な行動だ。疑問に思う一本釣神帝の前に、とんかっちと聖印天流が現れた。一本釣神帝は二人から魔落鬼は悪魔ではないと聞かされるが、とてもそれを信じられず…。
「早く戦士になってヘッドロココ様と一緒に旅がしたいでポチッ!」(さらっち) ヘッドロココ一行は、悪魔・石界鬼の仕掛けた罠によって大虚空域へと落ちてしまう。彼らはそこで、お守り・さらっちと出会った。早く一人前の戦士になりたいさらっちは、師匠である天使・聖結天流の許可も得ずに、シールロードを密航して次界までやって来てしまったのだ。ヘッドロココはさらっちの同行を許さず、ヤマト神帝に送り返すように命じた。ヤマト神帝はさらっちをあきらめさせるために、あるテストを行うのだが…。
「女の子天使の気持ちって、ホントむずかしいもんなんだねぇ」(ヤマト神帝) 次界口を目指す神帝隊の前で、空間に突然裂け目ができた。そこから現れたお守り・鈍っくんに頼まれ、ヤマト神帝は悪魔・鋭魔を倒しに向かう。鋭魔を撃退したものの、その場にいたMEN観音がTO巫観音に怒ってどこかへ消えてしまう。実はこの聖域では、3人の天使の力によって次界口へと続く道が守られていた。ところがTO巫観音が、MEN観音がNU観音を好きになったのを知って姿を隠してしまい、力のバランスを大きく崩れてしまったのだ…。
「神帝たちはみんな男の子だ、女の子天使の声援があれば今以上に元気が出るに違いない」(スーパーゼウス) TO巫観音の行方がわからず、神帝隊は先に進めずにいた。必死に捜索するヤマト神帝は、悪魔・魔縮小の体内でようやくTO巫観音を発見する。その頃、天聖界では新たにルンルンチアガールを結成するための美女コンテストが行われていた。神帝隊を励まそうという、スーパーゼウスの発案だ。ところがこのコンテストには、スーパーデビルからスーパーゼウス暗殺の密命を受けた、もの魔ねが潜入していた!
「この絵を描いた人に会いたくなってね…」(神帝ピーター) 次界口への道を探してさまよう神帝隊は、分かれ道で二手に分かれて進むことになった。ヤマト神帝率いる一行は、美術品が並ぶエリアへとたどり着く。このエリアにいる聖有羽天使たちは、お守りたちに戦いを任せ、自分たちは女神像の完成のためだけに力を注いでいた。神帝ピーターは、その聖有羽天使たちから女神像の完成に手を貸してほしいと依頼される。聖有羽天使たちは、何故そこまで女神像の完成にこだわるのだろうか?
「キミなんか、キミなんかついてこなければよかったんだ!」(ヤマト神帝) 神帝隊は次界口に入ったが、ワンダーマリアの罠“六魔穴”によってそれぞれの故郷に飛ばされてしまった。聖動源へと戻ったヤマト神帝とアローエンジェルは、悪魔・万リ鬼にギュウギュウしめつきの術をかけられて離れられなくなってしまう。術を破ることができる天使・くさび打王は、元気をなくしていて頼りにならない。ヤマト神帝は締めつけから逃れるためのもう一つの方法が仲違いすることだと聞き、心にもない悪口をアローエンジェルに投げつける…。
「緑豊かだった聖豊源はどこへいったんです!」(神帝フッド) ワンダーマリアに飛ばされて聖豊源へと戻ってきた神帝フッドは、変わり果てた故郷の有り様に思わず目を疑う。あれほど緑豊かだった地が、悪魔・魔枯がバラ撒いた宿り木魔物によって枯れ果てていたのだ。神帝フッドの師匠である天使・常緑神が、聖球を奪われてやる気を失ってしまったのも一因だ。すべてが幻だと思い込もうとする神帝フッドだが、レスQ天女に励まされ、お守り・肥助と共に故郷を復活させるために立ち上がる!
「すっかり涙もろくなったと聞いていたけど、こうまでとはな…」(牛若神帝) 牛若神帝は一本釣神帝と共に、故郷の聖霊源へと飛ばされた。まだ幼かった頃から牛若天子を育て、若と呼んでいる超法師は大喜びで迎える。それを見たスーパーデビルは、一行を抹殺すべくもの魔ねと墓魔を送り込んで罠を仕掛けさせる。罠にかかった牛若神帝と一本釣帝は、墓魔の重魔渦によって悪霊空間へと誘い込まれ、絶体絶命の危機に陥る。二人を救い出そうと、超法師がお守り・おせん香さんと共に駆けつけるが…。
「アンタに会えてどれほど嬉しかったか、その気持ちを台無しにしないでくれよ」(神帝男ジャック) 神帝男ジャックは、六魔穴によって故郷の聖遊源に帰ってきた。そこにはお守り・助うごと、天子男ジャックを鍛え上げた老天使・聖岩固がいた。聖岩固は神帝男ジャックとの再会を内心では喜びながら、聖球の完成に忙しいとわざと素っ気ない態度をとる。サタンマリアに奪われた六聖球の代わりを完成させる作業は、実際に困難を極めていた。そこに悪魔・たぬ鬼が現れ、聖球の材料となる石のありかに案内すると申し出る…。
「わかってる…わかってるけど、私はくやしくて情けなくて…」(神光子) 次界への道を照らし続ける照光子を、ふいに胸騒ぎが襲う。それは双子の兄弟である神光子の危機を知らせるものだった…。その神光子と神帝ピーターは、ワンダーマリアによって聖光源に飛ばされていた。聖光源にいる宝玉神は、神光子の師匠である。彼は六聖球を奪われた責任を痛感し、ひたすら座禅を組む日々を送っていた。衰弱している彼に何者かが忍び寄る。それは宝玉神の額に輝くビッグルビーを狙う悪魔・金喰鬼だった!
「俺は二度とゴーストアリババにはならないぞ!」(アリババ神帝) 六魔穴の罠にかかった神帝たちの無事を祈るため、スーパーゼウスは天聖神社へとやって来た。シャーマンカーンが解読した古文書により、次界へと続く道“ウイングパス流”が神社の中に存在することが判明する。その頃、アリババ神帝とヘッドロココは故郷の聖夢源へと戻っていた。桃源如来が聖球を失ったことで、聖夢源には悪夢がはびこるようになっていた。次界への旅を止めさせようとする悪魔・悪六が、その悪夢を利用して罠をしかける…。
「ヤマト神帝…私の最後の使命はあなたをパワーアップさせること」(ヘッドロココ) 神帝隊は次界まであと一歩というところにまでたどり着いていた。そんな彼らのもとに、スーパーデビルは重魔棒を送り込んで悪魔エネルギーの雪を降らせる。少しずつ体力を消耗してゆく神帝隊。さらにそこにワンダーマリアが現れ、ヘッドロココに一騎打ちを挑んでくる。このままでは全滅を免れない…。深刻なダメージを受けたヘッドロココは、最後の力をふりしぼって重魔棒を撃退すると、残された全エネルギーを神帝隊に分け与えた…。
「こんな所が次界だったら、今までずうっとつらい旅をしてきた私たちが可哀想すぎますの」(アローエンジェル) 神帝隊は念願の次界にたどり着いたが、夢にまで見た新天地は希望の世界とはほど遠い雰囲気の場所だった。動揺を隠せない一行の前にお守りのエレカブトサルたちが現れ、この場所が次界の第1エリアである次動ネブラだと告げる。そこに悪魔のデビリン族が襲撃をかけてくる。ヤマト爆神は次々に起こるトラブルに新リーダーとして対応できず、単独で次動ネブラの奥へと深入りしてしまう。そんな彼を救うため、一人の天使が姿を現す!
「お前たちを守るために、パワーアップして幻神になったのさ」(レスQ幻神) ヤマト爆神、アローエンジェル、神帝フッド、一本釣神帝の4人は、次動ネブラを探索中に仲間たちとはぐれてしまう。デビリン族のバクトロ魔Ωとデス魔トΣは、神帝を倒して次動ネブラを手に入れようと企む。ワンダーマリアはそんな二人を無視してダークヘラを重宝していた。ワンダーマリアの仕打ちが面白くない二人は、神帝隊とダークヘラを同時に抹殺しようと画策するが、危機に反応した神帝の盾からレスQ幻神とオアシス幻神が現れる!
「お前の悩みをなくしてあげよう…永遠にな」(ワンダーマリア) 何かを思い出そうと苦しむダークヘラ。ワンダーマリアはそんなダークヘラに過去を思い出さないよう優しく言い聞かせ、部下となる悪魔を作りだすことの出来る魔因子を渡す。その頃、神帝隊の前には三人の天使が現れていた。スーパーゼウスの命令で次動ネブラへツアーに来たという三人は、神帝たちの制止も聞かずに勝手な行動をとってダークヘラに捕らえられ、魔因子によって再生魔鬼となってしまう!
「さあ、僕たちも迷路を楽しみながら行こうよ」(神帝ピーター) 神帝隊は次動ネブラの中で、遊園地のような迷路を見つけ、誰が一番先にゴールに着くか競争することになった。しかしこの迷路は、ワンダーマリアが神帝たちをおびき寄せて一網打尽にしようと仕掛けた、魔幻迷宮という罠だった。迷路で迷っていたヤマト爆神と神帝ピーターは、お守り・カボシャに誘われて、恋人を探している天使・神伝レーラのもとへ向かう。しかし目的地で待っていたのは、悪魔・餓乱苦2だった!
「だけど悪魔の言うことを信じて、天使の言うことを信じないっていうのはなぁ…」(神帝男ジャック) 迷宮でさまよう神帝男ジャックは空腹がピークに達していた。同じように迷っていた神光子をおにぎりと間違えてしまうほどだ。彼は念願のおにぎりを発見するのだが、現れた悪魔・満怒ヒヒに頼まれ、迷宮の出口に案内してくれるという歩く柿の木の種と交換してしまう。ところが種から芽がでた途端、それを切ろうと天使・チョッキングが現れる。理由を言おうとしないチョッキング。歩く柿の木には、一体どんな秘密が隠されているのだろうか?
「助けてください!このままだと私はオニワトリと結婚することになってしまいます!」(牛若神帝) お守りのオニワトリは、悪魔・魔ダックに呪いをかけられて手下にされていた。魔ダックの用意した3つのゲームをクリアーすれば呪いは解けるのだが、今までに何度挑戦しても第一のゲームでさえクリアーできなかったという。牛若神帝と神帝フッドが、オニワトリを助けるために一緒にゲームに挑むことに。彼らは二つまで順調にクリアするが、牛若神帝が自分に恋するオニワトリを迷惑に思い、不用意な一言を投げつけてしまう…。
「キミにもしものことがあったら、ヤマト爆神に申し訳が立たないよ」(一本釣神帝) アローエンジェルと共に迷宮をさまよっていた一本釣神帝は、天聖界から次界にやって来た一刀星断帝と出会う。一緒に来たお守り・一寸助が悪魔・山姥ン魔にさらわれたため、探し回っているという。しかも山姥ン魔の許には、魔幻迷宮の出口へと導く案内古師の導庵も囚われていた!:その頃、ワンダーマリアは度重なる失敗に業を煮やし、迷宮ごと神帝を抹殺しようと爆弾を仕掛けていた。果たして神帝たちは、無事に迷宮を突破できるのか!?
「ヘラ、キミの過去を教えてくれ…キミの記憶の中へ…」(ヤマト爆神) ようやく全員が合流した神帝隊にダークヘラが襲いかかってきた。ヤマト爆神は皆を先に進め、ひとり残ってダークヘラと戦う。一方、悪魔軍は秘かに建造していた要塞“魔幻型”を完成させていた。ダークヘラの持つ造魔棒に潜んでいた魔覇ドラゴットが、ワンダーマリアの手によって復活して魔幻型へと向かう。その余波で谷底へと突き落とされたヤマト爆神は、一緒に落ちたダークヘラの変化に気付く…。
「死ぬほど心配ですの。でも、ヤマト爆神さんは私たちが無茶をするのを喜びませんの」(アローエンジェル) 魔覇ドラゴットによって完成しつつある魔幻型を破壊しようと、ヤマト爆神は捨て身の突撃をかける。しかし再生したネロ魔身に不意を突かれ、捕らわれの身となってしまう。魔幻型の支配者・魔魂プタゴラトンは、捕虜にしたヤマト爆神に魔魂を注入し、悪魔に変えようと儀式を始める。神帝隊が助けに向かうが、魔幻型の結界をどうしても突破できない。結界を破るにはヤマト爆神が突入時に落とした積星が必要なのだ。神帝隊は必死で積星を探す…。
「楽しい世界で暮らしていなければ、僕たちは生きている値打ちがない!」(ヤマト爆神) 魔幻型によってパワーを増した悪魔たちに押され、天使軍は序々に不利な状況におちいっていた。ヤマト爆神は魔幻型の弱点を教えてもらおうと、ストライク天使と共に療養中の王女ヘラの元へ急ぐ。しかし最強の悪魔として再生したデカネロンの攻撃を受け、彼は大きなダメージを受けてしまう。ストライク天使から事情を聞いた王女ヘラは、過去に犯した自分の過ちをつぐなうため、たった一人で魔幻型に向かう!
「挨拶がちょっと少し強烈だったかなゴモ」(魔統ゴモランジェロ) ヤマト爆神とストライク天使は次界を開拓して平和にするために次動ネブラに残った。残りの神帝隊は次界の第2エリアである智道へと入る。しかしリーダー不在のためか、神帝男ジャックと一本釣神帝が激しく衝突していた。そこへ現れた悪魔・魔統ゴモランジェロ。ゴモランジェロの想像を絶するパワーの前に、神帝隊はあえなく敗れ去ってしまう。彼らは新たな力を得てパワーアップを果たしていても、真の力を発揮するには至っていなかったのだ…。
「試練?聖神様は何を試そうとされているのです?」(アンドロココ) 復活したアンドロココの指導で、天使たちは次界に新天地・聖フラダイスを築くことになった。それを狙う天魔界は、スーパーデビル自ら全悪魔軍を率いて次界へ進撃しようとしていた。一方ではワンダーマリアが、天使と悪魔の全面戦争の隙を突こうと画策している。泥沼化する戦いを前に、シャーマンカーンの魔夢予知シグナルが第一次聖魔大戦以来の強い反応を示す。果たして彼らの運命は?:そして聖神の試練“天蓋瀑布”とは一体何なのだろうか?