戦争と母性の作品情報・感想・評価

『戦争と母性』に投稿された感想・評価

Coral
4.6

カメラを正面から見つめたショットに真実が宿る。序盤が特にいい。干し草祭りの多幸感も素晴らしい。母がジムとメアリーの汽車の場面を想像して懺悔したように受け取れるが、彼女はそれを実際には観ていないはずだ…

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ジョン・フォードの代表作のひとつだと思う。いわゆる「毒親」な母の愚かなる数々の言動と、その苛烈さに比べあまりにあっさりしている改心ぶりが腑に落ちない人も多いとは思うが私はかなり感動した。なんというか…

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4.0
ヘンリエッタ・クロスマンがフランスで知り合った若者たちの会話を盗み聞きして頭に手を当てて過去を回想する場面の、彼女自身はその回想場面に居合わせていない本当らしさの欠如が過激。

原題「Pilgrimage (巡礼)」。息子が戦死した母のロードムービー。フォード監督が「ドクター・ブル」(1933)と同年に制作。

第一次世界大戦時のアメリカの田舎。頑固な母ハンナは息子ジムと近…

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巡礼
yts.mx/movies/pilgrimage-1933
lemmon
4.1

優しさと厳しさ。
悲しみと喜び。
怒りに後悔に、、、。笑顔もあって。

人間ドラマの中に、この作品の内容にはそぐわなそうなユーモアも絶妙に織り交ぜられ、主人公のおばちゃんにのっかって一気に最後まで。…

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ワケわからんくらい良い。今年初見の旧作ベスト間違いない。積み重ねられていく扉の開閉/正面ショットが感情や思惑の推移を表象する。

恋人を乗せて発進していく列車の方は全く見せず、それを見送るヒロインの…

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4.2
変わることと赦すこと。
悲しみの中にコメディがあったけど旅に出てからはコメディの中に悲しみがある。
何でこんなおもろいんや
ユーモアとアイロニーの延長線が重なる点がドンピシャすぎた、最高だ
遊
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クライマックスの多重露光は清々しいほどストレートな演出でさすがにやられた
でもジョンフォードの作品にハマったことって今までないので蓮實重彦とは仲良くなれなそう

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