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夜と霧
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目次

『夜と霧』に投稿された感想・評価

4.3
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2022-360 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-558

🖋この作品、生半可な気持ちで観れる作品ではないですね。。。ある意味責任を持って見る覚悟が必要なドキュメンタリー作品です。アウシュビッツの事実は映画ファンなら『愛の嵐』や『シンドラーのリスト』等多くの作品で知ることができますが、本作の映像はそんな生半可な知識をぶっ飛ばす力を持っています。ドキュメンタリー作品で、次々と映し出される映像に目を背けたくなります。でも観た限りは正視する義務があるような気にさせるそんな作品でしたです(正視するのにはかなりの勇気が必要ですが。。。)

🖋ドイツのユダヤ民族迫害という事実は、収容所周辺で1945年には10万人規模の都市が出現していたということなので、一大国家事業として民間企業まで巻き込んでいたことに驚愕します。ナチスドイツがユダヤ民族というだけの理由で自由を奪い虐待の限りを尽くしていたという事実に。

🖋本作、題名は1941年12月7日に出されたヒトラーの総統命令「夜と霧」に由来しています。全32分という短い作品ですが、撮影当時の映像のカラーフィルムと、戦時中のモノクロのニュースフィルム・写真が交互に往還するコラージュの手法でナチズムを告発した斬新な表現は、当時、世界に衝撃を与え論争が巻き起こったそうです。実際見てみると憤慨に耐えない、そして人としてこんな虐殺を許してはいけない、そんな気持ちが沸き起こってきます。監督はアラン・レネ、音楽を担当したハンス・アイスラーはナチに抵抗した作曲家で、敢えて流麗なサウンドをつけているそうです。(Wikipediaより)

🖋戦争を絶え間なく起こしてしまう“人間”。。。いつでもこのようなことが起こりえるのだという人間の良心に対する警鐘のような作品です。

😱Story:(参考: ※※※)
※※※

🔸Database🔸
・邦題 :『夜と霧』
・原題 :『NUIT ET BROUILLARD』
・製作国 : フランス
・初公開 : 1955
・日本公開 : 1961/10/20
・上映時間 : 32分
・受賞 : ※※※
・監督 : アラン・レネ
・脚本 : ジャン・ケイヨールほか
・原作 : ジャン・ケイヨール
・撮影 : ギスラン・クロケ、サッシャ・ヴィエルニ
・音楽 : ハンス・アイスラー
・出演 : ※※※

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
アウシュビッツ強制収容所をめぐるレネ監督のドキュメント傑作。忘却され荒廃した現在のアウシュビッツのカラー映像と、戦争を再現するモノクロ映像を対比させて戦争を糾弾、その美しく厳しい映像と詩的なナレーションが胸に迫る1作。
【名作を観ようシリーズNo.86】

《あなたはこの映像を直視できるか…》

アウシュヴィッツ強制収容所跡地を撮影したドキュメンタリー作品。
フランクルの名著”夜と霧〟に感銘を受け、関連映画である今作のDVDも所有。再鑑賞。

”サウルの息子〟の世界が現実だったのだとあらためて思い知る…

荒れ果てた地に佇むアウシュヴィッツ強制収容所の廃墟。重くて冷たい空気が漂っているようだ…
そして、当時の記録映像がおぞましい…
仰天してしまうのが、ナチスはユダヤ人の死体の有効利用を考えていたという事実。
肥料、絨毯、石鹸…。
マジかよ😨

これはナチスの残酷極まりない非道を遺した貴重なドキュメンタリーで、観る者の心に問いかける。

あなたの悩みは?
今の平和な日本に不満?
コロナがなんだって?

おそらく誰もが即答できないのではないか。
こんな映像を見せられると、自分の悩みなんて吹き飛んでしまう。
そういう意味では、前向きにさせてくれる作品なのかもしれない。

映像とはギャップがあるエッジの効いた詩的なナレーションが印象的で、人間の儚さと愚かさを後世に伝えていく全人類の遺産的作品。
この32分を、あなたの心にインストールしてください。人生の見方が変わるかもです…
kuu
3.8
『夜と霧』
原題NUIT ET BROUILLARD
製作年1955年。上映時間32分。
第二次世界大戦中、ナチがアウシュヴィッツのユダヤ人強制収容所でユダヤ人を虐殺した事実(ホロコースト)を告発した1956年公開のドキュメンタリー映画。

忘却され荒廃した現在のアウシュビッツのカラー映像と、戦争を再現するモノクロ映像を対比させて戦争を糾弾、その美しく厳しい映像と詩的なナレーションが胸に迫る映画。

題名が同じやし、精神科医のヴィクトール・エミール・フランクルが書いた『夜と霧』を原作にした映画やと思い込んで鑑賞し始めた。
せや、題材が同じだけで違った。
違うのは違ったがこの映画と出逢えたのは自分の成長の糧としてはありがたい。
上記のヴィクトール・エミール・フランクルを掻い摘まんで書くと、4年間にも及ぶ収容所生活を奇跡的に生き延びた心理学者だ。
そのフランクルが、その作中で「『人は何事にも慣れる存在』と定義したドストエフスキーがいかに正しかったかを思わずにはいられない。人は何事にも慣れることが出来ると云うが、それは本当か、本当ならそれはどこまで可能かと訊かれたら、私は、本当だ、どこまでも可能だ、と答えるだろう」と書いてる。
これは、危険でいて怖ろしい言葉じゃないかな。
支配する側も支配される側もいかなる刻薄で没義道な仕打ちでさえなれちゃえばヘッチャラになれるちゅうこと。
筆舌に尽くしがたい体験を生き抜くちゅうのはそう云うもんなんやと云いたいんやとおもう。
それは、人間は生きていさえすれば、希望を持ち続けられるということ、パンドラの箱でさえすべての災いが地上に飛び出しても、希望だけが残ったちゅうから。
この映画『夜と霧』は、絶望的な映画やけど、人が同じ人に対してどんなことまででけんのかを、末法の世を示した映画や。
しかし、この映画が、一切の緊張感のない夢想を蹴散らした『希望薄の映画』やからこそ、ぬるま湯に生きるモノに、未開の地に一歩を踏み出せよって厳格に求めてくる物語やと思う。

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