はるか

黒い絨氈のはるかのレビュー・感想・評価

黒い絨氈(1954年製作の映画)
3.0
アニマル・パニック・ホラー
監督:パイロン・ハスキン

南米アマゾン川上流の開拓地を舞台に、人喰いアリの大群と農園主の戦いを描いたパニック・ホラー。

1901年。南米アマゾン河上流の奥地に、白人の女ジョアンナ(エレノア・パーカー)がこの地で農園を経営するクリストファー・レニンジェン(チャールトン・ヘストン)と結婚するためにやってきた。レニンジェンは、彼女の気位の高さと再婚であることにこだわって快くは迎えなかった。そんなある日、人食いアリが彼らの農園に迫ってくるのだった。

チャールズ・ヘストンとエレノア・パーカーの50年代のスターの共演で送るアニマル・パニックものホラー。
舞台は南米、アマゾン川。その奥地に巨大カカオ農園を持つ男の元に、美しい若妻が嫁いでくる。2人は初めは馴染めずにいたが、忙しい毎日をなんとか過ごしていた。
ある日、突然人食いアリの大群が農園に迫ってくる。
さながら黒い絨毯のように見えるアリ軍団たち。
恐怖のアリ軍団を前に、彼らは決死の覚悟を決める。

・・・アリによるパニック・ホラーというより、わだかまりのあった夫婦の恋愛ドラマに重点を置いたような映画だった。
地面、ビッシリとアリだらけ。気持ち悪いなぁ。
だが、意外とアッサリと片付いてしまうアリ軍団たち。
もうちょっと捻りがほしかった。ちょっと物足りなかった。
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