どん底の作品情報・感想・評価・動画配信

『どん底』に投稿された感想・評価

裕太
3.6
老人が去った後の長屋の様は悲惨極まりなく、でもこれで良かったのかなとも思える
このレビューはネタバレを含みます

三船敏郎山田五十鈴中村鴈治郎東野英治郎左卜全千秋実藤原釜足三井弘次香川京子などなど。いずれもキャラクターに則したいい芝居をしているが主人公らしい主人公がいないストーリーのためかぼんやり見ていたら終わ…

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3.8
人間に対する慈愛を体現している。どこまでどん底であろうと、それを否定も肯定もしていない。ただ優しい目でそれを俯瞰している。慈愛だと思う。

DVD📀所有、再鑑賞。黒澤明1957年監督作品。ゴーリキーの同名戯曲を、黒澤明と小国英雄が翻案。二代目中村鴈治郎、山田五十鈴、香川京子、三船敏朗36歳主演映画。左卜全や千秋実もいい味だしてます*\(…

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ゴーリキーの戯曲
ジャン・ルノワールの『どん底』を黒澤明が日本版としてアレンジした…という感じなんかな
ルノワールの作品は関係ないかもしれない…か
ゴーリキーの方は確実です

これはいつ頃の時代が舞…

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マキシムゴーリキーの小説をロシア文学に造詣の深い黒澤明が江戸時代のはきだめのような長屋に舞台を置き換えて忠実に黒澤流に翻訳、再現した昭和32年の作品、黒澤作品の前期の方かと思ったら意外と後ろの方

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「世の中には嘘でつっかえ棒しねーと生きていけねー連中もいる、あの爺さんはそれをよくわかってたってこった」
(ラストで一人そのつっかえ棒で死んだけど...)
田中
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みんな怒鳴り散らしているからよく聞き取れないけど雰囲気で楽しめる。人非人でないとやっていけないどん底暮らしの人々。起きて寝て起きて寝て毎日の繰り返し、か。
五臓六腑

黒澤明監督が熱望した映画

どん底とは正にその通りで底辺の暮らしを面白く映している。暗い感じではなく、いざこざが次々起こるドタバタした感じ。

熱意とクオリティが合っているかと言われるとそうでは…

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マクシム・ゴーリキーの同名の戯曲を映画化したものです。
タイトルとは裏腹にどこか楽しそうに見える序盤の個性的な登場人物の中でもお遍路からやってきた嘉平(左卜全)の存在感が抜群。
終盤の展開に加えて、…

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