幕のリア

薔薇の標的の幕のリアのレビュー・感想・評価

薔薇の標的(1980年製作の映画)
3.1
特集
"追悼・黒澤満 70年代以降、日本映画の新しい地平を拓き多くの才能を輩出させた名プロデューサー"
新文芸坐

松田優作と数々の作品でコンビを組んだ村川透監督が舘ひろしを主演に据え横浜を舞台としたハードボイルド作品。

冗長で呑気とも思える脚本ではあるが、一瞬たりとも気を抜くことは無い舘ひろしの一挙手一投足には感服。

アバンタイトルの取引シーンを始めカッチョいいカメラワーク、カースタントなど見所多数。

バディの内田良平は完全にミスキャスト。
ブラックエンペラー三代目名誉総長、本間優二の出演シーンが少ないのは勿体ない。
探偵物語でお馴染みの山西道広、ナンシー・チェニーらの出演はファンには嬉しい。

あ、松田優作はピンクのエナメルのアポロキャップみたいなの被ってフリースタイル決めてます。

2019劇場鑑賞23本目
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