綾瀬はるかはグラビアアイドルだったし篠原涼子は東京パフォーマンスドールだった。安室奈美恵はスーパーモンキーズだったし小倉優子はこりん星に行く前は自分のキャラをどうするか悩んでいたという。
だれにでも駆け出しのころはあるって話。
「ミッドナイトスワン」であれだけ見事な映画をとり「獣道」でも一風変わったドラマを味あわせてくれた内田栄治。でも以前はこれだからな(さらにもっと前は小倉優子プログラムピクチャーもあるらしい。観たい!)
まあ素晴らしい?って聞かれたらいや酷いですよと答えちゃう。まあ紋切型の展開だし相変わらず敵のいるとこは「倉庫」だし(2000年以降の日本B級映画の大半は倉庫で撮られる。倉庫でしか撮ってはいけないのか。倉庫はべらぼうに安いのか、謎である)。
原作好きとしては雪藤はまだ許せるとしても、なぜヒロインは麗羅(矢島舞美)?ジュディじゃないのか、原作に忠実であるなら。
そしてこの人が出ていると僕が目を覆いたくなるのが「佐藤二郎」。今回は悪役も相変わらず「俺面白いだろ」演技は健在。すいません、佐藤二郎で一回も笑ったことねーからな。
と文句ばかり言ったけど(ついでにもう一文句言っておこう。格闘シーンは陳腐&陳腐だからな)唯一、落合モトキの雪藤はそれっぽい。雪藤は普段これくらいもじもじ女子とは喋れない君であってほしい。
あ、あと良かったとこ、もう一つ。雪藤のスポークが佐藤二郎の後頭部から口へと貫通するのは良かった。ブラックエンジェルズはそうこないと。
これ2も3も出ているんだけどいくら原作ファンとしてもそれを見るのは躊躇します。どうせ松田がでるだけだろって突っ込んどく。