Antaressさんの映画レビュー・感想・評価

Antaress

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ピザ!(2014年製作の映画)

3.3

全体的には面白いのに色々尻切れトンボ。

ニンジンのオッサンや、金持ちの友達、亡くなったお祖母ちゃん、拘留されてるお父さん、ピザ屋の人間たち、石炭を買い取ってくれるおばさん、地元の議員…

全部ぶん投
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.5

演奏中の表現がディズニーのファンタジアのオマージュみたいで好き。

日本アニメならではの精密な絵に眼福。

ジャズ専門店ではないけれど小〜中規模のライヴハウスに良く行くのでハコやら楽屋なんかの雰囲気が
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風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

5.0

何十回と観た大好きな映画。

ヴィヴィアン・リーもオリヴィア・デ•ハヴィラントも大好きな女優さんだしストーリーも豪華な衣装も調度品も全て好き。

アシュレイを演じたレスリー・ハワードだけが気に入らない
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劇場版 どうぶつの森(2006年製作の映画)

3.3

どうぶつの森好きでやりこんだ人意外には全くオススメしない映画。

自分は色んなバージョンをやりこんだので見ていてそれなりに楽しめた。好きなどうぶつが出て来ると思わず「可愛い!」と叫んだりw

当たり前
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.5

自分は老人介護施設で働いているので死は日常茶飯事だ。高齢者ともなると穏やかに亡くなる方が大半で死そのものは特別な事ではない。

重要なのは死に至るまでの老後をどの様に過ごせるかだ。施設に入所していれば
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ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い(2024年製作の映画)

3.5

神山健治監督作品なら神山アニメーションの絵と動きの美しさ、繊細さを堪能したくてファンは観に行くんだよ。

なのにこれは酷い。
雑なCG背景に切り貼りみたいな人物と動物が動いてるだけ。
とにかく生き物が
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みなさん、さようなら(2012年製作の映画)

3.7

団地内引きこもり男の切ないコメディ。

失礼ながらキモヲタな役が濱田岳にドンピシャ。

波瑠と倉科カナが彼のガールフレンド&恋人役になるのは納得行かない。
二人とも美人なのに濱田岳には勿体ない。もっと
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レッド・サン(1971年製作の映画)

4.0


☆男は黙ってサッポロビール。
☆う〜ん、マンダム…
☆D'urban c'est l'elegance de l'homme moderne

昔の大スターにはCMでの決まり文句があったものです。
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ルードヴィヒ/神々の黄昏(1972年製作の映画)

4.0

ヴィスコンティの死後、
「私はヴィスコンティの未亡人」
と語っていたヘルムート・バーガー主演の超豪華大作。

ヴィスコンティは貴族しか自宅に立ち入らせないとか聞いたことがあるがそれは嘘だと思う。
もち
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.8

初めて鑑賞した時、序盤でこんな鬱々とした映画は無理と思っていた。話が進むに連れヤスミンのパワフルなおばちゃんパワーに圧倒され楽しくなって行った。

今回は2度目の鑑賞。

砂漠の街の閉塞感。
砂の他に
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クリスマス・ツリー(1968年製作の映画)

3.5

綺麗な少年が水爆実験のせいで白血病に罹り亡くなると言う日本人大好きな御涙頂戴ストーリー。
当時大ヒットしたし、今も日本人てこう言うの好きよね。

核の在り方を考えるきっかけになるならこういった分かりや
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ネットワーク(1976年製作の映画)

4.0

ひたすらダイアナを演じるフェイ・ダナウェイがカッコいい。茶、ベージュ、白のいかにもキャリア・ウーマンなパリッとした着こなし。

カッコいいけどかなりのアタオカ。
仕事の為ならジイ様を誘惑して懇ろになる
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オーメン/オーメン666(2006年製作の映画)

3.2

元祖オーメンを殆ど覚えてないのだ。乳母車が坂を滑り落ちて行くシーンくらい。

で、このオーメン666である。

ミア・ファローが良い。
【ローズマリーの赤ちゃん】で悪魔のママを演じたのだものね。

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ジャッカルの日(1973年製作の映画)

4.8

女も男も色仕掛けで落とす有能殺し屋ジャッカルwww

ジャッカルのハニトラにハマるマダムとゲイはともかく警察側のオッサンは立ち場を弁えずハニトラに警戒心無さすぎ。往々にしてこう言う男多すぎる。 

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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

3.8

何やらワケ分からんと思ったらシェイクスピアが元なのか。ならばさもありなん。

『兄であり、父である』
ジャック・ニコルソンとフェイ・ダナウェイの【チャイナタウン】の男性版なのね。

そりゃそんな状況じ
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バラキ(1972年製作の映画)

3.3

ブロンソンもだけどリノ・ヴァンチュラかっこえええ!

しかし話をするのに同じベッドに並ぶ必要が?
腐女子釣りですか?そーですか、ありがとうございます。
キスの応酬しちゃうしマジでありがとうありがとうw
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JAWS/ジョーズ2(1978年製作の映画)

3.0

懲りない市長。
2としては王道の展開。

元のジョーズを知らなければ2でも十分面白いんだけどね。何せ元祖が神映画だからどうしても比べちゃうんで損はしてる。

午後ローでのんびり観るのには向いてる。

侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

4.7

シンプルにめちゃくちゃ面白い。

映画好きなら楽しめる。映画があまり好きでない人も楽しめる。時代劇好きでも、そうでない人も楽しめる。

自分は映画の中の映画が大好きだし【用心棒】が大好きなのだ。なので
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2度目のはなればなれ(2023年製作の映画)

4.5

静かな静かな高齢夫婦の愛の物語であり、反戦映画でもある。

私は高齢者施設で働いているが利用者さんから良く言われるのは「動けるうちにやりたいことをしておきなさい」と言うこと。

ほんそれなんだよね。
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ジェニファーズ・ボディ(2009年製作の映画)

3.3

アマンダちゃんとミーガン・フォックスのおレズシーンが眼福。ミーガンはキスが上手い。舌使いがエロいw

全体的に軽い学園ホラーものでそこそこ面白い及第点だけどエンドロールでの顛末の見せ方が好き。しっかり
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フリック・ストーリー(1975年製作の映画)

3.5

公開当時観に行ったのは確かだがほぼ覚えてないシリーズのうちの1本。

中学生の小娘だった私は内容も良く咀嚼出来ないまま、ただドロンさえ見られれば良かったのだ。まあ今もそこはあまり変わらないが。
サブス
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老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.7

今年母を見送ったばかりの身としてはダンナのアキラにクッソ苛々する。

葬儀屋とのやり取りも分かり過ぎるほど分かる。そーそー、棺桶なんてどうせ燃やしちゃうんだから1番安いので良いの。うちの場合は私の彼氏
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

2.9

着想は面白いんだけど脚本がガバガバ過ぎる。まず一国の長たる者への警備が薄過ぎだしあんな簡単に病院から脱走出来るわけない。そして見失うの簡単過ぎ。

三谷幸喜はドラマは面白いけど何回作っても映画はダメダ
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シオリノインム(2019年製作の映画)

3.5

エロくてええですな〜
B級感もええ塩梅。

ラブホで流れてるAVの良く出来たバージョンて感じ。そんな真剣に観なくて大丈夫。軽いエロ&ホラーを楽しみましょう。

よーするにシオリちゃんが欲求不満になると
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.6

立川グリーンナイトシネマにて。

昨年はここでフィールド・オブ・ドリームスを鑑賞。あれは屋外で観るのに最適な映画だった。内容的に大人の観客が多かったのも良かった。

今年はチャリチョコ。
三連休中日の
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

5.0

何度観ても安定の面白さ。

なかなかサメの全貌が見えないのは制作中のサメのオーディオアニマトロニクスが完成しなかったり、完成しても不具合があったからとか。逆にそれが功を奏してハッキリと見えないサメへの
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イノセンス(2004年製作の映画)

5.0

素子おおおーーーーーー!

田中敦子様、広大なネットの海に旅立ってしまわれたのですね…



普段、姿は見えずともバトーの窮地には駆け付ける貴女のことだもの。素子と共に、攻殻機動隊と共に永遠に…

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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

4.8

唯一無二の存在、アラン・ドロン。

ドロンが居なければ私は映画にハマることはなかったかもしれない。
少なくとも映画好きになるのがもう少し遅れていたのではと思う。

元々私の母が映画好きでその母がこの映
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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

3.6

終わり方唐突。

【去年マリエンバートで】を観た直後に口直し(笑)で鑑賞。【去年〜】は名作なんだろうが閉塞感で疲れた。

鬱々とした後に観るならハリウッド大作とかでも良かったのだけど何だかタイトルに惹
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1408号室(2007年製作の映画)

3.8

出た!スティーヴン・キングお得意の無限地獄www

キングの中編で【ジョウント】と言う小説があってあちらも無限地獄なんだけどどちらがより嫌かと問われたらどちらもめっちゃ嫌だ。嫌すぎる。

ありがちハリ
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去年マリエンバートで(1961年製作の映画)

3.5

偏執狂的に繰り返すしつこさとシュールさは往年のドイツの電子音楽グループ、クラフトークを彷彿とさせる。

それからベルギーのシュールリアリズムの画家ルネ・マグリットも。

上記はどちらも無機質な男性のイ
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ムトゥ 踊るマハラジャ(1995年製作の映画)

2.7

よー分からん。
ドリフとか吉本新喜劇とかベタなお笑いが好きな人は楽しめそう。

私は苦手だ。

主人公こんなオッサンでいいんかい。イケおじでもないし。

ランガのキンキン声が苦手。
何か吹き替えっぽく
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キャメラを止めるな!(2022年製作の映画)

2.8


秀逸なのは
※【カメラ】を【キャメラ】に変えた邦題、
※オリジナルと同じに監督の娘が映画シャツを着ているところ、
※音響さん、
※エンディングのアルファベット順にキャスト名が出て来るところ。

それ
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フェーム(1980年製作の映画)

4.5

同じ頃の似た雰囲気の映画でフラッシュ・ダンスがあるけどあちらより自分はフェームの方が断然好み。

フラッシュ・ダンスがハリウッド王道のサクセス・ストーリー(サクセスまでは行かないけどそう思わせる終わり
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東京画(1985年製作の映画)

3.8

この作品を観たらヴェンダースがパーフェクト•デイズを作った意味が良く分かった。

失われた戦後の日本人の美徳をヴェンダースは求めていたのだな。

日本人で還暦をだいぶ過ぎた自分も小津映画にはノスタルジ
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バービー(2023年製作の映画)

3.5

ロードショーで見逃したので[哀れなるものたち]と2本立てで鑑賞。
しかも両方ともパンフレットゲット!早稲田松竹バンザイ!

この両作どちらも女性の自我の目覚めを描いている。

[バービー]は始め軽いタ
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