tilyokujinさんの映画レビュー・感想・評価

tilyokujin

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GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版(1995年製作の映画)

3.6

op/edの古典的な音楽と、全てが電子情報となった近未来の世界の対比融合でまず痺れた。
前半は内容の理解に苦しむも、後半にかけて人形使いと警察側の対戦と分かり、サイバーSFの世界に没入
日本の街並みが
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お引越し(1993年製作の映画)

4.8

まさに子供は「自由」 大人は「勝手」という違いのように、子供と大人が対極として描かれている。ラストシーンにかけての解釈は、琵琶湖のお爺ちゃん家族の話で初めて死を実感し、「なんでなん?」だけでは回答が来>>続きを読む

ションベン・ライダー(1983年製作の映画)

3.3

カット割りが少なかったり、俯瞰ショットなので役者達の演技ありきで、アクションシーンもスタントマン多分無しで、、役者の負担多そう。
ブルース 辞書 ジョジョのトリオが楽しそうで、ロシアンルレットしたり、
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ラブホテル(1985年製作の映画)

3.3

階段を昇降していく背中を追ったり、ビル丸々一つ使ってワンカット撮ったり、楽しい映画だなー
内容は、2年前に殺人未遂レイプした人に好かれるというなんとも非現実的な内容だけど、速水典子のお部屋と洋服が可愛
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現金に体を張れ(1956年製作の映画)

3.9

犯人側の目線で計画が少しずつ狂っていくドキドキ感はヒッチコックサスペンス並み!
警官2人が空港のドアをゆっくり開けて同じ動きをするシーン。天才過ぎて鳥肌立った。

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.1

ずっと観るのを勿体ぶっていたが
坂本龍一 :音を視る 時を聴く の為に鑑賞。

それぞれ守るべき物の為に戦う。特にデビッドボウイ演じるジャックセリアズは自分や身内を大事にしている気がして、それと反して
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ヒッチコックの映画術(2022年製作の映画)

4.0

妻との思い出を映画に昇華させ、残す。
意外にも観客の視点を持って観客に楽しんでもらえるように。そうして自分も楽しむ。まさに観客と遊んでいたのがヒッチコック。

これまで観てきたヒッチコック作品がシーン
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ヒッチコック/トリュフォー(2015年製作の映画)

3.7

更に好きになった。ヒッチコック愛の溢れる出演監督達

黒澤明:「ヒッチコックはバイブル。だが真似だけはしない」

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.3

最近の映画ではベスト(と言っても配信まで映画館行けなかったけど)

役所広司の演技全部がなんかイイ。目線の動き方とか。どことなく俺と同じ感じ、ずーっとキョロキョロして愛おしいものを探してる。いつもいる
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.4

珈琲とおにぎりは人に作って貰った方が美味しくなる。本当にそうだね。
なんだか最寄りの大岡山にあった隠れbarネコさんのお店を思い出した。
あとはバクダッドカフェとか

この世には行きたいお店も開きたい
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PIGGY ピギー(2022年製作の映画)

3.7

いじめられた女の子のグリグリ復讐劇かと思ったけど、もっと繊細な女の子のお話だった。
「隠れる」という行為が作中50回ほど出てた気がする。みんな隠れてる。人は後ろめたさや恐怖が原因で隠れる。
ラストシー
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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.5

自閉気味の姉にばかり世話をする母親。

良くない家庭環境を築きあげた。
悪者そうじゃない男の子が、猫を虐めて殺したりが怖い
子供は外で遊んでて偉い

北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

3.9

ヒッチコック本人のいきなりのカメオ出演で笑いを撮りに来ていたが、ストーリー性はヒッチコック作品の中でもピカイチ。
女性スパイとの恋愛がどちらに転ぶか。ラストの寝台列車でトンネルに入っていくシーンが比喩
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

3.8

マイソンが作った歌(再婚妻とギター弾きながら歌っていた曲)が歌詞含めてめちゃくちゃいい曲だった

他にも挿入歌やテレビの向こう側で流れる映像。ゲーム機がそれぞれ懐かしい。Wii、ゲームボーイ等

未来
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(2017年製作の映画)

3.4

山田孝之が一番かっこいい写り方してた

会話や背景はかなり省かれているものの、2人の気まずい演技から関係性がじわーって見えてくる。
良い話 では無いが日本でしか撮れないような題材,風景,演技が心地よか
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グレムリン2/新種誕生(1990年製作の映画)

4.0

今回も自分の体から悪魔が産まれてしまい悔しがるギズモ、、、(癒し)
ギズモの出番は少なかったが、筋トレしたり武器作ったり1人で頑張ってたから満点!

社長も社員の意見を絶対反対せずに、常により良くして
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グレムリン(1984年製作の映画)

3.6

ギズモーーー、、、
自分の体から悪魔が産まれてしまうというどうしようもない恐ろしい事象に、ただ悔しがるしかないギズモが可愛すぎた。

ゲット・デュークト !(2019年製作の映画)

2.9

DJビートルートが農村に爆ウケしてて採鉱だった。ブラックユーモア系でも無くおバカ系で観やすい(途中寝てしまったが)
リプリベンジのアリス・ロウが警官役として出ていてパン泥棒も捕まえたの面白かった

知りすぎていた男(1956年製作の映画)

3.7

ジェームズスチュワートとヒッチコックの緊張感のあるサスペンスとの相性よさ

冒頭のシンバルが繋がってきて改めて脚本の素晴らしさを思い知らされた

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

2.8

人形ホラー的に現代版で作るならせめてド派手に殺すなどをやってくれないと、観た意味も無かったかな
飽きなかったが、怖くもグロくもない

めまい(1958年製作の映画)

3.7

観ているこちら側もめまいや高所恐怖症にかられているような映像表現が半世紀前にされていたのか!
ジュディの告白によって物語が180度展開し出すけど、最後は女性が従順過ぎるのが時代感じた。メガネの同居人女
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震える舌(1980年製作の映画)

4.3

子供の演技が凄過ぎる。
叫び声と共に痙攣を起こし反り返ってしまうのも、音と映像が脳裏に焼き付いてたまに今でも思い出してしまうくらい、辛い。

本当に最後奇跡が起きて良かった。こうして家族は強くなってい
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夢二(1991年製作の映画)

3.8

あなたを美しく描けるのは私しかいないのです。沢田研二演じる竹下夢二が色気と狂気じみた才能を各地で振りまいていく。
沢田研二はピストルが似合うな~、意外とすね毛濃かった。

特に巴代には女性としての強さ
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.6

jesus christばっか言ってる
主人公か次々と死んでいくので前半は誰が主人公なんだという面白さ。
パッケージの豚さんがお洋服を着ているというのは富裕層が下民に対する皮肉らしいけど、それすらも逆
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モンスター(2003年製作の映画)

4.0

最終誰が悪かったのかという話にはなるが
アイリーンは誰かに必要とされて愛されたかっただけ。教育も受けれず選択肢は無かった。そして、善意については内心分かっている。だが、選択肢が無いという現実。
いちば
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ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

4.0

和洋折衷が入り混じった世界観の中で、日本映画最高峰としての良さが要所要所で感じられる。大正浪漫三部作その1
理解する必要はなく、ただ作品と世界観を感じ取ることができればこの映画は楽しめる。

音は後付
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.7

色々な時代で様々な監督がゴジラを描いてきたが、山崎貴監督は3丁目の夕日感が良い意味でも悪い意味でも満載だった
CGは確かに綺麗だったがもう、造形が元のゴジラとはかけ離れている。50年前のゴジラで充分迫
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.9

学者は堅苦しい学問に沿った意見しか出せず(事実に基づいている為、不明なものは不明で憶測に頼ることはできない)、役所はこの問題はどこの役所か。ということにしか気が回らない。手続きを踏まなければ会議すら出>>続きを読む

ゴジラ(1984年製作の映画)

2.8

1954年のゴジラとは違い、目つきが悪い笑
より人形(おもちゃ)っぽくなってしまったのが残念

日本政府や国際政府の動きがメイン

ゴジラ(1954年製作の映画)

3.6

シンゴジラ-1.0の鑑賞を決めたので一番古いゴジラから順に観てみた。
1954年製作
映像のスケールによってミニチュアから原寸セットまで、使い分けてゴジラの迫力。壮大さ。を巧妙に表現。
戦後10年程
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.6

オーストラリアのいとこに影響されて日本の”アニメ”に興味を持ってみようと鑑賞2

JAZZも好きで作品としては良かったが、演奏の演出を頑張り過ぎて(?)、レーザーみたいなのを発射し始めたのは要らなかっ
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最終絶叫計画(2000年製作の映画)

4.0

お菓子ボリボリしながらハロウィーンの日に観るのが最秀計画。50作くらいの名作映画がパロディとして使われていたので、何個あるかなクイズ大会したい!

サンクスギビング(2023年製作の映画)

4.2

冒頭のスーパーのセールで大量死者が出る人間パニック映画最高すぎる。
殺し方もバラエティに富んで飽きない!ちゃんとグロなのにコミカルに描いてるし、犯人誰だ要素もあるので、初デートで観たい映画ですね。
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ルックバック(2024年製作の映画)

3.2

必死に描いて描いて描いて描きまくって、急にポイって、やーーめたっ、ってなったシーン良かったな。
原作作者にもこういう過去があったりするのかなー

オーストラリアのいとこに影響されて日本の”アニメ”に興
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プリベンジ(2016年製作の映画)

4.5

最近の子供は甘やかすと良くないね。
「あれが欲しい」とか「あの人を殺して」とか「あのひとの男根を切って」とか言い始めちゃう。
偶然にもこの前に見たpsychoのオチと重なる部分もあり

妊娠を機に仕事
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