フクイヒロシさんの映画レビュー・感想・評価

フクイヒロシ

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〝四コマ映画〟というのをせっせと描いています。 映画垢→ https://note.com/fukuihiroshi/m/mb01a6b8589c2 本職はイラストレーターです→http://29…

〝四コマ映画〟というのをせっせと描いています。 映画垢→ https://note.com/fukuihiroshi/m/mb01a6b8589c2 本職はイラストレーターです→http://291illust.blogspot.com

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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.5

2024年に『テルマ&ルイーズ』4K上映!
ってのがありまして、4Kブームとは言え、『テルマ&ルイーズ』なんだ!と驚きました。

なぜなら観てなかったから。。観てなら「4K!そりゃそうだ!」と膝を打っ
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ジョニーは戦場へ行った(1971年製作の映画)

4.0

漫画『赤狩り THE RED RAT IN HOLLYWOOD』は『ローマの休日』から始まり、この『ジョニーは戦場へ行った』で終わる。

『ジョニーは戦場へ行った』は赤狩りに遭った脚本家ドルトン・トラ
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.5

まず、山本おさむの漫画『赤狩り THE RED RAT IN HOLLYWOOD』全10巻(2017年〜2021年)の話。

赤狩りの嵐吹き荒れるアメリカ。
権力の弾圧の中で映画人たちはどのように闘い
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波止場(1954年製作の映画)

4.0

1952年、赤狩りの時代に仲間の名前を11人の名前を挙げたエリア・カザン監督。

それにより逮捕もされず映画界からも追われず順調に映画を作ることができたが、
その〝告発〟は仲間を売ったとされた。

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ノー・アザー・ランド 故郷は他にない(2024年製作の映画)

5.0

どう考えても「ナシ」のことが延々と映っている。。

無抵抗の村人の家に軍が押し寄せて家を破壊して帰っていく。
新しく家を建てる許可も与えず
無許可で建てたらそれもブルドーザーで破壊する。

村の学校も
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ドリーム・シナリオ(2023年製作の映画)

4.0

10年くらい前?
日本でも「夢男」が流行りましたよね。
僕も夢に夢男が出てきたんですよ。

でも怖くはなくて、
顔が相当印象的だし、
そもそも夢に出てくるっていう設定だし
まぁ出てくるわなぁという感じ
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セプテンバー5(2024年製作の映画)

4.0

まずこの事件を知らなかったのでびっっくりしました。。

スピルバーグの『ミュンヘン』もこれを描いてたものなんですね。
観てないもんで。。

**

テレビというものを手に入れた人類がまだその扱い方がわ
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インサイド・ヘッド2(2024年製作の映画)

4.0

前作が名作すぎた。

前作は感情や記憶を視覚化したデザイン力の高さに泣けた。
それくらいにウルトラスペシャルなことを前作ではやっていた。

今作ではその驚きはさすがに少ないよね。。

**

ただ、映
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拳銃魔(1949年製作の映画)

4.0

ダルトン・トランボが赤狩りによってハリウッドで映画が撮れなくなって、
偽名で脚本を書いたB級映画。

雑ではある。

が、
B級らしい低予算の魅力はあるし、
展開が多く飽きない。
ジリジリと追い詰めら
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メカバース:少年とロボット(2023年製作の映画)

4.0

FILMAGAにて映画『メカバース:少年とロボット』のあらすじ四コマ漫画を描かせていただいております!
ぜひご覧ください。

https://filmaga.filmarks.com/articles
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リアル・ペイン〜心の旅〜(2024年製作の映画)

4.0

ジェシー・アイゼンバーグの映画なんですね。
監督&脚本&主演。

彼自身ユダヤ系アメリカ人なのでこの主人公と遠くない心情をお持ちなのかなと想像します。

**

いとこのベンジーは彼のイマジナリーフレ
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ハロルド・フライのまさかの旅立ち(2023年製作の映画)

4.0

実話じゃないんですね。

原作者が「実際に病に侵された方のために歩いた人がいるという話を聞いたこと」があるってことで原作小説を書いてヒットし、映画化してヒット。

**

映画自体はめちゃくちゃいいで
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光る川(2024年製作の映画)

4.0

今年初の劇場&試写会は 『光る川』でした!

正直最近映画を観るのに疲れてしまって(生きるだけで大変…)ましたが、
あぁこういう映画が観たかったんだ俺…と浄化されました。。

二つの時代、二つの場所を
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キリコの風景(1998年製作の映画)

4.0

学生時代に観て不思議な印象が残っていてまた観たいと思いつつVHS買うしか術がなく、VHS見れないし…とずっと観ていなかった映画。

ギリ90年代の邦画。
僕の青春期なのでね。
採点は甘いですよ。

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ヌードの映画史~黎明期から現代へ~(2020年製作の映画)

4.0

そもそもこのドキュメンタリーは、2017年に活発化した#MeToo運動の流れで作られている。

MeToo運動自体は2006年からあるとのこと。

日本での#MeToo運動は爆発はしなかったけれど
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パイパニック(1998年製作の映画)

3.0

感想書いてない映画が溜まっていく一方なのにこれについて書く私とは。

**

パイパニックのパイはオッパイのパイでしょう。
てことはパイパニックは邦題。

原題はBITANIC。
バイセクシュアルのB
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.0

良かった!
めっちゃ王道ストーリー!!
400回くらい観たことある展開の連続!!
定型の羅列!!

つまり何回も泣いた。。
思うがままにに泣かされてしまった。。

**

人種差別の話ですね。
それを
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

やっとこさ観ました。
『ひろしま』(https://filmarks.com/movies/16071?mark_id=170727401)を先に観ました。

同時上映すれば良かったし
配信で『オッペ
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ひろしま(1953年製作の映画)

5.0

◼️四コマ映画『ひろしま』
https://note.com/fukuihiroshi/n/n8b86bd99f115


◼️以下リンクから『ひろしま』を観ることができます

https://ino
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.5

福山雅治じゃなくて大森南朋とか平山浩行とか、
野間口徹とかもいいかも、切なさが際立つ。

**

「わぁ!先輩と初めて握手したぁ!」
の松たか子の距離感はやっぱ素晴らしい。

このセリフを臭く言われた
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WALK UP(2022年製作の映画)

4.0

パラレルワールドなのか時系列なのか。
どれかひとつが現実であとは夢なのか。

は〜あ、とろけちゃうね。。
大人の映画。。

パラレルワールドだろうと時系列だろうと夢であろうとどれでも良くて、
というの
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ブルーピリオド(2024年製作の映画)

3.5

この暗さはとても個性的だと思います。

原作漫画があり、アニメがあり、さぁ実写映画化するぞってときに映画は映画なりの魅力を持たせようとしたんだと思います。

CM出身の映画監督らしい映像美と
若手俳優
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Love Letter(1995年製作の映画)

3.5

そういえば観ていなかったので拝見しました。

**

95年の映画ですね。
90年代の日本の映画界は今と違って洋高邦低。
洋画が強くて邦画は弱い状態。

ジブリとかゴジラとかガメラとか『息子』とか『シ
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大麻と金と宗教~レバノンの“ ドラッグ王 ”を追う~(2021年製作の映画)

3.5

『アフガン・ドラッグトレイル』(2023)、『戦場記者』(2022)の須賀川拓監督の2021年の作品。

**

一応映画として発表されてるのかな?
55分だしニュース映像のたっぷり版という印象。
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

3.5

90年代のドイツ映画。
国内で火がつき世界的なヒットへ。
日本でもミニシアターで大ヒット。

**

もっと渋いノワール的な映画かと思ったら
結構ライトなコメディアクション。

余命モノではあるけど、
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HAPPYEND(2024年製作の映画)

4.0

エドワード・ヤン監督『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』(1992)っぽいと思ったら、
空音監督にとって「エドワード・ヤンは永遠のアイドル」とのこと。

**

社会問題ってだいたい弱者の方へ向かっ
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トラップ(2024年製作の映画)

3.5

M・ナイト・シャマラン監督の新作映画『トラップ』の劇場用パンフレットでイラスト描かせていただきました。

主人公のサイコパス父さんクーパーの奇妙な行為をいくつか描いております。

ぜひお手に取ってみて
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

4.0

四コマ映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』→https://note.com/fukuihiroshi/n/n3e0ed2040d10

*****

◼️前作『ジョーカー』(2019)の好きなとこ
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本心(2024年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

原作者いわくテーマは「最愛の人の他者性」とのこと。

めちゃくちゃ大事ですよね。。
僕はパートナーとも親や兄弟ともかなり強い他者性を感じてます。

若い頃はとくにパートナーについてはもうちょい自分と近
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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

3.5

『ファースト・カウ』が素晴らしかったので同監督の2006年の『オールド・ジョイ』。

製作にケイト・ブランシェット主演『キャロル』の監督をしたトッド・ヘインズもいますね。

**

だいぶ低予算感の強
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ルックバック(2024年製作の映画)

3.5

「なんで描いてんだろ なんの役にも立たないのに」

**

藤本先生の四コマ漫画が面白すぎて。。
だいたいこういう作中作品ってつまんないことが多いんですけど、
藤田先生の四コマ全部読みたいっ!てなるく
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この父に罪ありや(1937年製作の映画)

3.5

お、どなたかがリクエストしてくれたのかな?
今まで登録されていなかった『この父に罪ありや』。

おそらく国立アーカイブでの『没後50年 映画監督 田坂具隆』での企画上映があってフィルマークスに登録され
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マダムと泥棒(1955年製作の映画)

4.0

面白い!
老女がたくさん集まる様子はなんか面白いってのは昔から変わらないんですね。

結構死人が出るのでびっくりするけど
終始ほのぼの感が失われないのがうまい。

**

強盗団が何も知らないひとり老
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

5.0

「ニューヨークでは泣けないの?」

「私は人生をつかみたい。なのにソウル行きの便ばかり探してる」

**

名作ぅぅ!
恋愛というよりは、
結構可能性高くあったかもしれないもう一つの人生、でしょうね。
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ファースト・カウ(2019年製作の映画)

4.0

ケリー・ライカート監督は初めて観ました。
びっくり!
こんな映画撮る人がいるのかっ!!

2時間の映画で1時間経ってやっとドーナツを揚げはじめましたよ。

それまでの1時間何やってたんだっけ、と。
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チャイナタウン(1974年製作の映画)

3.0

そりゃまぁカッコいいし
まぁ話も面白いけど

登場人物ほぼ男の中での
超絶美女のファムファタルへの男たちの視線が今となってはキモい。

監督の性犯罪もあって
このファムファタルが背負わされた過去の設定
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