タトゥウィーンみたいな星が舞台の癒しSF映画。おそらく社会批判をしているが、クーという言葉の汎用性などクスッと笑えるようなユルイ映画で楽しめた。
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話の内容は男女の逃避行でシンプルなはずなのに、さまざまな小説からの引用で難解に感じてしまう。フェルディナンは常に本を読んだり、文章を書いたりする静的な人物。反対にマリアンヌは音楽が好きでミュージカルパ>>続きを読む
想像以上にグロくて驚いた。遊星からの物体Xで特殊メイクを担当したロブ・ボッティンという人が関わっているということで納得できた。グロ描写は印象的だし、ロボットと顔の境目の部分が目に焼き付いた。また、有害>>続きを読む
古い映画だが、今のホラー映画とは別種の怖さがあった。怪物の造形は言わずもがなで、セットも怪物の醜さやフランケンシュタイン博士の精神状態を表すかのようなぐにゃりと曲がった壁など不気味なものになっていて、>>続きを読む
前半はSF風の社会風刺映画で1984年のように気づかないうちに見えない何者かに支配されているというものだった。サングラスをかけたあたりから急にコメディっぽくなって笑えた。特に喧嘩シーンは長すぎて途中巻>>続きを読む
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ローレンスはみんなの黒歴史みたいな存在で、愛おしいと思う反面、痛いと思うところもたくさんあった。ローレンスには世間を知らないことによる全能感がある。多分厨二病的なやつ。レンタルビデオ屋でバイトするとい>>続きを読む
昔のSF映画ということで、侮っていたが一周回って今のレトロフューチャーっぽいなと思った。個人的にはドラマのロキを思い出した。ストーリーも最後の人間は神にはなれないというセリフから分かるように哲学的でア>>続きを読む
内容自体はけっこうしょうもないのに、ウディアレンのオシャレなセリフ回しなどで見れるようになっていた。個人的にこの映画は背景を見るものだと思う。モノクロのニューヨークは美しく、映画の魔法がかかっていた。>>続きを読む
キートン作品初鑑賞。有名なカーアクションや貯水庫のシーンなどこれをCGなしで、涼しい顔してやってしまうキートンは改めてバケモノだなと思った。夢のシーンでの映画のスクリーンと外が繋がっているところなど視>>続きを読む
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三部作で一番面白かった。「ゾンビ」はコメディ要素が強く、コミックっぽかったのに対して、「死霊のえじき」はゾンビの怖い部分を描いていたように感じた。また、ゾンビ作品でよくある結局人同士で争う要素は映画内>>続きを読む
自分が生まれてから死ぬまで、交われる人なんていない。親だって先に死ぬし、子供の頃にできた友達で大人になっても付き合いのあるような人は少ない。全くいない人もいるだろう。私はこの映画を見る前までは、過去の>>続きを読む
この映画見て感じたのは交流することの素晴らしさだった。砂漠にポツリと建つバグダッドカフェ。最初は寂れた場所だったが、ジャスミンがやってきてから少しずつ変わり始める。単純に部屋も掃除されるし、色使いが綺>>続きを読む
見終わって感じたのは世界の見え方その人の写し鏡なんだなと思った。主人公のダニエルは本編のセリフでもある通り、人間嫌いで人と関わらずにいられるくらい金が欲しいと言っている。彼は自分に寄ってくる人は全員が>>続きを読む
近年のAIの発展から考えると、そんなに遠くない未来にAIに本気で恋する人も現れるんだろうなと思った。そうなった時にこの映画はもっと評価されるのではとも思った。物語の結末からするとおそらく自分が生きてる>>続きを読む