情報の量は少ないけど、濃さが半端じゃない
色のある世界と色のない世界が使い分けられていて、色のない世界は主人公アンドレイの夢、記憶、あるいは想像を映し、色のある世界は現実を映す
でも色のある世界も>>続きを読む
慈善事業をしていてもうすぐ子供ができるマークと、ヒッピースタイルの自由な生活をしているカート
お互いの生き方に対して理解はありながらも距離を感じ合っていて、それが埋まるわけでもない
映画全体を通し>>続きを読む
父親役の演技が素晴らしい
神秘的ながら人間的な闇を、強さを、弱さを、ひとつの沈黙であまるほど雄弁に語ってしまうその存在のあり方が、この映画の叙情的な魅力を何倍にも増幅させていると思います。
印象的>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
喪失と快復の物語 の皮を被った、純粋で切実な映画賛歌!
元恋人の主人公に対する「あなたは今でも映画監督よ」という台詞が、この映画の全てを物語っていると思います。
普通の物語なら、記憶を失った>>続きを読む
舞台は内戦直後のスペイン・カスティーリャ地方。共和派の人民戦線政府とフランコ総統軍の間での激戦の末、フランコ軍は独裁政権を打ち立て、この作品が公開された1973年にも依然として実権を握っていました。>>続きを読む