帰ってきたダメ男さんの映画レビュー・感想・評価

帰ってきたダメ男

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セキュリティ・チェック(2024年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

年の終わりにやってきた、Netflixオリジナル!
ノンストップ展開、かつ主人公がずっと犯人に一歩先を取られ続ける展開で目を離せなかった。
最後はアツい「いっけええええ!」展開もあり、ラストは小洒落て
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室町無頼(2024年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

おそらく蓮田兵衛もしくは骨皮道賢という人物、初の映像化なのでは?
大泉洋という役者は三枚目、生真面目な役、そして「鎌倉殿」で見せたどこか何を考えているのか掴めない怖い人物まで実に芸達者に演じることので
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ハント(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

イ・ジョンジェ初の監督作品。
1983年のラングーン事件を中心にフィクション厚めで映画化された韓国近現代史モノ。
全斗煥は韓国史においては当然ではあるが一貫して悪役だね。ビジュアル的にわかりやすいハゲ
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テロ、ライブ(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

面白い韓国映画を突き詰めたような作品!
次から次へと展開され、登場人物は基本的にみんな悪。
そして社会問題。

すごい熱量とわけわからんテンションで見ている中で、「なぜ一言謝れない?」が響いた。
私も
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KT(2002年製作の映画)

2.2

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1973年に韓国の民主化推進の政治家・金大中が日本国内で拉致された事件の映画化。
韓国映画が強い韓国近現代史モノ…ではなくこれは日本映画。2002年公開だが、当時の映像作品ってこんなに古くさい感じだっ
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

もはやホラー映画ではないよね。
前作は必ず鑑賞のうえでご覧ください!タイプの続編だけど、これは2作目の方が好き!

冒頭から「コイツにスポット当てるの!?」のサプライズあり、前作でよく考えるとなぜルー
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侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

良かった!

宇多丸さんの批評のように3幕に分けて感想。
まず第1幕はタイムスリップコメディー。武士が現代を受け入れていく過程がリアルに感じた。大げさすぎず、尋常じゃないことがこの身に起きてるぞ…?と
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ソウルの春(2023年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

1979年に起きた「粛軍クーデター」を描く韓国近現代史モノの傑作!
韓国映画であの毛量の少ない頭(全斗煥)が出てきた場合は間違いなく悪役、というのはお約束なのか。
「アシュラ」の監督だから深く考えずに
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

大好きなタイムループもの。続編の「2U」と合わせて観るのが一番だが、本作だけでも楽しめる。

ツリーちゃん役の女優は他の作品で拝見したことはないのだが、文句ナシにこの作品に於いては大スターといえる。序
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グランメゾン・パリ(2024年製作の映画)

3.7

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ちょっと前にネトフリで夫婦ともにハマったドラマの映画化続編。
公開直前のスペシャルドラマを見ずに劇場へ行ってしまったけれど、パリにいる経緯と一部おなじみキャラがいない理由がわからないくらいでストーリー
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パラサイト(1998年製作の映画)

3.1

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今や「じゃない方のパラサイト」とか言われがちな佳作。公開当時劇場まで見に行った。
監督、脚本、演者と意外とすべて(後の、を含む)一流どころが揃っているだけに良くまとまっている手堅い学園SFホラーもの、
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ホワイトバード はじまりのワンダー(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

傑作「ワンダー 君は太陽」の続編?スピンオフ?が公開される、というので迷わず劇場にて鑑賞。
「ワンダー」はラストみんなが良かったね…というなかだた1人「退学した」じゃなくて「退学させられた」いじめっ子
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ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

公開当時劇場で見たのを久々に鑑賞!

まずは設定アイデアの勝利ですね。この設定でしか味わえない恐怖がある。ホラー界の新発見。
シリーズを通しても少しずつ新ルールを出していっているのが好印象。

1作目
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

まずはイザベルファーマンさんの意気を買いたい。たしかにまだエスターとして成立できていた。

物語は大きなどんでん返しがあるのだが、それが中盤にわかってしまう。その後、コントみたいなバトルを少し繰り広げ
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エスター(2009年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

娯楽作!
「透明人間」のように「声が届かない孤独や怖さ」みたいな裏テーマを感じさせることもなく、Jホラー的ないそうでいない…からジャンプスケア、そしてモロなサイコ殺人鬼描写までもりだくさん!

子供だ
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ルックバック(2024年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

原作も読みました。
原作のアニメ化作品として誠実に作られているな、という印象。オープニングや、藤野が京本に「認められてたッ!」で小躍りしながらモチベーションを取り戻すシーンはアニメの良さを加えつつ原作
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

未解決事件を追う手法、アナログに当時の写真を深掘りし、記録と事実を突き合わせていく地味な捜査をテンポ良く映像化した作品。
それと同時にキャラクター立ちも秀逸で特にリスベットの造形は見事!

最初に予告
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室井慎次 生き続ける者(2024年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

先行上映で鑑賞。
前作は期待も込めて推しつつ、今作も思っていたより事件は動かずとも室井さんの「家族で悩んでいることも楽しい」というセリフで僕自身のライフステージの変化にも重ねて感動。
室井さん、警察で
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ボーイズ・イン・ザ・ボート ~若者たちが託した夢(2023年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

1936年ベルリンオリンピックで男子エイト金メダルを獲得したワシントン大学クルーの実話。
時間配分間違えてるんじゃないかな…?
労働者階級出身の主人公はじめ仲間たちが大学に通いながら、生きるために/勉
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室井慎次 敗れざる者(2024年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

今回は室井さんが主役といえど、踊る大捜査線シリーズ約12年ぶりの再始動。踊るシリーズは映画2以降正直ビミョーだが、再始動となるともちろん期待大!
時間をおいたのが良かったのか、また前編後編に分けたおか
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容疑者 室井慎次(2005年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

室井さんてこんなしゃべらないんだっけ……?

セットがすべて違和感があり物語に乗れない。教会の警察署も謎だし、灰島の事務所は体育館か? 観念、象徴をリアルにした結果?

警察庁と警視庁の権力闘争も物語
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交渉人 真下正義(2005年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

2024年の室井慎次新作公開を前に再鑑賞!
作中で示されるように往年のパニック映画を踊るワールドで再構築しようとした意欲作!だと思う。
さらに踊るエッセンスとして「仕事がんばってる人」を中心に持ってき
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犯罪都市 PUNISHMENT(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

犯罪都市の4作目。
ややコメディーに振りすぎかな、と思われた3作目から路線を戻しサスペンス要素を強めた印象。
ヴィランも容赦なく殺しを遂行し、マ・ソクト刑事はともかく仲間は遭遇したらヤバそう……と思わ
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